6.9 系切り替え機能を使うときの運用

DatareplicatorではHiRDBの連動切り替えを使用して,系切り替えできます。これは,HiRDBの系が切り替わったときにDatareplicatorの系も切り替えるものです。Datareplicatorで障害が発生したときに,Datareplicatorを単独で系切り替えすることはできません。なお,HiRDBでの系切り替え機能の運用については,マニュアル「HiRDB Version 9 システム運用ガイド」を参照してください。

系切り替え機能は,次の表に示すクラスタソフトウェアで使用できます。

表6-16 サポートしているクラスタソフトウェア

クラスタソフトウェア対象OS
HP-UXSolarisAIXLinuxWindows
HAモニタ××
MC/ServiceGuard××××
HACMP××××
Microsoft Cluster Server××××
(凡例)
○:使用できます。
×:使用できません。

系切り替え機能を使ったデータ連動システムの形態を次の図に示します。

図6-28 系切り替え機能を使ったデータ連動システムの形態

[図データ]

<この節の構成>
6.9.1 系切り替え機能の形態
6.9.2 系切り替え機能を使うときの準備(HAモニタの場合)
6.9.3 系切り替え機能を使うときの準備(Microsoft Cluster Serverの場合)
6.9.4 系切り替え機能を使うときの運用手順(HAモニタの場合)
6.9.5 系切り替え機能を使うときの注意
6.9.6 影響分散スタンバイレス型系切り替え機能での運用