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ノンストップデータベース HiRDB Version 9 システム導入・設計ガイド(Windows(R)用)


4.4.3 ステータスファイルの作成

pdstsinitコマンドで,HiRDBファイルシステム領域にステータスファイルを作成します。ステータスファイルは,ユニット用ステータスファイルとサーバ用ステータスファイルの両方を作成します。

(例)

HiRDBファイルシステム領域(C:\sysarea01)にサーバ用ステータスファイル(sts01)を作成します。

pdstsinit -s b001 -f C:\sysarea01\sts01 -l 4096 -c 256
〔説明〕

-s:サーバ用ステータスファイルを作成するサーバの名称を指定します。

-f:サーバ用ステータスファイルの名称を指定します。

HiRDBシステム定義のサーバ定義のpd_sts_file_nameオペランドで指定した名称を指定します。

-l:ステータスファイルのレコード長を指定します。

-c:ステータスファイルのレコード数を指定します。

1ステータスファイルの容量はレコード長×レコード数(バイト)になります。

コマンドの実行後,実行結果が正しいかどうか確認することをお勧めします。コマンドの実行結果の確認方法については,マニュアル「HiRDB Version 9 コマンドリファレンス」を参照してください。

HiRDBシステム定義との関係

HiRDBシステム定義の次に示すオペランドと関係があります。

  • pd_syssts_file_name(ユニット用ステータスファイル)

  • pd_sts_file_name(サーバ用ステータスファイル)

作成したステータスファイルは,これらのオペランドで定義しておく必要があります。