外部サーバを変更するときの手順を次に示します。
(a) 外部サーバ定義情報ファイルの変更
外部サーバ定義情報ファイルを変更する場合の手順を次に示します。
<手順>
- 外部サーバ接続用BESを停止
pdstopコマンド実行
- 外部サーバ定義情報ファイルの修正
- 外部サーバ接続用BESを再起動
pdstartコマンド実行
(b) Hub最適化情報定義ファイルの変更
Hub最適化情報定義ファイルを変更する場合の手順を次に示します。
<手順>
- 全FESを停止
pdstopコマンド実行
- Hub最適化情報定義ファイルの修正
- 全FESを再起動
pdstartコマンド実行
(c) 外部のDBMSのバージョンアップ
HiRDB Version 5を外部のDBMSとして使用している場合に,そのHiRDBをVersion 6以降にバージョンアップするときには,CREATE SERVER文で指定するサーババージョンに変更が生じます※1。その場合,外部サーバの再定義をする必要があります。手順を次に示します。
<手順>
- 外部サーバの削除
手順の詳細については,「(2)外部サーバの削除」を参照してください。
- Hub最適化情報定義ファイル(任意)の変更※1
- 外部サーバの追加※2※3
手順の詳細については,「(1)外部サーバの追加」を参照してください。
- 注
- この作業では,外部サーバ情報定義ファイルの修正は不要です。
- 注※1
- サーババージョンによって,Hub最適化情報定義サンプルファイルは異なります。可能な限り,サーババージョンに対応したHub最適化情報定義サンプルファイルに合わせて修正してください。
- 注※2
- CREATE SERVER文で指定するサーババージョンを変更した外部サーバ,および外部サーバに関連する情報を再定義します。
- 注※3
- CREATE SERVER文で定義する指定値で,サーババージョン以外の指定値は,手順1で削除した外部サーバと同じ値にすることをお勧めします。異なる値を指定する場合は,次の修正が必要になります。
- i)外部サーバ名称
- 再定義するユーザマッピング定義,外部表定義の外部サーバ名の変更
- 外部サーバ情報ファイル名称,Hub最適化情報ファイル名称(任意)の変更
- FES定義pdhubopt(任意)で定義する外部サーバ名の変更
- ii)外部サーバ実行BES
- BES定義ファイルの修正
- iii)その他
- 変更しないでください。
(d) 外部サーバ実行BESの変更
外部サーバへ処理要求を実行するBESの変更手順を次に示します。
<手順>
- 外部サーバの削除※1
手順の詳細については,「(2)外部サーバの削除」を参照してください。
- 外部のDBクライアントの設定※2
- 外部サーバの追加※3※4
「(1)外部サーバの追加」の手順3から6までの作業を行ってください。
- 注
- この作業では,外部サーバ情報定義ファイルの修正は不要です。
- 注※1
- 外部サーバを削除するときは,削除する外部サーバに関連する定義(外部表,外部インデクス,ユーザマッピングの定義)をすべて削除する必要があります。
- 注※2
- 変更するBESのバックエンドサーバ定義ファイルを修正します。
- 注※3
- CREATE SERVER文で指定するバックエンドサーバ名称を変更した外部サーバおよび外部サーバに関連する情報を再定義します。
- 注※4
- CREATE SERVER文で定義する指定値で,BES名称以外の指定値は,手順1で削除した外部サーバと同じ値にすることをお勧めします。異なる値を指定する場合,次の修正が必要になります。
- i)外部サーバ名称
- 再定義するユーザマッピング定義,外部表定義の外部サーバ名の変更
- 外部サーバ情報ファイル名称,Hub最適化情報ファイル名称(任意)の変更
- FES定義pdhubopt(任意)で定義する外部サーバ名の変更
- ii)その他
- 変更しないでください。