スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 バッチ高速化機能

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付録C pdmemdbコマンド実行時の前提条件

pdmemdbコマンドを実行する前に,インメモリデータバッファと対象RDエリアの状態を確認してください。正しい状態になっていないとpdmemdbコマンドを実行できません。pdmemdbコマンド実行時の前提条件(インメモリデータバッファと対象RDエリアの状態)を次の表に示します。

表C-1 pdmemdbコマンド実行時の前提条件(インメモリデータバッファと対象RDエリアの状態)

pdmemdbコマンドの-kオプションの指定 コマンド実行時の前提条件 コマンド実行後の状態
インメモリデータバッファの状態 RDエリアの状態 インメモリデータバッファの状態 RDエリアの状態
stay 未使用状態 コマンド閉塞かつクローズ状態 DB同期状態 コマンド閉塞かつクローズ状態
reload バッファ障害状態 障害閉塞かつクローズ状態
rels -dオプション指定なし DB同期状態 コマンド閉塞かつクローズ状態 未使用状態(インメモリ化の解除) コマンド閉塞かつクローズ状態
-dオプション指定あり DB非同期状態 コマンド閉塞かつオープン状態 障害閉塞かつクローズ状態
バッファ障害状態 障害閉塞かつクローズ状態
RDエリア障害状態 コマンド閉塞かつオープン状態
バッファ障害状態かつRDエリア障害状態 障害閉塞かつクローズ状態
cancel DB非同期状態 コマンド閉塞かつオープン状態 バッファ障害状態 障害閉塞かつオープン状態

注※
オンライン再編成閉塞中からコマンド閉塞かつクローズ状態に遷移した場合は,pdmemdb -k stayコマンドを実行できません。