データ連動の対象にする表の抽出条件を定義します。
{{ extract 認可識別子.表識別子({ 列名〔抽出データ型〕※〔{{,列名〔抽出データ型〕※ }}…〕|* })
to 更新情報名
key|ukey(列名〔{{,列名 }}…〕)}}…
Datareplicator Extension固有のオプションについて説明します。
表5-2 Oracleの場合に指定できるキーワード
Oracleのデータ型 | 指定できるキーワード | 抽出する情報 | 対応するHiRDBデータ型 |
---|---|---|---|
DATE | date | 日付だけ | DATE |
time | 時間だけ | TIME | |
char | 日付と時間 | CHAR(19) | |
CHAR(10) | date | 日付だけ | DATE |
CHAR(8) | time | 時間だけ | TIME |
Oracleのデータ型 | HiRDBデータ型 |
---|---|
DATE | CHAR(19) |
CHAR(10) | MCHAR(10) |
CHAR(8) | MCHAR(8) |
Oracleのデータ型 | 抽出対象とするデータ形式 |
---|---|
CHAR(10) |
|
CHAR(8) |
|
データ型 | データの長さ |
---|---|
NUMBER(n) | n<=29 |
CHAR | 255バイト以下 |
VARCHAR2 | 255バイト以下 |
NCHAR | 127バイト以下 |
NVARCHAR2 | 127バイト以下 |
DATE | - |
抽出側DBから抽出した更新情報を,送信先識別子ごとに選択して送信するための定義をします。送信文は省略できます。送信文の指定方法によって,送信先へ送信される更新情報は異なります。
〔{{ send 送信先識別子 from 更新情報名
〔 where 列名※{比較演算子 定数※|in(定数※〔,定数※〕…)
|flike(比較開始位置,定数※)}
〔 and 列名※{比較演算子 定数※|in(定数※〔,定数※〕…)
|flike(比較開始位置,定数※)}〕〕}}…〕
Datareplicator Extensionを使用する場合に,設定内容が異なる点について説明します。
表5-3 選択条件に指定できるマッピングキー列属性
列属性 | 長さ,精度 | 位取り | 指定できる長さ |
---|---|---|---|
NUMBER(n) | n<=29 | n<=29 | n<=29,かつ 精度-位取り<=29 |
CHAR(n) | n<=255 | - | 1<=n<=255 |
VARCHAR2(n) | n<=255 | - | 1<=n<=255 |
NCHAR(n) | n<=255 | - | 1<=n<=255 |
NVARCHAR2(n) | n<=255 | - | 1<=n<=255 |
表5-4 選択条件列の属性と定数との関連
列属性 | 定数 | |
---|---|---|
文字列定数 | 真数定数 又は符号なし整数 | |
NUMBER(n) | × | ○ |
CHAR(n) | ○ | × |
VARCHAR2(n) | ○ | × |
NCHAR(n) | ○ | × |
NVARCHAR2(n) | ○ | × |