hderesstateOデータ連動リソースの状態の取得

機能

コマンドを実行した時点のデータ連動リソースの状態を標準出力に出力します。出力される情報を,次の表に示します。

データ連動リソース出力される情報
メッセージデータ型出力情報はありません。
キューテーブル
(アドバンストキュー)
  • キューテーブルの有無
  • キューテーブル名称
  • キューテーブルテーブル名称
  • キューテーブルからの取り出し(DEQUEUE)が完了した更新データの保存時間
  • キューテーブルに格納されているメッセージ(更新データ)の情報
    ・未抽出メッセージ数
    ・先頭の未抽出メッセージがキューテーブルに格納された時間
    ・最終の未抽出メッセージがキューテーブルに格納された時間
    ・キューテーブルに格納されているメッセージの詳細
データ連動用トリガ
  • 全トリガ数
  • 全トリガ名
  • 全トリガの定義対象表一覧
  • 全トリガの状態(有効/無効)
抽出同期管理テーブル
  • 抽出同期管理テーブルの有無
  • 抽出同期管理テーブル情報(抽出情報キューファイルの最終WRITE位置)
注※
-dオプションを指定したときだけ出力します。

形式

     hderesstateO -u ユーザ名 / パスワード
         〔-d〔-s 表示開始時間〕〔-t 表示終了時間〕〔-n 表示データ件数〕〕

オプション

規則

出力形式

[図データ]

説明

出力形式の説明と出力条件を次に示します。

番号説明出力条件
1.キューテーブルの有無
exist:キューテーブルあり
not exist:キューテーブルなし
条件はありません。
2.キューテーブル名称1.がexistの場合。
3.キューテーブル表名称
4.キューテーブルからの取り出し(DEQUEUE)が完了した更新データの保存時間(単位:秒)
5.キューテーブル内の未抽出メッセージ数
6.先頭の未抽出メッセージがキューテーブルに格納された時間1.がexistで,かつ5.が0以外の場合。
7.最終の未抽出メッセージがキューテーブルに格納された時間
8.データ連動用トリガ数条件はありません。
9.データ連動用トリガの詳細
  • 先頭3カラム目
    *の場合はトリガが有効であることを示します。
  • 先頭5~19カラム目
    トリガ名
  • 先頭21カラム目以降
    トリガ定義対象スキーマ名及び表名
8.が0以外の場合。
10.抽出同期管理テーブルの有無
exist:抽出同期管理テーブルあり
not exist:抽出同期管理テーブルなし
条件はありません。
11.抽出同期管理テーブル情報(抽出情報キューファイルの最終WRITE位置)10.がexistの場合。
12.出力メッセージ数-dオプションを指定している場合。
13.メッセージID12.が0以外の場合。
14.更新順序番号
15.メッセージがキューテーブルに格納された時間,トランザクションID,及びメッセージの状態
メッセージの状態
'PROCCESSED':既にキューテーブルから取り出されています。
'READY':まだキューテーブルから取り出されていません。
'EXPIRED':キューテーブルに格納できないメッセージのため,例外キューに格納されています。
16.表ID及び更新種別
更新種別
INS:INSERT
UPD:UPDATE(マッピングキー更新なし)
UPDM:UPDATE(マッピングキー更新あり)
DEL:DELETE
17.更新前データ数12.が0以外で,かつ16.の更新種別がUPDM又はDELの場合。
18.更新データ順序名及び更新データ長
更新データ長
-1:ナル値
-1以外:データ長
17.が0以外の場合。
19.更新前データ17.が0以外で,かつ18.が-1以外の場合。
20.更新後データ数12.が0以外で,かつ16.の更新種別がINS,UPD,又はUPDMの場合。
21.更新データ順序名及び更新データ長
更新データ長
-1:ナル値
-1以外:データ長
20.が0以外の場合。
22.更新後データ20.が0以外で,かつ21.が-1以外の場合。
キューテーブルに格納されているメッセージ(更新データ)の詳細は,キューテーブルに格納された時間が古い順に出力されます。ただし,同じ時間にキューテーブルに格納されたメッセージの詳細については,出力順序は保証されません。