DatareplicatorではHiRDBの連動切り替えを使用して,系切り替えできます。これは,HiRDBの系が切り替わったときにDatareplicatorの系も切り替えるものです。Datareplicatorで障害が発生したときに,Datareplicatorを単独で系切り替えすることはできません。なお,HiRDBでの系切り替え機能の運用については,マニュアル「HiRDB Version 9 システム運用ガイド」を参照してください。
系切り替え機能は,次の表に示すクラスタソフトウェアで使用できます。
表6-16 サポートしているクラスタソフトウェア
クラスタソフトウェア | 対象OS | ||||
---|---|---|---|---|---|
HP-UX | Solaris | AIX | Linux | Windows | |
HAモニタ | ○ | × | ○ | ○ | × |
MC/ServiceGuard | ○ | × | × | × | × |
HACMP | × | × | ○ | × | × |
Microsoft Cluster Server | × | × | × | × | ○ |
系切り替え機能を使ったデータ連動システムの形態を次の図に示します。
図6-28 系切り替え機能を使ったデータ連動システムの形態