2.3.3 ファイル容量

XML Extensionのファイル容量の見積もり方法について説明します。見積もりの必要なファイル容量は,次に説明する更新作業用ファイルとシステムログファイルの容量です。

<この項の構成>
(1) XMLデータ型プラグインおよびIXXMLインデクス型プラグインの場合

(1) XMLデータ型プラグインおよびIXXMLインデクス型プラグインの場合

(a) ログ量

ログ量は,既登録XMLデータ量や登録するXMLデータを構成する文字列に依存します。ここでは平均値で記載します。

XML型列の追加
jnl[キロバイト]= 32
PURGE TABLE
jnl[キロバイト]= 48

これ以降のINSERT時,DELETE時,UPDATE時,一括更新時およびインクリメンタル処理のログ取得には,ログ取得モード,更新前ログ取得モードおよびログレスモードが指定できます。ただし,ログ取得モードでは,更新前ログ取得モードの約2倍必要になります。ここでは更新前ログ取得モードで記載します。

INSERT時(WITH_TABLE_SCAN指定しない場合)
jnl[キロバイト]=↑(docsize×3×10-3)/4+1↑×4+↑(60×docsize×10-3)/4↑×4
  • docsize:平均登録XMLデータサイズ[バイト]
INSERT時(WITH_TABLE_SCAN指定した場合)
jnl[キロバイト]=↑(docsize×6×10-3)/4+1↑×4+↑(60×docsize×10-3)/4↑×4
  • docsize:平均登録XMLデータサイズ[バイト]
DELETE時
jnl[キロバイト]= 40
UPDATE時
jnl[キロバイト]= INSERTで必要分+DELETEで必要分
一括更新時(pdload,pdrorg,CREATE INDEX,phjstartidx)(WITH_TABLE_SCAN指定しない場合)
jnl[キロバイト]=↑(docsize×3×10-3)/4+1↑×4×doccnt+↑(30×docsize×10-3×doccnt)/4↑×4
  • docsize:平均登録XMLデータサイズ[バイト]
  • doccnt:登録XMLデータ数
一括更新時(pdload,pdrorg,CREATE INDEX,phjstartidx)(WITH_TABLE_SCAN指定した場合)
jnl[キロバイト]=↑(docsize×6×10-3)/4+1↑×4×doccnt+↑(30×docsize×10-3×doccnt)/4↑×4
  • docsize:平均登録XMLデータサイズ[バイト]
  • doccnt:登録XMLデータ数
インデクス詰め替え処理
jnl[キロバイト]= インデクスデータ量