エラーコードの詳細化指定をしない場合,SQL連絡領域にメッセージが返却されるときは,HiRDBのメッセージKFPA11997-Eとともに出力されます。出力される形式は次のとおりです。
KFPA11997-E Error occurred during execution of PLUGIN function, "aa....aa" |
aa....aaにXML Extensionが出力したメッセージが設定されます。
KFPA11997-Eのメッセージの詳細については,マニュアル「HiRDB メッセージ」を参照してください。
エラーコードの詳細化指定をする場合,SQL連絡領域にメッセージが返却されるときは,HiRDBのメッセージKFPA18xxx-Eとともに出力されます。出力される形式は次のとおりです。なお,エラーコード詳細化するかどうかは,環境定義ファイルで指定できます。
KFPA18xxx-E (dddddd)aa....aa |
出力されるSQLコードを次に示します。
表F-1 SQLコード一覧
分類 | 詳細要因 | 対処 | SQLコード |
---|---|---|---|
リトライ可能エラー | 排他エラー,またはロールバック中に実行 | 再実行してください。 | -3000 |
メモリ不足 |
| -3001 | |
リソース関連エラー | 共用メモリ不足 | リソース定義を見直してください。 | -3020 |
RDエリア容量不足 | リソースを見積もり直してください。 | -3021 | |
その他リソース不足 | リソースを見積もり直して再実行してください。 | -3022 | |
登録データエラー | データ不正 | 登録データを見直してください。 | -3040 |
SQLエラー | 検索条件不正 (文法エラー) | 検索条件を見直してください。 | -3061 |
CREATE TABLE/CREATE INDEX定義情報不正 | PLUGIN句を見直してください。 | -3062 | |
各種制限オーバー |
| -3063 | |
|
| -3064 | |
運用修正 | 運用定義不正 | 運用定義を見直してください。 | -3080 |
各種定義ファイル内容不正,またはインデクスが存在しない |
| -3081 | |
関連プログラム不足 | 関連プログラムを見直してください。 | -3082 | |
環境不正(ファイル指定,ディスク) | OSファイルI/Oエラー | ファイルおよびディスクの確認をおこなってから,必要に応じて回復作業をおこなってください。 | -3100 |
DBファイルI/Oエラー | ディスクを確認してから,必要に応じて回復作業をおこなってください。 | -3101 | |
その他 | HiRDBエラー |
| -3200 |
サーバエラー | システム管理者に連絡してください。 | -3201 | |
HiRDBセットアップ文字コード不正 | システム管理者に連絡してください。 | -3202 | |
システムエラー | 内部矛盾が発生しました。 保守員に連絡してください。 | -3299 |