データ連動回復機能とは,次のどちらかの原因によって通常のデータ連動が停止した場合に,障害で消失した未反映の更新情報を再抽出し,その情報を基に抽出情報キューファイルを回復して反映側に送信することで,データ連動の整合性を回復できるようにする機能です。
データ連動回復機能には,次の二つの方法があります。
ただし,Datareplicator Extensionでシステムログファイルによる回復を実行できるのは,次の前提条件を満たした場合だけです。
データ連動回復機能の詳細については,マニュアル「HiRDBデータ連動機能 HiRDB Datareplicator Version 8」を参照してください。
アンロードログファイルによるデータ連動回復を使えるDatareplicator Extensionのバージョンと製品の組み合わせを次の表に示します。
表8-1 アンロードログファイルによるデータ連動回復を使えるDatareplicator Extensionのバージョンと製品の組み合わせ
反映側システム | 抽出側システム | |||
---|---|---|---|---|
Datareplicator※1 | ||||
06-01 以前 | 06-01-/A 以降※2 | 07-00 以降,及び08-00以降 | ||
Datareplicator Extension | 06-03-/D以降 | × | ○ | ○ |
07-00以降,及び08-00以降 | × | ○ | ○ | |
上記以外 | × | × | × |