系切り替え機能の形態について説明します。
系切り替えをする場合,抽出側Datareplicatorは必ずHiRDBサーバと連動系切り替え(複数の製品をグループ化して,一括して切り替えるようにした系切り替え形態)をしてください。反映側は必要に応じて連動系切り替えをしてください。
HiRDBの系切り替え機能の形態を次に示します。なお,それぞれの系切り替え機能の形態については,関連するクラスタソフトウェアのマニュアルを参照してください。
上記のどちらの形態でも連動系切り替えができます。
ほかに,HiRDBの系切り替えの時間短縮のための機能として,高速系切り替え,ユーザサーバホットスタンバイ,及びトランザクションキューイングがあります。
系切り替え機能には,次に示すシステム構成があります。
上記のシステム形態のうち相互系切り替えで運用するときは,エラー情報ファイル名を固有にするための定義が必要です。
系切り替えの構成ごとによる説明の参照先を次の表に示します。
表6-17 系切り替えの構成ごとによる説明の参照先
使用するクラスタソフトウェア | 系切り替えの構成 | 参照先 |
---|---|---|
HAモニタ | 1:1系切り替え構成 2:1系切り替え構成 | 6.9.2 系切り替え機能を使うときの準備(HAモニタの場合) 6.9.4 系切り替え機能を使うときの運用手順(HAモニタの場合) |
相互系切り替え構成 | 6.9.2 系切り替え機能を使うときの準備(HAモニタの場合) 6.9.4 系切り替え機能を使うときの運用手順(HAモニタの場合) 6.9.5 系切り替え機能を使うときの注意 | |
影響分散スタンバイレス型系切り替え構成 | 6.9.4 系切り替え機能を使うときの運用手順(HAモニタの場合) 6.9.6 影響分散スタンバイレス型系切り替え機能での運用 | |
Microsoft Cluster Server | 1:1系切り替え構成 | 6.9.3 系切り替え機能を使うときの準備(Microsoft Cluster Serverの場合) |