1.5 データ連動できるSQL

Datareplicatorでデータ連動できるSQLを次の表に示します。

表1-8 Datareplicatorでデータ連動できるSQL

SQL種別データ連動の可否制限
INSERTWITHOUT ROLLBACKオプションを指定している表はデータ連動できません。
UPDATEUPDATE文のSET句に指定していない列(更新をしていない列)についても,同じ値で更新したものとしてデータ連動します。ただし,次のデータ型については,更新していない場合データ連動しません。
  • VARCHAR型(256バイト以上の場合)
  • NVARCHAR型(128文字以上の場合)
  • MVARCHAR型(256バイト以上の場合)
  • BLOB型
  • BINARY型
  • 抽象データ型(SGMLTEXT,FREEWORD,XML)
DELETEWITHOUT ROLLBACKオプションを指定している表はデータ連動できません。
PURGE
  • WITHOUT ROLLBACKオプションを指定している表はデータ連動できません。
  • 抽出対象の表を複数のBESに分割して配置している場合はデータ連動できません。複数のBESに分割して配置している表に対してPURGE文を実行した場合の動作は,「5.4 送信環境定義」のprg_eventnoオペランドを参照してください。
上記以外のSQL×
(凡例)
○:データ連動できます。ただし,制限があります。
×:データ連動できません。
抽出側DBで複数の行を一つのSQL文で更新した場合,反映側Datareplicatorでは,抽出側DBで更新した行の数だけSQL文を発行します(SQL単位ではなく更新した行単位でデータ連動します)。