Datareplicatorでデータ連動できるSQLを次の表に示します。
表1-8 Datareplicatorでデータ連動できるSQL
SQL種別 | データ連動の可否 | 制限 |
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INSERT | ○ | WITHOUT ROLLBACKオプションを指定している表はデータ連動できません。 |
UPDATE | ○ | UPDATE文のSET句に指定していない列(更新をしていない列)についても,同じ値で更新したものとしてデータ連動します。ただし,次のデータ型については,更新していない場合データ連動しません。
- VARCHAR型(256バイト以上の場合)
- NVARCHAR型(128文字以上の場合)
- MVARCHAR型(256バイト以上の場合)
- BLOB型
- BINARY型
- 抽象データ型(SGMLTEXT,FREEWORD,XML)
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DELETE | ○ | WITHOUT ROLLBACKオプションを指定している表はデータ連動できません。 |
PURGE | ○ | - WITHOUT ROLLBACKオプションを指定している表はデータ連動できません。
- 抽出対象の表を複数のBESに分割して配置している場合はデータ連動できません。複数のBESに分割して配置している表に対してPURGE文を実行した場合の動作は,「5.4 送信環境定義」のprg_eventnoオペランドを参照してください。
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上記以外のSQL | × | - |
- (凡例)
- ○:データ連動できます。ただし,制限があります。
- ×:データ連動できません。
- 注
- 抽出側DBで複数の行を一つのSQL文で更新した場合,反映側Datareplicatorでは,抽出側DBで更新した行の数だけSQL文を発行します(SQL単位ではなく更新した行単位でデータ連動します)。