他社DBMSのデータベースからデータを抽出する場合の条件について説明します。
抽出対象表の種別は実表だけです。
抽出対象表の運用については,「6.2.1 抽出対象表の運用」を参照してください。
他社DBMSからの更新情報は,抽出対象表に対して定義したトリガによって抽出されます。抽出の対象となるSQL文の操作は,トリガを定義するときに指定したトリガイベントに従います。
抽出対象表に対してDatareplicatorが定義するトリガイベントを次に示します。
したがって,上記のSQL文の操作が抽出の対象となります。
ただし,APからの抽出対象表に対する更新だけでなく,ほかの表の更新を契機とした自動的な更新やユティリティの実行などで,内部的にトリガが実行される場合があります。内部的にトリガが実行される契機については,他社DBMSの仕様に従います。