Hitachi

ノンストップデータベース HiRDB Version 9 システム導入・設計ガイド(Windows(R)用)


4.4.1 システムログファイルの作成

pdloginitコマンドで,HiRDBファイルシステム領域にシステムログファイルを作成します。

(例)

HiRDBファイルシステム領域(C:\sysarea01)にシステムログファイル(log01)を作成します。

pdloginit -d sys -s b001 -f C:\sysarea01\log01 -n 1024
〔説明〕

-d sys:システムログファイルを作成する場合に指定します。

-s:システムログファイルを作成するサーバの名称を指定します。

HiRDB/シングルサーバの場合は指定は不要です。

-f:システムログファイルの名称を指定します。

HiRDBシステム定義のサーバ定義のpdlogadpf -d sysオペランドで指定した名称を指定します。

-n:システムログファイルのレコード数を指定します。

1システムログファイルの容量はレコード長×レコード数(バイト)になります。システムログファイルのレコード長は通常1024バイトですが,pd_log_rec_lengオペランドを指定している場合はpd_log_rec_lengオペランドの指定値になります。

コマンドの実行後,実行結果が正しいかどうか確認することをお勧めします。コマンドの実行結果の確認方法については,マニュアル「HiRDB Version 9 コマンドリファレンス」を参照してください。

HiRDBシステム定義との関係

HiRDBシステム定義のサーバ定義の次に示すオペランドと関係があります。

  • pdlogadfg -d sys

  • pdlogadpf -d sys

作成したシステムログファイルは,これらのオペランドで定義しておく必要があります。