4.3 出力リストの形式

<この節の構成>
(1) データの抽出時の出力リスト
(2) データの反映時の出力リスト

(1) データの抽出時の出力リスト

データの抽出側のHiRDB Dataextractorを実行したときに出力されるリストの形式について,説明します。

データの抽出側のHiRDB Dataextractorの実行結果はエラーログファイルに出力されます。エラーログファイルの名称については,「表2-3 HiRDB Dataextractorが作成するディレクトリおよびファイル」を参照してください。

データの抽出側のHiRDB Dataextractor実行時に出力される出力リストの構成を「図4-2 データの抽出時の出力リストの構成」に,データの抽出側のHiRDB Dataextractor実行結果リスト例を,「図4-3 データの抽出側のHiRDB Dataextractor実行結果リスト」に示します。

図4-2 データの抽出時の出力リストの構成

[図データ]

図4-3 データの抽出側のHiRDB Dataextractor実行結果リスト

[図データ]

説明
番号は,図中の丸付き数字と対応しています。
  1. プログラムプロダクトの形名
  2. ロードモジュール名
  3. バージョン番号
  4. リビジョン番号
  5. PXTCNTL(HiRDB Dataextractorの入口プログラム)を実行した日付
    yy:年(西暦下2けた)
    mm:月
    dd:日
  6. PXTCNTLを実行した時刻
    hh:時
    mm:分
    ss:秒
  7. メッセージ出力元プロセスのプロセスID
  8. メッセージ出力時刻
  9. HiRDB Dataextractorのメッセージ

(2) データの反映時の出力リスト

データの反映側のHiRDB Dataextractorを実行したときに出力されるリストの形式について,説明します。

データの反映側のHiRDB Dataextractor実行時に出力される出力リストの構成を「図4-4 データの反映時の出力リストの構成」に,データの反映側のHiRDB Dataextractor実行結果リスト例を,「図4-5 データの反映側のHiRDB Dataextractor実行結果リスト」に示します。

図4-4 データの反映時の出力リストの構成

[図データ]

1,2:データの反映側のHiRDB Dataextractorの制御プロセスおよび入力ファイル作成プロセスの実行結果です。それぞれ別のエラーログファイルに出力されます。エラーログファイルの名称については,「表2-3 HiRDB Dataextractorが作成するディレクトリおよびファイル」を参照してください。

出力リスト中には,データの抽出側のHiRDB Dataextractorのデータ抽出プロセスのプロセスIDが出力されます。このプロセスIDをキーにして,データの抽出側に対応する反映側のHiRDB Dataextractorの出力リストが検索できます。

なお,「1.」の中にはpdloadの実行結果のメッセージが出力されます。詳細については,マニュアル「HiRDB Version 8 メッセージ」を参照してください。

図4-5 データの反映側のHiRDB Dataextractor実行結果リスト

[図データ]

説明
番号は,図中の丸付き数字に対応しています。
  1. プログラムプロダクトの形名
  2. ロードモジュール名
  3. バージョン番号
  4. リビジョン番号
  5. PXTCNTLを実行した日付
    yy:年(西暦下2けた)
    mm:月
    dd:日
  6. PXTCNTLを実行した時刻
    hh:時
    mm:分
    ss:秒
  7. データの抽出側のHiRDB Dataextractorのデータ抽出プロセスのプロセスID
    コネクション確立処理中にエラーが発生した場合は出力されません。
  8. HiRDB Dataextractorのプロセス種別
    M:制御プロセス
    F:入力ファイル作成プロセス
  9. メッセージ出力元プロセスのプロセスID
  10. メッセージ出力時刻
  11. pdloadのメッセージ
  12. HiRDB Dataextractorのメッセージ