3.9.3 二重化する場合の注意事項
(1) 系切り替え機能を使用している場合
- Datareplicator初期化後,対応する待機系サーバのDatareplicatorの運用ディレクトリに,二重化制御ファイルをコピーしてください。ただし,次の場合はコピーする必要はありません。
- HiRDB/パラレルサーバで相互系切り替え構成の場合に,待機系のホストに実行系のBESがあるとき
実行系のBESがあるところに自動的に二重化制御ファイルが作成されます。
- 2回目以降の系切り替えで,かつ二重化制御ファイルの内容に一切変更がないとき
- 拡張子が「.mf」のファイルは待機系にコピーする必要はありません。拡張子が「.mf」のファイルは,ファイルを二重化する場合に,Datareplicatorが自動生成するワークファイルです。Datareplicatorの稼働中には削除しないでください。
(2) ファイル障害が発生した場合