5.2.3 オペランドの説明

注※
抽出システム定義でncを指定したときは,抽出環境定義と送信環境定義のint_trc_getvオペランドの指定で稼働トレースを個別に取得できます。
int_trc_lvlオペランドの指定の目安
int_trc_lvlオペランドは,次のように指定することをお勧めします。
  1. 本番運用のとき
    本番運用では,int_trc_lvlオペランドを省略することをお勧めします。
    この指定で性能が出ないときは,一時的に稼働トレースのオペランドを変更して性能状況を見てください。このときint_trc_lvlオペランドの第1パラメタに「p1」又は「p2」,第2パラメタに「nc」を指定してから,特定の(性能が出ていない)機能にint_trc_getl又はint_trc_getvオペランドを指定します。int_trc_lvlオペランドの第1パラメタに「p2」を指定したときは,int_trc_fileszオペランドには余裕を持った値(1MB以上を推奨)を指定してください。
  2. テスト運用のとき
    テストの段階では,int_trc_lvlオペランドの第1パラメタに「p1」を指定して,第2パラメタを省略することをお勧めします。こうしておけば,性能の問題が起こったときにhdstrceditコマンドを実行していつでも稼働トレースを参照できます。コマンドの実行結果を参照して,HiRDBの表定義や反映グループ数をチューニングしてください。
    より詳細な情報(SQLの実行単価など)が必要なときは,int_trc_lvlオペランドの第2パラメタを「p2」に変更してください。「p2」を指定したときは,int_trc_fileszオペランドには余裕を持った値(1MB以上を推奨)を指定してください。