XML Extensionを使用する場合のRDエリア容量の見積もり方法について説明します。
見積もりの必要なRDエリア容量は,ユーザ用RDエリアと,ユーザLOB用RDエリア,データディクショナリ用RDエリア,レジストリ用RDエリアおよびレジストリLOB用RDエリアの容量です。
XML型列を定義した表を格納するユーザ用RDエリアで,XML型列の使用容量の見積もり式を次に示します。
IXXML型情報を格納するユーザLOB用RDエリアの使用容量の見積もり式を次に示します。
表2-2 IXXML型情報を格納するユーザLOB用RDエリアの容量
設定個所 | 変数 | 設定値 |
---|---|---|
LOB列の行の総数 | b= | 128 |
各BLOBデータのデータ長 | Cj= | 次の説明を参照してください |
XML Extensionで,XML型やIXXML型を定義した表を格納するデータディクショナリ用RDエリアの容量は,次の表に示す値で見積もってください。データディクショナリ用RDエリア容量の見積もり式は,マニュアル「HiRDB システム導入・設計ガイド」を参照してください。
表2-3 表の格納ページ数の設定項目と設定値
設定項目 | 設定値 |
---|---|
ユーザ定義型の名称長の平均値 | 8[バイト] |
プラグインオプション指定長の平均値 | IXXMLインデクス作成時に指定したプラグインオプション名称長[バイト] |
平均データ型名称の長さの平均値 | 8[バイト] |
ユーザ定義型の総数 | 1[個] |
1データ型当たりの属性数の平均値 | 1[個] |
データ型識別子の長さの平均値 | 8[バイト] |
ユーザ定義型で定義された属性数 | 1[個] |
プラグインの総数 | 2[個] |
プラグイン名称の長さの平均値 | 8[バイト] |
抽象データ型/インデクス型名称の長さの平均値 | 8[バイト] |
インデクス型の総数 | 1[個] |
インデクス型識別子の長さの平均値 | 4[バイト] |
抽象データ型名称の長さの平均値 | 8[バイト] |
プラグインインデクスの総数 | 1[個] |
インデクス型識別子の長さの平均値 | 4[バイト] |
抽象データ型名称の長さの平均値 | 8[バイト] |
抽象データ型で定義された属性の総数 | 1[個] |
プラグインインデクス適用関数名称の長さの平均値 | 10[バイト] |
1プラグインインデクス当たりの適用関数の数 | 30[個] |
LOB列を定義した表の総数 | ユーザLOB列の加えてXML型列を定義した表の数 |
1プラグイン当たりのパラメタ名称の長さの平均値 | 30[バイト] |
プラグインライブラリパス名称の長さの平均値 | 255[バイト] |
プラグインの注釈の長さの平均値 | 255[バイト] |
1インデクス型当たりの適用関数の数 | 30[個] |
サブタイプとして定義された抽象データ型の総数 | 0[個] |
抽象データ型の総数 | XMLは1[個]として加算 |
表2-4 インデクスの格納ページ数の設定項目と設定値
設定項目 | 設定値 |
---|---|
作成するユーザ定義データ型の数 | 1[個] |
ユーザ定義データ型名称の長さの平均値 | 8[バイト] |
1ユーザ定義データ型当たりの属性数の平均値 | 1[個] |
ユーザ定義データ型属性名称の長さの平均値 | 30[バイト] |
プラグイン名称の長さの平均値 | 8[バイト] |
作成するプラグイン数 | 2[個] |
インデクス型名称の長さの平均値 | 8[バイト] |
プラグイン関数の数の平均値 | 30[個] 複数ある場合は各プラグインの適用関数の数との平均 |
プラグイン関数名称の長さの平均値 | 20[バイト] |
1プラグイン関数当たりのパラメタ数の平均値 | 6[個] |
1プラグイン関数当たりのパラメタ名称の長さの平均値 | 8[バイト] |