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ノンストップデータベース HiRDB Version 9 システム導入・設計ガイド(Windows(R)用)


2.4 付加PPのインストール時の注意

付加PPをインストールする場合の,規則及び注意について説明します。

HiRDBの付加PPの機能を使用する場合は,付加PPをインストールします。付加PPの機能及び付加PPをインストールするサーバを次の表に示します。

表2‒5 付加PPの機能とインストール先サーバ

製品名

付加PPを導入すると使用できる機能

インストール先サーバマシン

HiRDB Advanced High Availability

  • 1:1スタンバイレス型系切り替え機能

  • 影響分散スタンバイレス型系切り替え機能

すべてのサーバマシン

グローバルバッファの動的変更(pdbufmodコマンド)

システム構成変更コマンド(pdchgconfコマンド)

表のマトリクス分割

分割格納条件の変更(ALTER TABLE)

HiRDB Non Recover FES

回復不要FES

HiRDB Accelerator

インメモリデータ処理

規則及び注意事項

  1. 付加PPはキーモジュールで提供されます。

  2. 付加PPのキーモジュールは,HiRDBインストールディレクトリの直下にコピーされます。

  3. 付加PPをインストールする場合は,HiRDBサービスを停止した状態で実行してください。HiRDBサービスが起動中の場合はインストールを中止します。

  4. HiRDBをバージョンアップした場合は,HiRDBのバージョンに対応する付加PPをインストールする必要があります。また,HiRDBのインストールディレクトリを変更した場合は,付加PPを再インストールする必要があります。

  5. 付加PPのインストールを実行できるのは,Administratorsグループのユーザです。

  6. HiRDBがインストールされていないと,付加PPはインストールできません。

  7. 付加PPをアンインストールする場合は,HiRDBサービスを停止した状態で実行してください。アンインストールすると,インストール時にコピー及び設定したすべての情報が削除されます。

  8. セットアップ識別子付きのHiRDBに付加PPをインストールする場合は,インストール先のHiRDBと同じセットアップ識別子を指定して付加PPをインストールしてください。