10.1.3 実行環境
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リバランスユティリティは,HiRDBが稼働中のときだけ実行できます。
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リバランスユティリティは,シングルサーバ又はシステムマネジャがあるサーバマシンで実行できます。
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リバランス表,及びインデクスが格納されているRDエリアの,オープン属性及びRDエリアの状態によってリバランスユティリティの実行可否が変わります。リバランスユティリティの実行可否については,「コマンド実行時のRDエリアの状態」を参照してください。
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リバランスユティリティ実行時,制御情報ファイルでファイル出力先を指定しない場合,次の表に示すディレクトリにファイルを出力します。
表10‒2 pdrbalがサーバでファイルを出力するディレクトリ 制御文※1の指定
システム定義のpd_tmp_directoryオペランドの指定
あり
なし
環境変数TMP※2の指定
あり
なし
あり
制御文に指定したディレクトリ又はファイル
なし
pd_tmp_directoryに指定したディレクトリ
TMPに指定したディレクトリ
%PDDIR%\tmpディレクトリ
表10‒3 コマンド実行環境でファイルを出力するディレクトリ report文の指定
システム定義のpd_tmp_directoryオペランドの指定
あり
なし
環境変数TMP※の指定
あり
なし
あり
制御文に指定したディレクトリ又はファイル
なし
pd_tmp_directoryに指定したディレクトリ
TMPに指定したディレクトリ
%PDDIR%\tmpディレクトリ
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回復不要FESがある場合,回復不要FESの適用有無とフロントエンドサーバの稼働状態によってpdrbalの実行可否が異なります。pdrbalの実行可否を次に示します。
回復不要FES
pdrbalの実行可否
適用していないフロントエンドサーバ
適用しているフロントエンドサーバ
すべて稼働中
なし
○
一部停止中
×(フロントエンドサーバが停止中のため)
すべて停止中
×(表定義が取得できないため)
すべて稼働中
すべて稼働中
○
一部停止中
○
すべて停止中
○
なし
すべて稼働中
○
一部停止中
○
すべて停止中
×(表定義が取得できないため)
- (凡例)
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○:実行できます。
×:実行できません。