5.6 抽出側HiRDBの定義

HiRDBのデータベースからデータを抽出する場合は,抽出側HiRDBの定義に,抽出側Datareplicatorを使うために必要な情報を定義します。

抽出側Datareplicatorを使うために必要なHiRDBの定義を次の表に示します。HiRDBの定義の記述形式とこのほかのHiRDBの定義については,マニュアル「HiRDB Version 9 システム定義」を参照してください。

表5-12 抽出側Datareplicatorを使うために必要なHiRDBの定義

定義名記述形式オペランド内容再開始時の変更可否
システム共通定義set形式pd_rpl_init_start抽出側HiRDBでのデータ連動の開始方法を指定します。×
pd_log_rpl_no_standby_file_oprシステムログファイルがスワップできなかった場合の,データ連動に対する処置を指定します。
ユニット制御情報定義set形式pd_rpl_hdepath抽出側Datareplicatorで使うディレクトリ名を指定します。×
(凡例)
○:HiRDBの再開始時にオペランドを変更できます。
×:HiRDBの再開始時にオペランドを変更できません。
<この節の構成>
5.6.1 システム共通定義
5.6.2 ユニット制御情報定義