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ノンストップデータベース HiRDB Version 9 システム導入・設計ガイド(Windows(R)用)


23.3.1 HiRDB/シングルサーバ側にファイアウォールを設置した場合

次の図のようにHiRDB/シングルサーバ側にファイアウォールが設置され,そのファイアウォールが次のように設定されているとします。

ファイアウォールの設定
  • 方向:受信

  • 透過させるIPアドレス:172.16.0.10

  • 透過させるポート番号:20000,20001

    図23‒8 ファイアウォールがHiRDB/シングルサーバ側に設置されているネットワーク構成例

    [図データ]

この場合,サーバマシン及びクライアントマシンの設定は次のようになります。ファイアウォールを設置する場合,次のどれかのオペランドを指定する必要があります。

ファイアウォールだけ設置する場合,クライアント環境定義(PDSERVICEPORTオペランド)を指定する必要はありません。

サーバマシンの設定
  • システム共通定義ファイル

    set pd_name_port= 20000

    set pd_service_port= 20001

    pdunit -x hirdb01 -u unt1

    pdstart -t SDS -s sds01 -u unt1

クライアントマシンの設定
  • クライアント環境定義

    PDHOST hirdb01

    PDNAMEPORT 20000

    PDCLTRCVPORT 30000

  • hostsファイル

    172.16.0.10 hirdb01

注※ クライアント側にファイアウォールがある場合に指定してください。