PDMII E2ログ形式SAMファイルの場合,PDMII E2の定義に指定した1フィールドを複数フィールド,複数フィールドを1フィールド,又はフィールドから部分的にデータを抽出する場合のフィールドを指定します。抽出再定義文はデータセット単位に必要です。指定する定義は順不同です。
抽出再定義文を省略すると,PDMII E2で定義したフィールドをそのまま更新情報定義に使って更新処理を実行します。
〔{{ restruct DBM名称.データセット名
{{ field 再定義フィールド名称〔 position データ開始位置 〕
attr 再定義フィールド属性(長さ)〔 not null 〕}}…}}…〕
DBM名称,データセット名,再定義フィールド名称は,それぞれ反映側HiRDBの認可識別子,表名,列名に対応させてください。
表5-23 再定義フィールドに指定できるフィールド属性と長さ
フィールド属性(長さ) | 説明 | フィールド(バイト) |
---|---|---|
CHAR(n) | 文字列データ n:文字数(1<=n<=30000) | n |
NCHAR(n) | 日本語文字列データ n:文字数(1<=n<=15000) | n×2 |
PACK(m〔,n〕) | 符号ありパック形式10進データ m:整数部 n:小数部 (0<=m<=29,0<=n<=29,1<=m+n<=29) | (m+〔n〕+1)÷2 小数点以下切り上げ |
PACKNS(m〔,n〕) | 符号なしパック形式10進データ m:整数部 n:小数部 (0<=m<=29,0<=n<=29,1<=m+n<=29) | (m+〔n〕+1)÷2 小数点以下切り上げ |
UNPACK(m,〔,n〕) | 符号ありゾーン形式10進データ m:整数部 n:小数部 (0<=m<=29,0<=n<=29,1<=m+n<=29) | m+〔n〕 |
UNPACKNS(m〔,n〕) | 符号なしゾーン形式10進データ m:整数部 n:小数部 (0<=m<=29,0<=n<=29,1<=m+n<=29) | m+〔n〕 |
COMP(m〔,n〕) | COBOL 2進固定小数点データ m:整数部 n:小数部 (0<=m<=18,0<=n<=18,1<=m+n<=18) | 1<=m〔+n〕<=4の場合 :2 5<=m〔+n〕<=9の場合 :4 10<=m〔+n〕<=18の場合 :8 |
BINARY(m〔,n〕) | PL/I 2進固定小数点データ m:精度 n:位取り (1<=m<=31,0<=n<=31,m>=n) | 1<=m<=15の場合:2 16<=m<=31の場合:4 |
FLOAT(n) | 浮動小数点データ n:バイト数(n=4,8) | n |