HiRDB Dataextractorを使用するために必要な環境変数の設定について説明します。
HiRDB Dataextractorの環境変数は,実行する機能によって,次のどちらかに設定します。
HiRDB Dataextractorの環境変数の設定先を,「表2-6 HiRDB Dataextractorの環境変数の設定先」に示します。
HiRDB Dataextractorを使用するために必要な環境変数を,「表2-7 HiRDB Dataextractorを使用するために必要な環境変数」に示します。
表2-6 HiRDB Dataextractorの環境変数の設定先
種別 | 抽出側 | 反映側 | ファイル作成側 | |
---|---|---|---|---|
抽出したデータを,HiRDBへ反映する場合およびファイル作成の場合 | XDM/XTを使用した,XDM/RDへの反映および順編成データセットの作成の場合 | |||
環境変数の設定先 | xtrepコマンド実行者の環境 | HiRDB Dataextractorの環境変数情報設定ファイル |
表2-7 HiRDB Dataextractorを使用するために必要な環境変数
環境変数 | 種別 | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
XDM/XT連携 | HiRDB Dataextractor連携 | ||||||||
抽出側 | 反映側 | ファイル作成側 | 抽出側 | 反映側 | ファイル作成側 | ||||
抽1 | 抽2 | 抽1 | 抽2 | 抽3 | |||||
XTHOST | - | - | - | - | △ | △ | △ | - | - |
XTXHOST | - | - | - | - | △ | △ | △ | - | - |
XTPORTNO | - | - | △ | - | △ | △ | △ | - | - |
XTFESHOST | - | - | △ | - | - | - | - | - | - |
XTOPNWTIME | - | - | △ | - | - | - | - | △ | - |
XTWRTWTIME | - | - | △ | - | - | - | - | △ | - |
XTTCPWTIME | △ | △ | △ | △ | △ | △ | △ | △ | △ |
XTOSIWTIME | △ | △ | △ | △ | - | - | - | - | |
XTTMPDIR | - | - | △ | △ | - | - | - | △ | △ |
XTDPERMIT | - | - | △ | △ | - | - | - | △ | △ |
XTFPERMIT | - | - | △ | △ | - | - | - | △ | △ |
XTSTRETRY | △※2 | △※2 | △※2 | △※2 | - | - | - | - | |
XTLOGNAME | △※2 | △※2 | △※2 | △※2 | △ | △ | △ | △※2 | △※2 |
XTLOGRETRY | △※2 | △※2 | △※2 | △※2 | △ | △ | △ | △※2 | △※2 |
XTTEMPNAM | △※2 | △※2 | △※2 | △※2 | △ | △ | - | △※2 | △※2 |
XTLOBBUFSIZE | △ | △ | - | - | △ | △ | △ | - | - |
XTFILESIZE | - | - | - | - | △ | △ | △ | - | - |
XTLOBKIND | - | - | - | - | △ | △ | △ | - | - |
XTERRLEVEL | △ | △ | - | - | △ | △ | △ | - | - |
XTPDCFPATH | - | - | △ | - | - | - | - | △ | - |
XTPDCFxxxx | - | - | △ | - | - | - | - | △ | - |
XTARRAY | - | - | - | △ | △ | △ | - | ||
XTTRCDIR | △ | △ | △ | △ | △ | △ | △ | △ | △ |
XTCNDSKP | - | - | - | - | △ | △ | △ | - | - |
XTEXTRACTDB | △ | ○ | - | - | - | - | - | - | - |
XTNLDFLT | - | - | - | - | △ | △ | △ | - | - |
XTORAUSER | - | ○ | - | - | - | ○ | - | - | - |
XTSQLDSN | - | - | - | - | - | - | ○ | - | - |
XTSQLUSER | - | - | - | - | - | - | △ | - | - |
XTSQL | - | - | - | - | △ | △ | △ | - | - |
XTLOCALE | - | - | - | - | △ | △ | △ | △ | △ |
XTDATALOCALE | - | - | - | - | △ | △ | △ | △ | △ |
XTUNDEF | - | - | - | - | - | - | - | △ | △ |
XTDATAUNDEF | - | - | - | - | - | - | - | △ | △ |
XTDATSEPARATER | - | - | - | - | - | - | - | - | △ |
XTDATENCLOSE | - | - | - | - | - | - | - | - | △ |
XTDATCRLF | - | - | - | - | - | - | - | - | △ |
XTCSETUSE | - | - | - | - | △ | - | - | - | - |
XTORANCSET | - | - | - | - | - | △ | - | - | - |
XTSQLNCSET | - | - | - | - | - | - | △ | - | - |
XTUTF8UCS4CHK | - | - | - | - | - | - | - | △ | △ |
XTCCNVDMPSIZE | - | - | - | - | - | - | - | △ | △ |
XTCLMxxxx | △ | △ | - | - | - | - | - | - | - |
XTWHExxxx | △ | △ | - | - | - | - | - | - | - |
XTLCKxxxx | △ | △ | - | - | - | - | - | - | - |
XTTBLxxxx | △ | △ | - | - | - | - | - | - | - |
XTLPRMxxxx | △ | - | - | - | - | △ | - | ||
XTPDSRxxxx | △ | - | - | - | - | △ | - | ||
TZ | △※2 | △※2 | △※2 | △※2 | △ | △ | △ | △※2 | △※2 |
XTPCHKTIME | △※2 | △※2 | △※2 | △※2 | △ | △ | △ | △※2 | △※2 |
XTXBUFKIND | - | - | - | - | △ | △ | △ | - | - |
XTENDSPACE | - | - | - | - | △ | △ | △ | - | - |
PDDIR | ○ | - | ○ | - | ○ | - | - | ○ | - |
PDCONFPATH | ○ | - | ○ | - | ○ | - | - | ○ | - |
PDUSER※1 | ○ | - | ○ | - | ○ | - | - | ○ | - |
PDHOST※1 | △※3 | - | - | - | △ | - | - | - | - |
PDNAMEPORT※1 | △※3 | - | - | - | ○ | - | - | - | - |
PDBLKF※1 | △ | - | - | - | △ | - | - | - | - |
PDFESHOST※1 | △ | - | - | - | △ | - | - | - | - |
PDSERVICEGRP※1 | △ | - | - | - | △ | - | - | - | - |
PDCLTPATH※1 | △ | - | - | - | △ | - | - | - | - |
PDSQLTRACE※1 | △ | - | - | - | △ | - | - | - | - |
ORACLE環境変数 | - | ○ | - | - | - | ○ | - | - | - |
SQL Server環境変数 | - | - | - | - | - | - | △ | - | - |
PATH | - | - | - | - | ○ | ○ | - | - | - |
SHLIB_PATH | - | - | - | - | △ | △ | △ | - | - |
LD_LIBRARY_PATH | △ | - | △ | - | △ | - | - | △ | - |
LIBPATH | △ | - | △ | - | △ | - | - | △ | - |
LANG | △ | △ | △ | △ | △ | △ | △ | △ | △ |
環境変数の設定方法について説明します。
●XTHOST
抽出側で,データの送信対象のホスト名を指定します。ホスト名の代わりにFQDNを指定することもできます。
次のコマンドの省略時解釈値になります。
抽出したデータを表に反映する場合は,次のサーバのあるホスト名を指定します。
抽出したデータからファイルを作成する場合は,ファイルの作成先のホスト名を指定します。
●XTXHOST
抽出側で,データの反映側のホスト名を指定します。ホスト名の代わりにFQDNを指定することもできます。
抽出側のホストと反映側のホストが異なるLANで構成されている場合には,この環境変数を指定してください。
次のコマンドの省略時解釈値になります。
データの反映側の,次のサーバがあるホスト名を指定します。
指定方法については,「4.2.2 xtrepコマンド」の-Hオプションを参照してください。
●XTPORTNO
~<符号なし整数>((1025~65535))
抽出側では,データの反映側またはファイルの作成側のHiRDB Dataextractorが使用するポート番号を指定します。
次のコマンドの省略時解釈値になります。
反映側では,XDM/XTからOSIプロトコルを使用して任意のサーバを指定してデータを転送する場合に,反映側HiRDBのシステムマネジャが存在するホストで稼働するHiRDB Dataextractorのポート番号を指定します。指定するポート番号は,/etc/servicesでHiRDB Dataextractor用にユーザが割り当てたポート番号を指定してください。
●XTFESHOST ~{STANDARD|HIRDB}
反映側で,HiRDBのサーバのホスト名(HiRDBシステム共通定義pdunit -xオプションで指定)の種類を指定します。この指定は,OSIプロトコル使用時で,データの転送先のサーバ(フロントエンドサーバまたはバックエンドサーバ)とXDM/XTとの間がOSIプロトコルで接続されていて,かつシステムマネジャとXDM/XTとの間がOSIプロトコルで接続されていない場合にだけ必要です。
●XTOPNWTIME
~<符号なし整数>((60~65535))≪60≫
反映側で,入力ファイルへのデータの書き込み監視時間を秒単位で指定します。この環境変数で指定した時間は,次の処理の時間を監視するために使用されます。
監視時間は,HiRDBの排他待ち限界経過時間の指定値より大きい値を指定します。排他待ち限界経過時間については,マニュアル「HiRDB Version 8 システム定義」を参照してください。なお,出力ファイルへのデータ出力時(xtrepコマンドで-oまたは-Oオプション指定時)には,時間監視はしません。
●XTWRTWTIME
~<符号なし整数>((600~65535))≪600≫
反映側で,入力ファイルへのデータの書き込み監視時間を秒単位で指定します。この環境変数は,データを追加モードでHiRDBへ反映時,登録済みのデータ件数が多い場合などにHiRDB Dataextractorがタイムアウトでエラー終了するときに指定します。指定した時間は,次の処理時間を監視するために使用されます。
なお,出力ファイルへのデータ出力時(xtrepコマンドで-oまたは-Oオプション指定時)には,時間監視はしません。
●XTTCPWTIME
~<符号なし整数>((60~65535))
TCP/IPプロトコル使用時に,データ送受信時の応答監視時間を秒単位で指定します。この環境変数を省略した場合は応答監視をしません。
●XTOSIWTIME
~<符号なし整数>((60~65535))≪3600≫
OSIプロトコル使用時に,データ送受信時の応答監視時間を秒単位で指定します。
●XTTMPDIR
反映側およびファイル作成側で,出力ファイルを作成するディレクトリおよびLOB入力ファイル格納用ディレクトリのディレクトリ名を指定します。指定するディレクトリの絶対パス名を指定します。省略した場合は,"/opt/HIRDBXT/spool"を仮定します。
●XTDPERMIT
~<符号なし整数>((1~777))≪700≫
反映側およびファイル作成側で,LOB入力ファイル格納用ディレクトリのファイルモードを指定します。ファイルモードは8進数表現で指定します。
HiRDB Dataextractorの実行ユーザとHiRDBの管理者が異なり,かつファイルの作成に続いてHiRDBのDBへ反映する場合は,この環境変数を指定してください。
この指定がない場合は,HiRDB Dataextractorが呼び出すpdloadは作成したファイルの入力権限がないため,エラーで終了します。
●XTFPERMIT
~<符号なし整数>((1~777))≪600≫
反映側およびファイル作成側で,出力ファイルおよびLOB入力ファイルのファイルモードを指定します。ファイルモードは8進数表現で指定します。
HiRDB Dataextractorの実行ユーザとHiRDBの管理者が異なり,かつファイルの作成に続いてHiRDBのDBへ反映する場合は,この環境変数を指定してください。
指定がない場合は,HiRDB Dataextractorが呼び出すpdloadは作成したファイルの入力権限がないため,エラーで終了します。
●XTSTRETRY
~<符号なし整数>((1~360))
xtstartコマンド実行時に,OSI通信に必要なプログラム(XNF)が起動していない場合の再試行回数を指定します。この環境変数の指定がある場合,xtstartコマンドの実行時にXNFが起動していないときには,この環境変数での指定に従って,XNFが起動されるまでxtstartコマンドが再試行されます。1回の再試行間隔は10秒です。この環境変数を省略した場合は,xtstartコマンドは再試行されません。
●XTLOGNAME
ログメッセージを出力するファイル名を絶対パス名で指定します。
ファイル名称規則は,適用OSのマニュアルを参照してください。また,ファイル名称は引用符(")で囲まないでください。
環境変数XTTEMPNAMが1のときだけ有効となります。
●XTLOGRETRY ~<符号なし整数>((0~100))≪20≫
syslogへのメッセージ出力が失敗したときのリトライ回数を指定します。
●XTTEMPNAM ~{0|1}
HiRDB Dataextractorが作成するファイル名称の決定方法を指定します。
この環境変数を省略した場合,1が仮定されます。
tempnam関数については,適用OSのマニュアルを参照してください。
●XTLOBBUFSIZE
~<符号なし整数>((1~2147483647))≪BLOB列定義長≫
抽出側で,BLOB,BINARY属性の列を抽出するとき,または,ORACLEもしくはSQL Serverから抽出したデータをBLOB,BINARY属性の列に反映するときに,使用するバッファのサイズを指定します。
定義長と実際のLOBデータの長さに差がある場合に,この環境変数に実データの長さを指定することによって,指定された長さのバッファを使用するためにバッファを節約できます。
BLOB,BINARY列定義長よりも大きな値を指定した場合は,この指定は無効になり,BLOB列定義長のバッファが使用されます。
この環境変数で指定した値は,抽出する表内のすべてのBLOB,BINARY列に対して有効になります。
max(length(列名))
max(length(extracts(列名)))
xtrep -R dat -o size -s clm 表名
表A | ||
---|---|---|
列A1 | 列A2 | 列A3 |
BLOB(1K) | SGMLTEXT | BLOB(3K) |
setenv XTLOBBUFSIZE=2048
●XTFILESIZE
~<符号なし整数>((8192~2147483647))
抽出側で,出力ファイルのサイズの最大長を指定します。
データ反映時にファイルを作成して反映する場合,またはファイルを作成する場合に,データ量が多く,一つのファイルに格納できないときに,この環境変数に出力ファイルの最大長を指定することによって複数の出力ファイルに分割して格納できます。なお,xtrepコマンドの-o,-Oオプションに複数のファイル名称を指定した場合も,複数の出力ファイルに分割して格納できます。
出力ファイルは,この指定値を超えない1行の末尾までが入るように分割して,作成されます。
この環境変数を指定したときの出力ファイルの名称については,「2.2.2(6)ファイル名の決定方法」を参照してください。
●XTLOBKIND ~{0|1}
抽出側で,HiRDBの表に反映する場合の,BLOB型の列のデータ(LOBデータ)の形式を指定します。この指定によって,BLOB型のLOBデータを,LOBデータ以外のデータと同一のファイルに格納してファイルのI/O回数を削減できるため,処理性能を向上できます。
環境変数XTNLDFLTに2を指定した場合,HiRDB反映またはバイナリ形式のファイル作成時はデータベース作成ユティリティ(pdload)の-Wオプション指定時の入力データ形式となるため,この環境変数の指定は無視されます。
環境変数XTLOBKINDに0を指定した場合に作成されるデータの形式を「表2-8 環境変数XTLOBKINDに0を指定した場合に作成されるデータの形式」に,環境変数XTLOBKINDに1を指定した場合に作成されるデータの形式を「表2-9 環境変数XTLOBKINDに1を指定した場合に作成されるデータの形式」に示します。
表2-8 環境変数XTLOBKINDに0を指定した場合に作成されるデータの形式
抽出側 | 反映側,ファイル作成側 | 列属性 | BLOB属性のデータの形式 | pdloadの-kオプション設定値 | 備考 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|
ADT | BLOB型 | ADT | BLOB型 | ||||
HiRDB,ORACLE,またはSQL Server | HiRDBの表への反映 | なし | なし | - | - | - | - |
あり | - | 1 | f | ||||
あり | なし | 2 | - | v | |||
あり | 2 | 1 | |||||
バイナリ形式のファイル作成 | なし | なし | - | - | - | - | |
あり | - | 1 | |||||
あり | なし | 1※1 | - | - | ※2 | ||
あり | 1※1 | 1 | |||||
DAT形式のファイル作成 | なし | なし | - | - | - | - | |
あり | - | 1 | |||||
あり | なし | 1 | - | ||||
あり | 1 | 1 |
表2-9 環境変数XTLOBKINDに1を指定した場合に作成されるデータの形式
抽出側 | 反映側,ファイル作成側 | 列属性 | BLOB属性のデータの形式 | pdloadの-kオプション設定値 | 備考 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|
ADT | BLOB型 | ADT | BLOB型 | ||||
HiRDB,ORACLE,またはSQL Server | HiRDBの表への反映 | なし | なし | - | - | - | - |
あり | - | 2 | d | ||||
あり | なし | 2 | - | ||||
あり | 2 | 2 | |||||
バイナリ形式のファイル作成 | なし | なし | - | - | - | - | |
あり | - | 2 | |||||
あり | なし | 2 | - | - | ※ | ||
あり | 2 | 2 | |||||
DAT形式のファイル作成 | なし | なし | - | - | - | 指定不可 | |
あり | |||||||
あり | なし | ||||||
あり |
表2-10 環境変数XTLOBKIND指定値と作成するファイル数の関係
指定値 | ファイル分割※1 | 出力ファイル数(pdload入力ファイル) | データの状態例※2 | |
---|---|---|---|---|
入力ファイル | LOB入力ファイル | |||
0 | なし | 一つ | データ件数 | 1. |
あり | 分割ファイル数 | データ件数 | 2. | |
1 | なし | 一つ | 0 | 3. |
あり | 分割ファイル数 | 0 | 4. |
●XTERRLEVEL ~{0|1}
抽出側で,データの抽出時にエラーが発生したあとの,HiRDB Dataextractorの処理について指定します。
●XTPDCFPATH
~<パス名>
反映側で,HiRDBのデータベース作成ユティリティ(pdload)のidxwork文,index文,lobmid文を記述した制御情報ファイルのファイル名を,絶対パス名で指定します。この環境変数の指定によって,HiRDBのデータベース作成ユティリティが作成するインデクス情報ファイルおよびLOB中間ファイルの作成先を指定できます。
:
:
set XTPDCFPATH=/HIRDBXT/conf/xtpdcf
:
:
idxwork /hd001/idxwork
lobmid /hd002/tmp
●XTPDCFxxxx
~<パス名>
反映側で,HiRDBのデータベース作成ユティリティ(pdload)のidxwork文,index文,lobmid文を記述した制御情報ファイルのファイル名を,絶対パス名で指定します。この環境変数の指定によって,HiRDBのデータベース作成ユティリティが作成するインデクス情報ファイルおよびLOB中間ファイルの作成先を指定できます。
xxxxには任意の文字列(0~4文字の英数字)を指定します。
xtrepコマンドの-Iオプションに,ここで指定した環境変数名を指定すると,pdloadはこの環境変数で指定された制御情報ファイルを使用してデータを格納します。
●XTARRAY ~{FF|FV|VV}〔,{C|E}〕
繰返し列をファイルに出力する場合の,データ形式(FF,FV,VV),およびナル値反映方法(C,E)について指定します。
この環境変数は,表単位にデータ形式,ナル値反映方法について設定する場合に指定します。列単位に設定する場合には,xtrepコマンドの-vオプションに指定するナル値情報ファイルで指定します。この環境変数と,ナル値情報ファイルでの指定とを同時に指定した場合には,ナル値情報ファイルでの指定が優先されます。
この環境変数を省略した場合は,VVおよびCを仮定します。
また,環境変数XTNLDFLTに2を指定した場合,HiRDB反映またはバイナリ形式のファイル作成時は,この環境変数の指定は無視され,VVおよびCとして処理されます。
繰返し列のデータ形式およびナル値反映方法の指定の詳細については,「3.1.1(6)繰返し列の抽出」を参照してください。
●XTTRCDIR
~<パス名>
HiRDB Dataextractorが作成するモジュールトレースファイル,coreファイル用のディレクトリのディレクトリ名を絶対パスで指定します。この環境変数の対象になるファイル,ディレクトリを次に示します。
この環境変数を省略した場合は,/opt/HIRDBXT/dumpを仮定します。
●XTCNDSKP ~{0|1}
送受信データの圧縮を行うかどうかを指定します。
次のどちらかの条件を満たす場合,転送データを圧縮しない方がプロセスの実行時間を短縮できます。
●XTEXTRACTDB
抽出対象となるDBの種別を指定します。
●ORACLE環境変数
ORACLE抽出を行うために必要となるORACLEの環境変数を定義します。
環境変数名および指定値については,ORACLEのマニュアルを参照してください。
●SQL Server環境変数
SQL Server抽出を行うために必要となるSQL Serverの環境変数を定義します。
環境変数名および指定値については,SQL Serverのマニュアルを参照してください。
●XTNLDFLT ~{0|1|2}
HiRDBまたはファイルへ反映する場合のナル値の反映方式を指定します。
環境変数XTNLDFLTに0または1を指定したときの仮定値と同じ値が実データとして使用されている場合に指定します。なお,環境変数XTNLDFLTに2を指定すると,環境変数XTLOBKINDの指定は無視されます。
非ナル値制約指定 | 環境変数XTNLDFLT | |||
---|---|---|---|---|
抽出側 | 反映側 | 0 | 1 | 2※5 |
NULL | NULL | ○※1 | ○※1 | ○ |
NOT NULL | ○※2 | ×※3 | ×※4 | |
NOT NULL | NULL | - | - | - |
NOT NULL | - | - | - |
環境変数 XTNLDFLT の指定値 | 出力データ形式 | ||
---|---|---|---|
HiRDB反映 | ファイル形式 | ||
バイナリ形式 | DAT形式 | ||
0 | HiRDBのデータベース作成ユティリティのバイナリ形式の入力ファイル形式 | HiRDBのデータベース作成ユティリティのバイナリ形式の入力ファイル形式 | HiRDBのデータベース作成ユティリティのDAT形式の入力ファイル形式 |
1 | 同上 | 同上 | 同上 |
2 | HiRDBのデータベース作成ユティリティの-Wオプション指定時の入力ファイル形式※ | HiRDBのデータベース作成ユティリティの-Wオプション指定時の入力ファイル形式※ | 同上 |
●XTORAUSER
抽出側のORACLEに接続するユーザ名とパスワードを"ユーザ名"/"パスワード"の形式で指定します。
なお,指定するユーザは抽出する表に対してORACLEのSELECT権限またはSELECT ANY TABLE権限を持っている必要があります。また,抽出する表にLOCKを発行する場合は,LOCK ANY TABLEシステム権限またはオブジェクト権限を持っている必要があります。
●XTSQLDSN
SQL Serverに接続するためのDSN名(1~31文字)を指定します。
●XTSQLUSER
抽出側のSQL Server接続ユーザIDとパスワードを,"SQL Server接続ユーザID"/"パスワード"の形式で指定します。
Windowsの認証メカニズムを使用している場合は,この環境変数を省略できます。省略した場合は,メッセージ中の認可識別子に'********'が表示される場合があります。
なお,ログインパスワードを設定していない場合は,/"パスワード"を省略してください。
●XTSQL
HiRDB Dataextractor間で連携を行い,HiRDB,ORACLE,またはSQL Serverからデータを抽出するときに,ユーザ指定のSQLを指定するかどうかを選択します。コマンドの指定方法の詳細は,「4.2.3 データ抽出・反映の付加機能」を参照してください。
●XTLOCALE
~{sjis|euc|utf-8|unknown} ≪unknown≫
文字コード変換機能を使う場合に,抽出側と反映側で,それぞれの文字コードを指定します。
●XTDATALOCALE
~{sjis|euc|utf-8|utf-16BE|utf-16LE}
文字コード変換機能を使う場合に,抽出側と反映側で,それぞれの文字コードを指定します。
この環境変数はUTF-16と,UTF-16以外の文字コード間でデータ連携する場合に指定してください。文字コードにUTF-16を指定できるのは,変換対象が表データの場合だけです。表定義情報は変換対象となりません。表定義情報を変換するためには,必ず環境変数XTLOCALEも一緒に指定してください。
HiRDB Dataextractorで変換できる文字コードの組み合わせについては,「3.1.4(2)変換できる文字コード」を参照してください。
●XTUNDEF
~{space|sharp|16進数値文字列}〔,打ち切り件数〕 ≪space,100≫
文字コード変換機能を使う場合に,反映側で,未定義コードを検出したときの処置を指定します。
環境変数XTDATAUNDEFも指定した場合,表定義情報中に未定義コードを検出したときに,この環境変数が有効となります。
●XTDATAUNDEF
~{space|sharp|16進数値文字列}〔,打ち切り件数〕 ≪space≫
文字コード変換機能を使う場合に,反映側で,表データ中に未定義コードを検出したときの処置を指定します。この環境変数は,環境変数XTDATALOCALEを指定した場合に有効となります。
反映側の環境変数XTDATALOCALE,およびXTDATAUNDEFの指定値と,未定義コード検出時の文字コード変換後の値を次の表に示します。
表2-11 反映側の環境変数XTDATALOCALE,およびXTDATAUNDEFの指定値と,未定義コード検出時の文字コード変換後の値
反映側XTDATALOCALEの指定値 | XTDATAUNDEFの指定値 | ||
---|---|---|---|
space | sharp | 16進数値文字列 | |
sjis | 0x2020 | 0x8194 | 指定された任意の文字コード |
euc | 0x2020 | 0xa1f4 | 指定された任意の文字コード |
utf-8 | 0x2020 | 0xefbc83 | UTF-8で出力したい値をUCS-2コードに置き換えた値 |
utf-16BE | 0x3000 | 0xff03 | UTF-16で出力したい値をUCS-2コードに置き換えた値 |
utf-16LE | 0x0030 | 0x03ff | UTF-16で出力したい値をUCS-2コードに置き換えた値 |
●XTDATSEPARATER
~16進数値文字列
DATファイル作成で,セパレータ文字を変更する場合に指定します。この環境変数に指定した値を,そのままDATファイルに出力します。
この環境変数とxtrepコマンドの-Rオプションのセパレータ文字を同時に指定した場合は,この環境変数が有効となります。どちらも省略した場合は,次に示す値をDATファイルに出力します。
反映側XTDATALOCALEの指定値 | DATファイル出力値 |
---|---|
UTF-16BE | 0x002c |
UTF-16LE | 0x2c00 |
上記以外 | 0x2c |
●XTDATENCLOSE
~〔{16進数値文字列|none}〕〔,double〕
DATファイル作成で,囲み文字を変更する場合に指定します。この環境変数に指定した値を,そのままDATファイルに出力します。
囲み文字を出力するデータ型については,「表4-17 列データの記述形式(DAT形式)」を参照してください。
この環境変数を省略した場合は,次に示す値をDATファイルに出力します。
反映側XTDATALOCALEの指定値 | DATファイル出力値 |
---|---|
UTF-16BE | 0x0022 |
UTF-16LE | 0x2200 |
上記以外 | 0x22 |
●XTDATCRLF
~16進数値文字列
DATファイル作成で,改行文字を変更する場合に指定します。この環境変数に指定した値を,そのままDATファイルに出力します。
この環境変数を省略した場合は,次に示す値をDATファイルに出力します。
反映側XTDATALOCALEの指定値 | 反映側OS | DATファイル出力値 |
---|---|---|
UTF-16BE | Windows | 0x000d000a |
上記以外 | 0x000a | |
UTF-16LE | Windows | 0x0d000a00 |
上記以外 | 0x0a00 | |
上記以外 | Windows | 0x0d0a |
上記以外 | 0x0a |
●XTCSETUSE
~{no|yes} ≪no≫
HiRDBの文字集合データを,そのままの文字コードで抽出するかどうかを指定します。
●XTORANCSET
~{default|utf-16} ≪default≫
ORACLEのNCHAR列を,UTF-16で抽出するかどうかを指定します。
●XTSQLNCSET
~{default|utf-16} ≪default≫
SQL ServerのNCHAR列を,UTF-16で抽出するかどうかを指定します。
●XTUTF8UCS4CHK
~{undef|skip}〔,打ち切り件数〕
次の文字コード変換で,4バイト以上のUnicode(UCS-4)を検知したときの動作を指定します。
この環境変数を指定して該当コードを検知するとJXU7230IまたはJXU7230Eメッセージを出力します。出力メッセージは,1行中の該当コードを検知したすべての列の情報です。また,一つの列中に複数の該当コードを検知した場合,最初の文字のオフセット情報だけを出力します。
●XTCCNVDMPSIZE
~<符号なし整数>((0~2147483647)) ≪0≫
文字コード変換エラー発生時に出力されるJXU7230I,JXU7230Eメッセージの付加情報である,変換前の行データ(ダンプ形式)の出力サイズを指定します。この環境変数の指定値と変換前の行データのサイズのうち,小さい方が実際の出力サイズとなります。この環境変数を省略するか,または0を指定した場合は,変換前の行データをすべて(1行分)出力します。LOB型やBINARY型などの長大データ列を含む表の抽出・反映をする場合は,この環境変数を指定して行データの出力サイズを調整します。
●XTCLMxxxx (xxxx:任意文字列)
~<パス名>((1~255けた))
抽出側で,列名記述ファイルの名称を絶対パスで指定します。
●XTWHExxxx (xxxx:任意文字列)
~<パス名>((1~255けた))
抽出側で,表式記述ファイルの名称を絶対パスで指定します。
●XTLCKxxxx (xxxx:任意文字列)
~<パス名>((1~255けた))
抽出側で,排他情報ファイルの名称を絶対パスで指定します。
●XTTBLxxxx (xxxx:任意文字列)
~<パス名>((1~255けた))
抽出側で,表名情報ファイルの名称を絶対パスで指定します。表名情報ファイルの詳細については,「2.2.4(7)表名情報ファイルの設定」を参照してください。
●XTLPRMxxxx (xxxx:任意文字列)
~<パス名>((1~255けた))
反映側で,pdloadコマンドライン情報を記述したファイルの名称を絶対パスで指定します。
ファイルの詳細については,「2.2.4(8)pdloadコマンドライン情報ファイルの設定」を参照してください。
●XTPDSRxxxx (xxxx:任意文字列)
~<パス名>((1~255けた))
反映側で,pdload制御情報ファイルのsource文情報を記述したファイルの名称を絶対パスで指定します。
ファイルの詳細については,「2.2.4(9)pdload制御情報ファイルsource文情報ファイルの設定」を参照してください。
●TZ ~<文字列>
エラーログファイルに出力する日付・時刻情報のタイムゾーンを指定します。HiRDBとHiRDB Dataextractorでこの環境変数の設定を合わせてください。設定が異なると,エラーログファイルおよびsyslogに出力されるHiRDBとHiRDB Dataextractorのメッセージ時刻がずれることがあります。
この環境変数を省略すると,OSの設定値を仮定します。
●XTPCHKTIME ~<符号なし整数>((30~600)) ≪180≫
指定値は,30の倍数で指定します。指定値が30の倍数でない場合は30の整数倍に切り上げた値を使用します。
実行する機能によって,次のどちらかの監視時間を指定します。
●XTXBUFKIND ~{0|1}
抽出時のバッファサイズの取得方式を指定します。
●XTENDSPACE ~{data|nodata}
文字コード変換をしない場合の,固定長文字列データ型の空白の扱い方を指定します。
●PDDIR
抽出側では,抽出側のHiRDBのHiRDB運用ディレクトリを絶対パス名で指定します。
反映側では,反映側のHiRDBのHiRDB運用ディレクトリを絶対パス名で指定します。
●PDCONFPATH
抽出側では,抽出側のHiRDBのHiRDBシステム定義ファイルを格納するディレクトリを絶対パス名で指定します。
反映側では,反映側のHiRDBのHiRDBシステム定義ファイルを格納するディレクトリを絶対パス名で指定します。
●PDUSER
抽出側では,抽出側のHiRDBに接続するユーザ名とパスワードを"ユーザID"/"パスワード"の形式で指定します。
なお,指定するユーザは抽出する表に対してHiRDBのSELECT権限を持っている必要があります。
反映側では,反映側のHiRDBに接続するユーザ名とパスワードを"ユーザID"/"パスワード"の形式で指定します。
なお,指定するユーザは反映する表に対してHiRDBのINSERT権限を持っている必要があります。また,表のデータをいったん削除して反映する場合は,HiRDBのINSERT権限およびDELETE権限を持っている必要があります。
●PDHOST
抽出側で,抽出側のHiRDBのシステムマネジャのホスト名を指定します。
●PDNAMEPORT
抽出側で,抽出側のHiRDBシステムのポート番号を指定します。
●PDBLKF
抽出側で,ブロック転送の行数を指定します。
この環境変数の指定によりHiRDBからの抽出時間を短縮できる場合があります。詳細は,マニュアル「HiRDB Version 8 UAP開発ガイド」を参照してください。
●PDFESHOST
抽出側で,フロントエンドサーバのホスト名を指定します。
●PDSERVICEGRP
抽出側で,フロントエンドサーバのサーバ名を指定します。
●PDCLTPATH
抽出側で,HiRDBのSQLトレース情報を取得するSQLトレースファイルの,格納先ディレクトリを指定します。PDCLTPATHの指定がない場合は,カレントディレクトリの下に出力されます。
●PDSQLTRACE
抽出側で,HiRDBのSQLトレース情報を取得する場合に指定します。SQLトレースファイルのサイズを指定します。HiRDBからのデータの抽出時,HiRDB DataextractorはHiRDBのSQL文を発行してデータを抽出します。このため, SQLトレース情報を取得しておくと,HiRDBでのデータの抽出エラー発生時に,障害対策に利用できます。SQLトレースファイルについては,マニュアル「HiRDB Version 8 システム運用ガイド」を参照してください。
●PATH
抽出側で,/opt/HIRDBXT/binを追加します。
●SHLIB_PATH
抽出側のHiRDB,ORACLE,またはSQL Serverの共用ライブラリが格納されているディレクトリを絶対パスで,xtrepコマンドを投入するユーザ環境または環境変数情報設定ファイルに指定します。
なお,ORACLEからデータを抽出する場合は,32ビットのクライアントライブラリが格納された共用ライブラリのパスを指定してください。
この環境変数は,適用OSがSolaris,LinuxおよびAIXの場合は,値を指定しても無視されます。
●LD_LIBRARY_PATH ~<パス名>
抽出側のHiRDB,ORACLE,またはSQL Serverの共用ライブラリが格納されているディレクトリを絶対パスで,xtrepコマンドを投入するユーザ環境または環境変数情報設定ファイルに指定します。
なお,ORACLEからデータを抽出する場合は,32ビットのクライアントライブラリが格納された共用ライブラリのパスを指定してください。
この環境変数は,適用OSがSolarisまたはLinuxの場合にだけ有効となります。
●LIBPATH ~<パス名>
抽出側のHiRDB,ORACLE,またはSQL Serverの共用ライブラリが格納されているディレクトリを絶対パスで,xtrepコマンドを投入するユーザ環境または環境変数情報設定ファイルに指定します。
なお,ORACLEからデータを抽出する場合は,32ビットのクライアントライブラリが格納された共用ライブラリのパスを指定してください。
この環境変数は,適用OSがAIXの場合にだけ有効となります。
●LANG
抽出側では,抽出側のHiRDBで各国文字を使用している場合に,使用している文字コードに合わせて指定します。
反映側では,反映側のHiRDBで各国文字を使用している場合に,使用している文字コードに合わせて指定します。メインフレーム側のDBのデータをXDM/XTを使用してHiRDBに反映する場合は,XDM/XTのJXUMCTL制御文のCONVERT文で指定された変換後の文字種別と同じでなければなりません。異なった文字種別を指定した場合,結果は保証されません。
ファイル作成側では,ファイル作成側で各国文字を使用している場合に,使用している文字コードに合わせて指定します。
省略時は,次のプロファイルで定義された文字種別を仮定します。
HiRDB Dataextractorの環境変数情報設定ファイルでの環境変数の指定方法を次に示します。
set 環境変数=環境変数設定値 |
set PDDIR=/HiRDB
set PDCONFPATH=/HiRDB/conf
set PDUSER="user01"/"user01"
set LANG=ja_JP.SJIS
set XTPORTNO=20052
ここでは,通常の指定方法とは異なる場合の,環境変数の指定方法について説明します。
通常とは異なる場合の環境変数の指定方法を,次の表に示します。
表2-12 通常とは異なる場合の環境変数の指定方法
プロトコル | 適用OS | HiRDB Dataextractorの起動方法 | 環境変数の指定方法 | 備考 |
---|---|---|---|---|
TCP/IP | HP-UX Solaris Linux AIX | inetdによる自動起動 | inetd.confに指定します。 | 指定例1を参照してください。 |
Windows | サービスによる自動起動 | hirdbxt.iniに指定します。 | - | |
OSI | HP-UX | localrcまたはrcによる自動起動 | localrcまたはrcに指定します。 | 指定例2を参照してください。 |
xtstartコマンドによる手動起動 | 実行するユーザ環境でsetenvを指定します。 | 指定例3を参照してください。 | ||
Windows Solaris Linux AIX | - | - | - |
hirdbxt stream tcp nowait user01 /bin/env env XTTEMPNAM=0
/opt/HIRDBXT/bin/pxtcntl /usr/home/user01/xtenv1
/bin/env XTTEMPNAM=0 /opt/HIRDBXT/bin/xtstart
/opt/HIRDBXT/HIRDB_conf /opt/HIRDBXT/OSI_conf
setenv XTTEMPNAM=0
/opt/HIRDBXT/bin/xtstart /opt/HIRDBXT/HIRDB_conf /opt/HIRDBXT/OSI_conf