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ノンストップデータベース HiRDB Version 9 システム導入・設計ガイド(Windows(R)用)


6.1.7 横分割表にデータをロードする場合(分割入力データファイルの作成)

横分割表にデータをロードする場合は,パラレルローディング機能を使う方法もあります。パラレルローディング機能については,「横分割表にデータをロードする場合(パラレルローディング機能)」を参照してください。パラレルローディング機能で期待する効果が得られない場合には,ここで説明する分割入力データファイルを使用したデータロードを適用してください。

横分割表にデータをロードする場合,格納するRDエリア単位に入力データファイルを分割してデータロードを並列実行すると,データロードに掛かる時間を短縮でき,表の占有時間が短縮できます。制御情報ファイルにsrc_work文を指定してデータベース作成ユティリティ(pdload)を実行すると,ユーザが作成した入力データファイルから,RDエリア単位の入力データファイルが作成できます。これによって,RDエリア単位にデータロードを実行できます。このとき,データベース作成ユティリティ(pdload)が作成するファイルを分割入力データファイルといいます。分割入力データファイルを作成する場合のオプション及び制御文については,マニュアル「HiRDB Version 9 コマンドリファレンス」を参照してください。