4.1.1 コマンドによる環境設定手順
- 〈この項の構成〉
(1) 環境設定の前に設計する項目
HiRDBの環境設定をする前に,システムの構成を設計してください。次に示す項目について設計します。
-
ユニット及びサーバ構成
-
HiRDBファイルシステム領域の構成
-
システムファイルの構成
-
作業表用ファイルの構成
-
RDエリアの構成
上記の項目の構成を「HiRDB/シングルサーバの設計」又は「HiRDB/パラレルサーバの設計」を参照して決めてください。その後,4.2以降の説明に従ってHiRDBの環境を設定してください。
(2) 環境設定手順
コマンドによるHiRDBの環境設定手順を次の図に示します。
以降の説明で設定する内容を次に示します。
- 設定する内容
-
-
データベース初期設定ユティリティ(pdinit)でシステム用RDエリア(マスタディレクトリ用RDエリア,データディレクトリ用RDエリア及びデータディクショナリ用RDエリア)を作成して,HiRDBをまず開始できるようにします。
-
その後,データベース構成変更ユティリティ(pdmod)で,必要なRDエリア(ユーザ用RDエリア,データディクショナリLOB用RDエリア,ユーザLOB用RDエリア又はリスト用RDエリア)を追加します。
なお,ユーザ用RDエリア,データディクショナリLOB用RDエリア,ユーザLOB用RDエリア及びリスト用RDエリアは,データベース初期設定ユティリティ(pdinit)でシステム用RDエリアと一緒に作成することもできます。
-