12.7.1 FIX属性を指定したときの効果
表にFIX属性を指定したときの効果を次に示します。
- 性能の向上
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任意の列を取り出す性能が,列の定義順序に関係なく一定になります。また,FIX属性を指定しない場合と比べて,列の取り出し時間を短縮できます。
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UAPで行単位インタフェースが使用できるため,列数が多くてもアクセス性能を向上できます。
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- 操作性の向上
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FIX属性の表の列を更新する場合に入力データにナル値があったときは,エラーとしてチェックアウトできます。
- ディスク所要量の削減
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FIX属性を指定していない表と比べて,物理的な行長が1列で2バイト短くなります。このため,列数の多い表の場合はディスク所要量を削減できます。