2.6 プロセスファイルの作成(UNIX)

Oracleとデータ連動する場合,インストール時に作成されたアーカイブライブラリを基に,Oracleを稼働させるユーザ環境下でプロセスファイルを作成する必要があります。プロセスファイルは,次のタイミングで必ず作成してください。

上記のタイミングでプロセスファイルを作成しなかった場合は,動作を保証できません。

インストール時に作成されるアーカイブライブラリ及びアーカイブライブラリを基にして作成するプロセスファイルを表2-7と表2-8に示します。

表2-7 インストール時に作成されるアーカイブライブラリ及びアーカイブライブラリを基にして作成するプロセスファイル(抽出側Datareplicator Extension)

アーカイブライブラリプロセスファイルプロセスファイル名
libhdemasterO.ahdemasterO抽出マスタプロセスファイル
libhdecaptureO.ahdecaptureO抽出プロセスファイル
libhdeprepO.ahdeprepO抽出定義プリプロセスコマンド
libhdeeventO.ahdeeventOイベント発行コマンド
libhderesstateO.ahderesstateOデータ連動リソース状態表示コマンド

表2-8 インストール時に作成されるアーカイブライブラリ及びアーカイブライブラリを基にして作成するプロセスファイル(反映側Datareplicator Extension)

アーカイブライブラリプロセスファイルプロセスファイル名
libhdsdefservO.ahdsdefservO反映定義サーバプロセスファイル
libhdssqleO.ahdssqleO反映SQLプロセスファイル

プロセスファイルは,Oracleが提供するサンプルメイクファイルを使用して作成します。

プロセスファイルの作成手順及び作成例については,「付録B プロセスファイルの作成手順及び作成例」を参照してください。