5.11.1 構造と形式

<この項の構成>
(1) 構造
(2) 形式

(1) 構造

各定義文は,稼働環境定義文,抽出再定義文,抽出文の順序で記述します。更新情報定義の構造を次の図に示します。また,更新情報定義の内容と指定数を次の表に示します。

図5-11 更新情報定義の構造

[図データ]

表5-22 更新情報定義の内容と指定数

定義名定義文指定数内容
稼働環境定義文filetype文1対象になるファイル種別を指定します。
抽出再定義文restruct文0~4096複数フィールドを1フィールド,又は1フィールドを複数フィールドとする場合に再定義フィールド名,データ開始位置,フィールド属性,長さをデータセット単位に指定します。
抽出文extract文1~4096抽出対象DBM,データセット,フィールド,更新情報名 及びマッピングキーを指定します。

(2) 形式

/* 稼働環境定義文 */

filetype PDM

 

/* 抽出再定義文 */

〔{{ restruct DBM名称.データセット名

    {{ field 再定義フィールド名称〔 position データ開始位置 〕

       attr 再定義フィールド属性(長さ)〔 not null 〕}}…}}…〕

 

/* 抽出文 */

{{ extract DBM名称.データセット名

    ({ { フィールド名称|再定義フィールド名称 }

    〔 {{,{ フィールド名称|再定義フィールド名称 }}}…〕|* })

  to 更新情報名

  key({ フィールド名称|再定義フィールド名称 }

  〔{{ ,{ フィールド名称|再定義フィールド名称 }}}…〕)}}…