付録F.1  SQL連絡領域に出力されるメッセージ

<この項の構成>
(1) エラーコードの詳細化指定をしない場合
(2) エラーコード詳細化指定をする場合

(1) エラーコードの詳細化指定をしない場合

エラーコードの詳細化指定をしない場合,SQL連絡領域にメッセージが返却されるときは,HiRDBのメッセージKFPA11997-Eとともに出力されます。出力される形式は次のとおりです。

KFPA11997-E Error occurred during execution of PLUGIN function, "aa....aa"

aa....aaにXML Extensionが出力したメッセージが設定されます。

KFPA11997-Eのメッセージの詳細については,マニュアル「HiRDB メッセージ」を参照してください。

(2) エラーコード詳細化指定をする場合

エラーコードの詳細化指定をする場合,SQL連絡領域にメッセージが返却されるときは,HiRDBのメッセージKFPA18xxx-Eとともに出力されます。出力される形式は次のとおりです。なお,エラーコード詳細化するかどうかは,環境定義ファイルで指定できます。

KFPA18xxx-E (dddddd)aa....aa
dddddd:プラグインモジュール名
XML Extensionでは次のどれかが出力されます。
_phjxml:IXXMLインデクス型プラグインで出力したメッセージ
_phdxml:XMLデータ型プラグインで出力したメッセージ
aa....aa:(ID=xxxxx)エラー内容
aa....aaにXML Extensionが出力したメッセージが設定されます。
xxxxxxはXML Extensionが出力したSQLコードの下3けたが設定されます。

出力されるSQLコードを次に示します。

表F-1 SQLコード一覧

分類詳細要因対処SQLコード
リトライ可能エラー排他エラー,またはロールバック中に実行再実行してください。-3000
メモリ不足
  • 再実行してください。
  • システムリソースを見積もり直して再実行してください。
-3001
リソース関連エラー共用メモリ不足リソース定義を見直してください。-3020
RDエリア容量不足リソースを見積もり直してください。-3021
その他リソース不足リソースを見積もり直して再実行してください。-3022
登録データエラーデータ不正登録データを見直してください。-3040
SQLエラー検索条件不正
(文法エラー)
検索条件を見直してください。-3061
CREATE TABLE/CREATE INDEX定義情報不正PLUGIN句を見直してください。-3062
各種制限オーバー
  • 定義ファイルを見直してください。
  • 検索条件を見直してください。
-3063
  • 検索条件不正/実行機能不正
  • 検索条件を見直してください。
  • インデクスを見直してください。
-3064
運用修正運用定義不正運用定義を見直してください。-3080
各種定義ファイル内容不正,またはインデクスが存在しない
  • 各定義ファイルを見直して再実行してください。
  • インストール環境を見直してください。
  • 運用環境を見直してください。
-3081
関連プログラム不足関連プログラムを見直してください。-3082
環境不正(ファイル指定,ディスク)OSファイルI/Oエラーファイルおよびディスクの確認をおこなってから,必要に応じて回復作業をおこなってください。-3100
DBファイルI/Oエラーディスクを確認してから,必要に応じて回復作業をおこなってください。-3101
その他HiRDBエラー
  • HiRDBのメッセージに従って対処してください。
  • 保守員に連絡してください。
-3200
サーバエラーシステム管理者に連絡してください。-3201
HiRDBセットアップ文字コード不正システム管理者に連絡してください。-3202
システムエラー内部矛盾が発生しました。
保守員に連絡してください。
-3299