システムログファイルによるデータ連動回復には次のメリットがあります。
- 回復手順が容易です。
- 抽出側の業務を停止しないで,次のファイルを回復できます。
- 抽出マスタステータスファイル
- データ連動連絡ファイル
- 抽出サーバステータスファイル
- 反映マスタステータスファイル
- 反映情報キューファイル
- 反映ステータスファイル
ただし,次の点に注意してください。
- システムログファイルが上書きされていると,この回復方法は使用できません。
- 通常の運用時,更新情報に回復情報が付加されて反映側Datareplicatorに送信されるため,送信データ量が増加します。
抽出情報キューファイルに障害が起こった場合の,システムログファイルによるデータ連動回復の概要を次の図に示します。
図9-3 システムログファイルによる回復方法の概要
![[図データ]](figure/rz09s012.gif)