環境設定の手順を次に示します。ただし,HiRDBの環境設定はすでに終わっているものとします。
実行者 HiRDB管理者
実行単位 HiRDBシステム
HiRDBが起動している場合,HiRDBを停止します。HiRDB停止の実行例を次に示します。
$ pdstop
実行者 Administrators権限所有者(Windows版の場合),スーパユーザ(UNIX版の場合)
実行単位 ユニット
HiRDB External Data AccessのインストールはOSのインストール機能を利用して行います。HiRDB External Data Accessは,すべてのユニットにインストールする必要があります。
インストール後のファイル構成については「付録A ファイル構成」を参照してください。
この作業は,UNIX版の場合だけ必要です。
実行者 スーパユーザ
実行単位 ユニット
すべてのユニットでHiRDB External Data Accessのセットアップコマンド(pdopsetup)を実行します。コマンドの詳細については,マニュアル「HiRDB Version 8 コマンドリファレンス」を参照してください。HiRDB External Data Accessのセットアップコマンドの実行例を次に示します。
$ pdopsetup -k exd /opt/HiRDB_P
実行者 Administrators権限所有者(Windows版の場合),スーパユーザ(UNIX版の場合)
実行単位 ユニット
HiRDB External Data Access AdapterのインストールはOSのインストール機能を利用して行います。すべてのユニットにHiRDB External Data Access Adapter種別を合わせてインストールする必要があります。
なお,外部サーバにHiRDBまたはXDM/RD E2を使用する場合は,この作業は必要ありません。
インストール後のファイル構成については「付録A ファイル構成」を参照してください。
この作業は,UNIX版の場合だけ必要です。
実行者 HiRDB管理者
実行単位 ユニット
すべてのユニットでHiRDB External Data Access Adapterのセットアップコマンド(pddbadset)を実行します。pddbadsetコマンドは同じマシンで,複数のコマンドを同時実行しないでください。コマンドの詳細については,マニュアル「HiRDB Version 8 コマンドリファレンス」を参照してください。HiRDB External Data Access Adapterのセットアップコマンドの実行例を次に示します。
$ pddbadset hiv6 /opt/hirdbDHub_P/
実行者 設定するプログラムのマニュアルを参照してください
実行単位 ユニット
すべてのユニットでHiRDB External Data Access,HiRDB External Data Access Adapter以外の外部サーバアクセスを実現するプログラムのインストールおよび環境設定を実行します。
外部サーバアクセスを実現するプログラムについては,「1.3 システム構成」を参照してください。
インストール方法および環境設定方法については,ご使用になるプログラムのマニュアルを参照してください。
実行者 HiRDB管理者
実行単位 定義ファイルの必要なサーバ
HiRDB External Data Accessを使用するためには,次に示す定義ファイルの修正または作成が必要になります。システム管理者は,これらの定義ファイルに対するアクセス権限を持っている必要があります。
各定義の詳細については,マニュアル「HiRDB Version 8 システム定義」を参照してください。
実行者 HiRDB管理者
実行単位 HiRDBシステム
HiRDBを起動します。HiRDBの起動例を次に示します。
$ pdstart
実行者 HiRDBシステム設計者
実行単位 外部サーバ
次に示す定義系SQLを用いて,外部サーバ定義,ユーザマッピングの追加を行います。DBA権限を持ったユーザで実行する必要があります。
定義系SQLの詳細については,マニュアル「HiRDB Version 8 SQLリファレンス」を参照してください。
外部サーバ定義,ユーザマッピングの追加例を次に示します。
CREATE SERVER fs_xdm01 TYPE 'XDMRD' VERSION '6.0'
OPTIONS(USING_BES 'BES01');
CREATE USER MAPPING FOR PUBLIC SERVER fs_xdm01
OPTIONS (USER 'user01', PASSWD 'passwd01');
実行者 HiRDB管理者
実行単位 HiRDBシステム
HiRDBを停止します。HiRDBの停止例を次に示します。
$ pdstop
実行者 HiRDB管理者
実行単位 HiRDBシステム
HiRDBを起動します。HiRDBの起動例を次に示します。
$ pdstart
実行者 HiRDBシステム設計者
実行単位 外部サーバ
次に示す定義系SQLを用いて,外部表定義および外部インデクスの定義を行います。
定義系SQLの詳細については,マニュアル「HiRDB Version 8 SQLリファレンス」を参照してください。
これらのSQLを実行できるユーザは次のとおりです。
定義系SQL | 実行できるユーザ |
---|---|
CREATE FOREIGN TABLE | スキーマを所有し,かつ外部サーバ定義を所有するユーザ |
CREATE FOREIGN INDEX | 外部表の所有者 |
外部表定義および外部インデクスの定義例を次に示します。
CREATE FOREIGN TABLE user01.table01
(C1 VARCHAR(255) OPTIONS TRAILING_SPACE 'NO', C2 INTEGER)
SERVER fs_xdm01;
CREATE FOREIGN INDEX user01.idx01 on user01.table01(C1 ASC);