6.11 ラージファイルの運用

抽出情報キューファイル,及び反映情報キューファイルの最大値を2GB以上(ラージファイル)として運用する方法について説明します。この節では,抽出情報キューファイル,及び反映情報キューファイルを,キューファイルと表記します。

Windows版の場合
Windows版でラージファイルを運用する場合,抽出環境定義のqueuesizeオペランド,及び反映環境定義のqueuesizeオペランドに2097152(2GB)以上を指定します。
UNIX版の場合
UNIX版でラージファイルを運用する場合,抽出環境定義のqueuesizeオペランド,及び反映環境定義のqueuesizeオペランドに2097152(2GB)以上を指定します。また,OSの設定やDatareplicatorファイルシステム領域の最大長を設定する必要があります。詳細は,「6.11.1 ラージファイル運用の準備(UNIX版限定)」を参照してください。
注意
既存のキューファイルのサイズを変更した場合,Datareplicatorを初期化する必要があります。そのため,レプリケーションが完了していることを事前に確認してから,ファイルサイズを変更してください。
<この節の構成>
6.11.1 ラージファイル運用の準備(UNIX版限定)
6.11.2 ラージファイル運用時のコマンド実行時間の見積もり