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ノンストップデータベース HiRDB Version 9 コマンドリファレンス(Windows(R)用)


5.1.10 実行者

〈この項の構成〉

(1) コネクト権限

pdloadを実行するユーザ(-uオプション,又はPDUSER環境変数に設定した認可識別子)は,HiRDBに対するコネクト権限が必要です(pdloadはデータロード対象となる表の定義情報をディクショナリから検索するとき,HiRDBに接続するため)。

(2) アクセス権限

基本的には,データロードする表の所有者が実行します。ほかのユーザが実行する場合は,データロードを実行するモードによって,次の権限が必要となります。ただし,監査証跡表へデータロードする場合,HiRDB管理者がコマンドを実行すると,パスワード入力要求のメッセージが表示されます。このとき,監査人がパスワードを入力してください。

追加モード(-dオプション指定なし)の場合:

INSERT権限を持っているユーザが実行できます。

作成モード(-dオプション指定あり)の場合:

INSERT権限,及びDELETE権限を持っているユーザが実行できます。

(a) 注意事項

  • 表移行用アンロードファイルを使用する場合(-b -W -w指定時)は,データロードする表を所有するユーザで実行する必要があります。

  • 表をインポートする場合(-b -W -w all指定時)は,スキーマを所有するユーザで実行する必要があります。