反映側Datareplicatorでの変更手順を次に示します。
抽出側Datareplicatorでの変更手順との基本的な違いは,HiRDBを停止する必要がないことです。
- hdsstateコマンドで反映情報キューファイルのread位置とwrite位置が同じであることを確認します。
- hdsstopコマンドでDatareplicatorを停止します。
- 二重化定義ファイルを作成します。
- 二重化するファイルの物理ファイルを用意します※。
- 二重化するファイルの論理ファイルと同じ名称のファイルが存在する場合,そのファイルを削除します。
- hdsstart -iコマンドでDatareplicatorを初期起動します。
- $HDSPATH下に作成された二重化制御ファイルのバックアップを取得します。
- 系切り替え構成の場合,切り替え先の$HDSPATH下に二重化制御ファイルをコピーします。
- 注※
- 物理ファイルの用意とは,キャラクタ型スペシャルファイルを使用する場合のパーティション割り当て,及びシンボリックリンクの作成を意味します。
- なお,反映情報キューファイルと反映ステータスファイルをキャラクタ型スペシャルファイルで作成した後に初めて初期化する場合は,反映側Datareplicatorをhdsstart -i -fコマンドで初期開始してください。2回目以降は-fオプションを指定する必要はありません。