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ノンストップデータベース HiRDB Version 9 コマンドリファレンス(Windows(R)用)


3.3.3 注意事項

  1. 制御文に注釈を付けたい場合は,スラント,アスタリスク(/*)とアスタリスク,スラント(*/)で囲んで指定してください。

  2. define system文とcreate rdarea文を同時に指定する場合は,define system文を先に指定してください。

  3. create rdarea文の指定順序と指定できる数を次に示します。

    指定順序

    RDエリアの種類

    指定できる数

    1

    マスタディレクトリ用RDエリア

    1

    2

    データディレクトリ用RDエリア

    1

    3

    データディクショナリ用RDエリア

    1〜ディクショナリ表の数

    4

    データディクショナリLOB用RDエリア

    0又は2

    5

    ユーザ用RDエリア,ユーザLOB用RDエリア,及びリスト用RDエリア

    任意

注1

RDエリアの数は,システム共通定義のRDエリアの最大数(pd_max_rdarea_noの値)を超えないようにしてください。また,RDエリアを構成するHiRDBファイルの数も,RDエリアを構成するHiRDBファイルの最大数(pd_max_file_noの値)を超えないようにしてください。

注2

共用RDエリアを作成する場合,そのRDエリアはすべてのバックエンドサーバに作成したものとしてカウントされます。したがって,どれかのバックエンドサーバがRDエリアの最大数,又はRDエリアを構成するHiRDBファイルの最大数を超える場合,共用RDエリアは作成できません。

注3

0904互換モードを適用している場合で,一時表用RDエリアを作成するときは,システム共通定義の一時表用RDエリアの最大数(pd_max_tmp_table_rdarea_noの値)を超えないようにしてください。一時表用RDエリアの最大数を超える場合は,HiRDBを終了してからシステム共通定義を変更する必要があります。

注※

of routinesを指定したデータディクショナリ用RDエリアがある場合は,指定できるデータディクショナリ用RDエリアの数は(ディクショナリ表の数−2)になります。