外部サーバと外部サーバが登録されたBESは,ネットワークで通信できる必要があります。ここではネットワーク接続の形態による構成方法と,それらの利点と欠点について説明します。
外部サーバとBESの接続形態は,ネットワーク構成によって次の表のように分類されます。
表2-3 外部サーバとBESの接続形態
外部サーバとBESの接続 | BES間ネットワークの使用 |
---|---|
外部ネットワーク経由 | 使用する |
使用しない | |
直接接続※ | 使用する |
使用しない |
それぞれの形態の構成例を示します。
図2-7 外部ネットワーク経由で,BES間ネットワークを使用する形態
図2-8 外部ネットワーク経由で,BES間ネットワークを使用しない形態
図2-9 直接接続で,BES間ネットワークを使用する形態
図2-10 直接接続で,BES間ネットワークを使用しない形態
外部サーバとBESの接続形態ごとの利点と欠点を次の表に示します。
表2-4 外部サーバとBESの接続形態ごとの利点と欠点
接続形態 | 利点 | 欠点 |
---|---|---|
外部ネットワーク経由で,BES間ネットワークを使用する形態(外部サーバとBESの接続用経路を設ける場合) |
|
|
外部ネットワーク経由で,BES間ネットワークを使用しない形態 |
|
|
直接接続で,BES間ネットワークを使用する形態 |
|
|
直接接続で,BES間ネットワークを使用しない形態 |
|
|
ネットワーク経路(ルーティング)の設定で,外部サーバが登録されたBESから外部サーバへの経路が複数存在する場合,次の点に考慮してください。