HiRDB 全文検索プラグイン HiRDB Text Search Plug-in Version 8

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3.3.5 phxidxlsインデクス情報の取得ユティリティ

<この項の構成>
(1) 機能
(2) 実行者
(3) 形式
(4) コマンド引数
(5) 規則
(6) 注意事項

(1) 機能

指定されたIXFREEWORDインデクスの次の情報を取得します。

情報 内容
Index Type 英文インデクス:"ENGLISH"または"ENGLISH_STANDARD"
文字単位インデクス作成機能:"GRAM1"
Unicode Type Unicode種別。文字コード種別がUTF8の場合だけ表示します。使用するUnicode種別によって,表示内容が異なります。
UCS2:"INDEX_UCS4指定なし"
UCS4:"INDEX_UCS4指定あり"
RD Area Size RDエリア容量
Index File Using Size ファイル使用容量
Free Size of Index File インデクス空き容量
Available Work Area Size 使用可能ワーク領域サイズ
Same Case 大小文字統一指定。CREATE INDEXのプラグインオプションに「SAMECASE=ON」,「SAMEWIDE=ON」,「SAMED=ON」または「SAMEY=ON」を指定した場合だけ表示します。
Same Wide 全角文字半角文字統一指定。CREATE INDEXのプラグインオプションに「SAMEWIDE=ON」,「SAMECASE=ON」,「SAMED=ON」または「SAMEY=ON」を指定した場合だけ表示します。
Same Youon 拗音統一指定。CREATE INDEXのプラグインオプションに「SAMEY=ON」,「SAMECASE=ON」,「SAMED=ON」または「SAMEWIDE=ON」を指定した場合だけ表示します。
Same Dakuon 濁音統一指定。CREATE INDEXのプラグインオプションに「SAMED=ON」,「SAMECASE=ON」,「SAMEY=ON」または「SAMEWIDE=ON」を指定した場合だけ表示します。
Delete Character 削除文字指定。
  • 指定あり
    ONを表示します。
  • 指定なし
    OFFを表示します。全文インデクス,概念インデクスの場合だけ表示します。
Number of Term トライノード数
Number of Term for Increment インクリメント対象トライノード数
Index Size for Increment 余剰インデクス容量
Number of Documents for Index 登録文書数
Ratio of Condensable Documents 詰め替え可能文書率
Ratio of Condensed Index 詰め替え作業率
Number of No Condensed Index 詰め替え未実施インデクス数
Delay Status インデクス分割遅延作成状態
Size of Delay File(Using ratio) インデクス分割遅延作成用ファイル容量および使用率
Number of Documents for Unfinished-Index インデクス未登録文書数。CREATE INDEX実行時のプラグインオプションに初期分割登録,または分割遅延登録を定義しない場合には,常に0を表示します。

(2) 実行者

HiRDB管理者が実行できます。

(3) 形式

phxidxls -d インデクス識別子 -r RDエリア名 [-w 同時実行指定] [-q 世代番号]

(4) コマンド引数

-d インデクス識別子
インデクス情報取得対象となるインデクス識別子を指定します。必ずインデクス作成時に指定したインデクス識別子を指定してください。
UNIXの場合
インデクス識別子を"(ダブルクォーテーション)で囲んだ場合は,英大文字と英小文字が区別されます。"で囲まない場合はすべて大文字として扱われます。また,インデクス識別子にスペースが含まれる場合は,"で囲む必要があります。なお,sh,cshおよびkshの場合は,さらに '(アポストロフィ)で囲む必要があります。
Windowsの場合
インデクス識別子を\"で囲んだ場合は,英大文字と英小文字が区別されます。\"で囲まない場合はすべて大文字として扱われます。また,インデクス識別子にスペースが含まれる場合は,"で囲む必要があります。

-r RDエリア名
指定されたインデクスが存在するRDエリア名を指定します。
UNIXの場合
RDエリア名を"(ダブルクォーテーション)で囲んだ場合は,英大文字と英小文字が区別されます。"で囲まない場合はすべて大文字として扱われます。また,RDエリア名にスペースが含まれる場合は,"で囲む必要があります。なお,sh,cshおよびkshの場合は,さらに '(アポストロフィ)で囲む必要があります。
Windowsの場合
RDエリア名を\"で囲んだ場合は,英大文字と英小文字が区別されます。\"で囲まない場合はすべて大文字として扱われます。また,RDエリア名にスペースが含まれる場合は,"で囲む必要があります。

-w 同時実行指定
インデクス情報の取得ユティリティと検索処理を,同時に実行するかどうかを指定します。省略時は,"wait"が設定されます。
  • wait:同時実行しません。
  • nowait:同時実行します。

-q 世代番号
Staticizer Optionのインナレプリカ機能を使用する場合,処理対象とするRDエリアを0〜10の世代番号で指定します。指定を省略した場合は,カレントRDエリアが仮定されます。
  • 0:オリジナルRDエリアを対象とします。
  • 1〜10:指定した世代番号のRDエリアを対象とします。
このオペランドは,Staticizer Optionがインストールされていない場合は指定できません。
なお,インナレプリカ機能については,マニュアル「HiRDB Staticizer Option」を参照してください。

(5) 規則

このユティリティは,HiRDBが稼働中のときだけ実行できます。

(6) 注意事項