HiRDB 全文検索プラグイン HiRDB Text Search Plug-in Version 8

[目次][用語][索引][前へ][次へ]

2.5.3 SGML定義情報の登録

Text Search Plug-inでSGML文書を登録するための定義情報であるDTDおよび正規化パラメタを登録します。

SGML定義情報は,システム内でユニークな情報として登録名で識別されます。このため,異なる情報は異なる登録名を付けて,システムに登録する必要があります。また,これらのSGML定義情報の登録名は,CREATE TABLEで列定義時に指定するSGMLTEXT型にリンクされます。SGMLプラグインモジュールが実際に動作するINSERT処理までに,SGMLTEXT型データを登録する列に指定したSGML定義情報を,データベースに登録する必要があります。

これらのSGML定義ファイルをデータベースに登録することで,データを登録できるようになります。なお,SGML定義情報の登録の前に,レジストリを初期化してください。

SGML定義情報は,ユティリティを使用して次の手順で登録します。

<この項の構成>
(1) レジストリの初期化
(2) DTDの登録
(3) 正規化パラメタの登録

(1) レジストリの初期化

Text Search Plug-inが使用するHiRDBのレジストリの初期化には,「phsregsetup(レジストリ初期化ユティリティ)」を使用します。

レジストリ初期化ユティリティの指定例を次に示します。

phsregsetup

(2) DTDの登録

DTDの登録には,「phssgmlreg(SGML定義情報登録ユティリティ)」を使用します。

SGML定義情報登録ユティリティの指定例を次に示します。

UNIXの場合
phssgmlreg  DTD  MAN.dtd  /opt/def1/MANUAL.dtd

Windowsの場合
phssgmlreg  DTD  MAN.dtd  c:\data\def1\MANUAL.dtd

(3) 正規化パラメタの登録

正規化パラメタの登録には,「phssgmlreg(SGML定義情報登録ユティリティ)」を使用します。

SGML定義情報登録ユティリティの指定例を次に示します。

UNIXの場合
phssgmlreg NORparm  MANnorm.prm  /opt/def1/MANUALnorm.prm

Windowsの場合
phssgmlreg NORparm  MANnorm.prm  c:\data\def1\MANUALnorm.prm