付録B.2 注意事項
- データ属性の変換
反映対象のHiRDBのデータ属性がVARCHARの場合で,抽出時のデータの後ろに空白がある場合は,データの反映時に後ろの空白を詰めて反映します。
- 環境変数XTTMPDIRでのネットワークドライブ指定不可
環境変数XTTMPDIRに,ネットワークドライブを指定しないでください。
- 環境変数XTPDCFxxx,XTLPRMxxxx,およびXTPDSRxxxxの指定値
ファイル名を絶対パス名で指定する際に,空白を含むパス名を指定する場合は,パス名の前後を引用符(")で囲む必要があります。
- HiRDBがセットアップ識別子付きでインストールされている場合の注意事項
抽出側と反映側でそれぞれ次の注意が必要です。
- 抽出側:
- xtrep,xtrepOまたはxtrepSコマンドを指定する際は,HiRDB識別子に対応したコマンドプロンプトで実行してください。
- 反映側:
- hirdbxt.iniの各[サービス名]セクションに次の環境変数を指定してください。抽出側でそのサービス名に対応したポート番号を指定することで任意の識別子に対応したHiRDBに反映できます。
- ・PDDIR
- ・PDCONFPATH
- ・PDUXPLDIR
- Windows Vista,およびWindows Server 2008で運用を行う場合の注意事項
- HiRDB DataextractorのコマンドはHiRDBが提供する「HiRDBコマンドプロンプト」を実行し,そのウィンドウで実行してください。「コマンドプロンプト」やExplorerなどから実行する場合は,右クリックで表示されるメニューから「管理者として実行」を選んで実行してください。
- Windows Vista,およびWindows Server 2008では第3,第4水準漢字が使用できますが,HiRDB Dataextractorのパラメタに第3,第4水準漢字は指定できません。指定した場合の動作は保証できませんので,注意してください。
また,文字コード変換を行わない場合(環境変数XTLOCALEの指定を省略するか,または抽出側と反映側で同じ値を指定する場合)はデータの抽出,反映ができます。