SAMファイルを使って,メインフレーム側DB(PDMII E2,RDB1 E2)からHiRDBへデータ連動するときの運用手順を次の図に示します。
図6-2 SAMファイルを使って,メインフレーム側DBからHiRDBへデータ連動するときの運用手順
環境を構築した後に初めてデータ連動を開始する場合は,Datareplicatorを初期化します。詳細については,「6.2 環境構築時の初期化手順」を参照してください。
反映側システムの起動手順を次に示します。
抽出側システムの起動手順を次に示します。
抽出側システムのプログラムの起動順序は,各製品の仕様に従います。
抽出側システムではファイル転送プログラムを使って,更新情報を格納したSAMファイルを反映側システムに送信します。送信されたSAMファイルは,抽出側システムのファイル転送プログラムが指定した反映側Datareplicatorのディレクトリに格納されます。
反映側Datareplicatorの操作者は,更新情報をSAMファイルから反映情報キューファイルに格納するため,hdssamqinコマンドを実行します。反映情報キューファイルへの更新情報の格納が完了すると,反映側システムは反映処理を実行します。
抽出側DB(PDMII E2又はRDB1 E2)を終了し,抽出側システムを終了します。
抽出側システムのプログラムの終了順序は,各製品の仕様に従います。抽出側システムのプログラムの終了方法については,該当するマニュアルを参照してください。
反映側システムを終了します。反映側システムは,次の順序で終了してください。
反映側Datareplicatorの終了方法については,「6.6 反映側Datareplicatorの起動と終了」を,HiRDBの終了方法については,マニュアル「HiRDB Version 9 システム運用ガイド」を参照してください。