10.1 HiRDBのプラグインの概要
HiRDBでは,文書,空間データなどのマルチメディアデータの「抽象データ型」及び「データを高速に操作できる機能」を使える仕組みであるプラグインアーキテクチャを採用しています。プラグインアーキテクチャによって,プラグインをHiRDBに登録するだけで,機能を拡張でき,マルチメディアデータを扱えるシステムを構築できます。
また,アプリケーション側では,マルチメディアデータ特有の複雑な操作内容を意識しないで高速に操作できるため,顧客への情報サービスなども効率良く提供できるようになります。HiRDBのプラグインを次の表に示します。
プラグイン名 |
説明 |
---|---|
大量の文書情報を正確かつ高速に検索できる機能を提供するプラグインです。 |
|
地図情報などの空間データ(2次元データ)を検索できる機能を提供するプラグインです。 |
|
XML文書を,構造を保持したままデータベースに格納できます。 |
HiRDBのプラグイン製品については,該当するHiRDBのプラグインのマニュアルを参照してください。