各定義文は,稼働環境定義文,抽出再定義文,抽出文の順序で記述します。更新情報定義の構造を次の図に示します。また,更新情報定義の内容と指定数を次の表に示します。
図5-11 更新情報定義の構造
表5-22 更新情報定義の内容と指定数
定義名 | 定義文 | 指定数 | 内容 |
---|---|---|---|
稼働環境定義文 | filetype文 | 1 | 対象になるファイル種別を指定します。 |
抽出再定義文 | restruct文 | 0~4096 | 複数フィールドを1フィールド,又は1フィールドを複数フィールドとする場合に再定義フィールド名,データ開始位置,フィールド属性,長さをデータセット単位に指定します。 |
抽出文 | extract文 | 1~4096 | 抽出対象DBM,データセット,フィールド,更新情報名 及びマッピングキーを指定します。 |
/* 稼働環境定義文 */
filetype PDM
/* 抽出再定義文 */
〔{{ restruct DBM名称.データセット名
{{ field 再定義フィールド名称〔 position データ開始位置 〕
attr 再定義フィールド属性(長さ)〔 not null 〕}}…}}…〕
/* 抽出文 */
{{ extract DBM名称.データセット名
({ { フィールド名称|再定義フィールド名称 }
〔 {{,{ フィールド名称|再定義フィールド名称 }}}…〕|* })
to 更新情報名
key({ フィールド名称|再定義フィールド名称 }
〔{{ ,{ フィールド名称|再定義フィールド名称 }}}…〕)}}…
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