時系列情報表を作成する手順について説明します。
更新情報,反映日付,反映時間などの時系列情報を取得するためには,反映側DB上に,これらの情報を取得するための表(時系列情報表)を作成しておく必要があります。時系列情報表を作成するときには,表名と列構成(列数,列順序,列名)は任意に指定できます。ただし,列の属性は取得する情報に合わせて定義する必要があります。
また,反映側DBがHiRDBの場合,取得する情報の種類によっては,更新情報フィールド定義のconst句で定数を指定します。
時系列情報表の列の属性について,反映側DBごとに説明します。
反映側DBがHiRDBの場合の,時系列情報表の列の属性とconst句での指定については,マニュアル「HiRDBデータ連動機能 HiRDB Datareplicator Version 8」を参照してください。
反映側DBがOracleの場合の時系列情報表の列の属性を次の表に示します。
表4-6 反映側DBがOracleの場合の時系列情報表の列の属性
取得する情報 | 列の属性(外部データ型) |
---|---|
抽出日付 | DATE(日付及び時間の情報を持ちます) |
抽出時間 | |
反映日付 | |
反映時間 | |
反映種別 | CHAR(5) |
マッピングキー | 「4.1.2(2)(a) HiRDBデータ型からOracle(UNIX)データ型への変換」の「表4-4 Oracleに反映するデータのデータ型対応」及びマニュアル「HiRDBデータ連動機能 HiRDB Datareplicator Version 8」を参照してください。 |
更新情報 |
上記のデータ型で変換できるデータ型以外で時系列情報表を定義した場合は,時系列情報の取得処理及び反映処理の動作を保証できません。
ODBCドライバを使用してデータ連動する場合の時系列情報表の列の属性を次の表に示します。
表4-7 ODBCドライバを使用してデータ連動する場合の時系列情報表の列の属性
取得する情報 | 列の属性 |
---|---|
抽出日付 | SQL_DATE※ |
反映日付 | |
抽出時間 | SQL_TIME※ |
反映時間 | |
反映種別 | SQL_CHAR(5) |
マッピングキー | 「4.1.2(2)(b) HiRDBデータ型からODBCのデータ型への変換(SQL Server,Oracle)」の「表4-5 ODBCを使用して反映するデータのデータ型の対応」を参照してください。 |
更新情報 |