ここでは,インメモリデータ処理が適用できないケースについて説明します。
ユーザ用RDエリア,ユーザLOB用RDエリア,およびリスト用RDエリアに対してだけ,インメモリデータ処理を適用できます。次に示すRDエリアについては,インメモリデータ処理を適用できません。
なお,ユーザ用RDエリアおよびユーザLOB用RDエリアについても,オープン契機がSCHEDULE属性のRDエリアの場合はインメモリ化できません。また,ユーザ用RDエリアが共用RDエリアの場合もインメモリ化できません。
全同期方式,全非同期方式,またはハイブリッド方式のリアルタイムSANレプリケーションを使用している場合は,インメモリデータ処理を適用できません。
ログ同期方式のリアルタイムSANレプリケーションの場合は,インメモリデータ処理を適用できます。ただし,ログ適用サイトのデータベースの更新ができなくなるため,ログレスモードは使用しないでください。