マルチFES機能を使う場合の,次に示す反映グループ定義の例について説明します。
表単位分割方式でマルチFES機能を使うときの反映グループ定義の例を次の図に示します。
図5-28 反映グループ定義の例(表単位分割方式)
キーレンジ単位分割方式でマルチFES機能を使うときの反映グループ定義の例を次の図に示します。
図5-29 反映グループ定義の例(キーレンジ単位分割方式)
ハッシュ分割方式でマルチFES機能を使うときの反映グループ定義の例を次の図に示します。
図5-30 反映グループ定義の例(ハッシュ分割方式)
ハッシュ分割でデータを別々のサーバに格納するパラレルサーバの表に対して,Datareplicatorの反映グループでFESを指定します。このとき,HiRDBの表と同様にハッシュ分割をします。FESを指定すると,ハッシュ分割した数だけ並行に反映処理するのと同時に,FESとBES間の通信オーバヘッドを削減してFESの負荷を減らせます。これによって,データ連動をより効率的に実行できるようになります。
反映グループ定義の例(ハッシュ分割方式でFESを指定する場合)を次の図に示します。
図5-31 反映グループ定義の例(ハッシュ分割方式でFESを指定する場合)