5.1.10 実行者
- 〈この項の構成〉
(1) コネクト権限
pdloadを実行するユーザ(-uオプション,又はPDUSER環境変数に設定した認可識別子)は,HiRDBに対するコネクト権限が必要です(pdloadはデータロード対象となる表の定義情報をディクショナリから検索するとき,HiRDBに接続するため)。
(2) アクセス権限
基本的には,データロードする表の所有者が実行します。ほかのユーザが実行する場合は,データロードを実行するモードによって,次の権限が必要となります。ただし,監査証跡表へデータロードする場合,HiRDB管理者がコマンドを実行すると,パスワード入力要求のメッセージが表示されます。このとき,監査人がパスワードを入力してください。
- 追加モード(-dオプション指定なし)の場合:
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INSERT権限を持っているユーザが実行できます。
- 作成モード(-dオプション指定あり)の場合:
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INSERT権限,及びDELETE権限を持っているユーザが実行できます。
(a) 注意事項
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表移行用アンロードファイルを使用する場合(-b -W -w指定時)は,データロードする表を所有するユーザで実行する必要があります。
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表をインポートする場合(-b -W -w all指定時)は,スキーマを所有するユーザで実行する必要があります。