Hitachi

ノンストップデータベース HiRDB Version 9 システム導入・設計ガイド(Windows(R)用)


4.3.4 例題2(システムファイル用のHiRDBファイルシステム領域の作成)

システムファイル用のHiRDBファイルシステム領域を作成する例を次に示します。

(例)

システムファイル用のHiRDBファイルシステム領域を作成します。

pdfmkfs -n 50 -l 20 -k SYS -i C:\sysarea01
〔説明〕

-n:HiRDBファイルシステム領域の領域長をメガバイト単位で指定します。

-l:HiRDBファイルシステム領域内に作成するHiRDBファイル数の上限値を指定します。

-k:HiRDBファイルシステム領域の用途を指定します。

システムファイル用のHiRDBファイルシステム領域なので,SYSを指定します。

-i:HiRDBファイルシステム領域の全領域を初期化する場合に指定します。

-iオプションを指定すると,領域全体を確保します。-iオプションを省略すると,HiRDBファイルシステム領域の管理情報だけを作成します。

C:¥sysarea01:作成するHiRDBファイルシステム領域の名称を指定します。

コマンドの実行後,実行結果が正しいかどうかを確認することをお勧めします。コマンドの実行結果の確認方法については,マニュアル「HiRDB Version 9 コマンドリファレンス」を参照してください。