HiRDB 全文検索プラグイン HiRDB Text Search Plug-in Version 8
FREEWORDプラグインの環境情報は,次の単位で設定できます。FREEWORDプラグインの環境定義ファイルは,サンプルファイルとして提供されています。
優先順位は,サーバ単位>ユニット単位>システム単位です。
記述誤りなどが検出された場合,メッセージログに警告メッセージを出力し,誤りのある定義ファイルは無視されます。環境定義ファイルがないか,環境定義ファイルはあるが設定されていない定義がある場合は,エラーではなく,定義値なしとして処理します。最終的に有効な値がない場合は,システムのデフォルトで動作します。
FREEWORDプラグインの環境定義ファイルの定義例を次の図に示します。
図2-57 FREEWORDプラグインの環境定義ファイルの定義例
FREEWORDプラグインを動作させる環境情報をFREEWORDプラグインの環境定義ファイルに定義することで,ユーザごとの環境を設定できます。設定できる定義項目を次の図に示します。なお,設定値項目には,ユーザごとに,必要に応じて取得できる最大値を設定します。
表2-13 FREEWORDプラグインの環境定義ファイルに設定できる定義項目
| 種別 | 環境設定項目 | パラメタ | 設定値 | 環境を定義できる単位 |
|---|---|---|---|---|
| 登録・検索同時実行 | 登録・検索同時実行指定 | set phc_search_wait | wait,nowait,またはnowait_with_update デフォルト:wait |
サーバ |
| トラブルシュート | エラーコード詳細化指定 | set phc_errorcode_detail | offまたはon デフォルト:off |
システム,ユニット,サーバ |
set phc_search_wait=wait|nowait|nowait_with_update
set phc_errorcode_detail=off|on
環境定義ファイルに定義した環境情報は,サーバ開始から終了まで有効です。HiRDB稼働中に環境情報を変更した場合は,正しく動作しない場合がありますので,変更しないでください。
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