付録C pdmemdbコマンド実行時の前提条件
pdmemdbコマンドを実行する前に,インメモリデータバッファと対象RDエリアの状態を確認してください。正しい状態になっていないとpdmemdbコマンドを実行できません。pdmemdbコマンド実行時の前提条件(インメモリデータバッファと対象RDエリアの状態)を次の表に示します。
pdmemdbコマンドの-kオプションの指定 |
コマンド実行時の前提条件 |
コマンド実行後の状態 |
|||
---|---|---|---|---|---|
インメモリデータバッファの状態 |
RDエリアの状態 |
インメモリデータバッファの状態 |
RDエリアの状態 |
||
stay |
未使用状態 |
コマンド閉塞かつクローズ状態※ |
DB同期状態 |
コマンド閉塞かつクローズ状態 |
|
reload |
バッファ障害状態 |
障害閉塞かつクローズ状態 |
|||
rels |
-dオプション指定なし |
DB同期状態 |
コマンド閉塞かつクローズ状態 |
未使用状態(インメモリ化の解除) |
コマンド閉塞かつクローズ状態 |
-dオプション指定あり |
DB非同期状態 |
コマンド閉塞かつオープン状態 |
障害閉塞かつクローズ状態 |
||
バッファ障害状態 |
障害閉塞かつクローズ状態 |
||||
RDエリア障害状態 |
コマンド閉塞かつオープン状態 |
||||
バッファ障害状態かつRDエリア障害状態 |
障害閉塞かつクローズ状態 |
||||
cancel |
DB非同期状態 |
コマンド閉塞かつオープン状態 |
バッファ障害状態 |
障害閉塞かつオープン状態 |
- 注※
-
オンライン再編成閉塞中からコマンド閉塞かつクローズ状態に遷移した場合は,pdmemdb -k stayコマンドを実行できません。