HiRDB 全文検索プラグイン HiRDB Text Search Plug-in Version 8
ここでは,Text Search Plug-inが提供する抽象データ型の選択方法について説明します。
Text Search Plug-in が提供する抽象データ型としてSGMLTEXT型とFREEWORD型があります。
これらの抽象データ型の相違点を表4-2に示します。表4-2を参照して使用する抽象データ型を選択してください。
| 項目 | SGMLTEXT型 | FREEWORD型 |
|---|---|---|
| 登録できるデータの種別 | 構造化文書
|
プレーン文書(文字列データ) |
| 登録データ長の上限値 | 5メガバイト | 32,000バイト(推奨255バイト) |
| 登録データ格納用RDエリア | ユーザ用RDエリア(基表) ユーザLOB用RDエリア(データ) |
ユーザ用RDエリア(基表,データ) |
| 全文検索 | ○ | ○※ |
| 概念検索 | ○ | × |
| 登録データの出力 | 原文書出力 SGML出力 プレーン出力 XML出力 |
原文書出力 |
| 対応するインデクス型 | NGRAM型 | IXFREEWORD型 |
| インデクス格納用RDエリア | ユーザLOB用RDエリア | ユーザLOB用RDエリア |
| 差分インデクス定義 | ○ | × |
| インデクス作成ルール追加機能 | ○ | × |
| インデクスファイル自動拡張機能 | ○ | ○(設定を推奨します) |
構造を持たない文書(または文字列データ)は,SGMLTEXT型(表の作成時に指定する文書登録種別にプレーン文書を指定した場合)とFREEWORD型の両者に登録できます。ただし,次の条件を満たす場合,FREEWORD型にデータを登録することを推奨します。
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