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ノンストップデータベース HiRDB Version 9 コマンドリファレンス(Windows(R)用)


7.1 データベース構成変更ユティリティの機能

実行者 HiRDB管理者が実行できます

データベース構成変更ユティリティ(pdmod)は,RDエリアの追加,拡張,又は再初期化など,データベースの物理構成を変更するためのユティリティです。

データベースへの表の追加,更新を繰り返すことによって生じるRDエリアの容量不足などを解消します。

pdmodの機能と,RDエリアの種類との関係を次の表に示します。

表7‒1 機能とRDエリアの種類との関係

機能

RDエリアの種類

マスタディレクトリ用

データディレクトリ用

データディクショナリ用

データディクショナリLOB用

ユーザ用

ユーザLOB用

リスト用

レジストリ用

レジストリLOB用

RDエリアの追加

×

×

※1

×

×

RDエリアの拡張

RDエリアの再初期化

×

×

×

※2

RDエリアの削除

×

×

×※3

×

×

×

RDエリアの移動

×

×

×

×

※4

×

×

×

ディクショナリ表の属性定義変更

RDエリアの属性変更

RDエリア名

×

オープン契機

×

×

×

×

×

×

自動増分

×

×

×

HiRDB/シングルサーバ構成からHiRDB/パラレルサーバ構成へのRDエリアの変更

監査人の登録

監査証跡表の作成

×

×

×

×

※4

×

×

×

×

(凡例)

○:実行できます。

×:実行できません。

−:該当しません。

注※1

RDエリアを追加する場合は,必ず2個追加してください。

注※2

ストアドプロシジャ,又はストアドファンクションのオブジェクトが格納されているRDエリアだけ実行できます。

注※3

解析情報表及び運用履歴表を格納するデータディクショナリ用RDエリアの場合,実行できます。

注※4

一時表用RDエリアの場合,実行できません。