反映側Datareplicatorの環境変数の設定内容を次の表に示します。
表2-18 反映側Datareplicatorの環境変数の設定方法
環境変数 | 設定内容 |
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PATH | 反映側Datareplicatorのコマンドライブラリの名称を指定します。※1 |
TZ | 反映側Datareplicatorのメッセージ出力時のタイムゾーンを指定します。HiRDBのシステム定義に指定した内容と合わせてください。 |
PDDIR※2 | 反映側HiRDBの運用ディレクトリを指定します。 |
PDNAMEPORT※2 | 反映側HiRDBのポート番号を指定します。 |
PDHOST※2 | 反映側HiRDBのホスト名を指定します。 |
HDSPATH | 反映側Datareplicatorの運用ディレクトリを指定します。このディレクトリ下に反映側Datareplicatorの定義ファイル,ステータスファイル,エラー情報ファイルを作成します。さらに,このディレクトリは反映側Datareplicatorのコアファイル(プロセス全体のダンプファイル)の出力先になります。 なお,Windowsの場合は運用ディレクトリ名に丸括弧を使用できます。
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HDS_MST_STDCLOSE | 反映側Datareplicatorで,標準入力,標準出力,及び標準エラー出力をクローズするかどうかを指定します。
この環境変数を設定しないまま反映情報編集UOCで標準入力,標準出力,又は標準エラー出力を使用した場合,反映が正常に実行されないおそれがあります。反映情報編集UOCで標準入力,標準出力,又は標準エラー出力を使用する場合は,必ずこの環境変数に「FALSE」を設定してください。 |
HDS_RFI_ELANG※3 | hdsrefinfmコマンドを実行する際の抽出側システムの文字コードを指定します。 指定されていない場合は,反映ステータスファイルを基に自動判別します。ただし,反映側の初期化直後に定義情報を表示する場合は,自動判別できません。自動判別できない場合は,ja_JP.SJISを仮定します。 |
HDS_RFI_PLANG※3 | hdsrefinfmコマンドを実行する際の反映側システムの文字コードを指定します。 指定されていない場合は,ja_JP.SJISを仮定します。 |
HDSCLTWAITTIME | HiRDBのクライアント環境定義PDCWAITTIME(クライアントの最大待ち時間)とPDSWAITTIME(サーバの最大待ち時間)※4の設定値を,反映側Datareplicatorで有効にするかどうかを指定します。 この環境変数の指定は任意のため,指定する必要がない場合は省略することをお勧めします。
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環境変数 | 文字コード | |||
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JIS8/シフトJIS | EUC | Unicode(UTF-8) | EBCDIC/KEIS EBCDIK/KEIS | |
HDS_RFI_ELANG | ja_JP.SJIS | ja_JP.UJIS | ja_JP.UTF8 | EBCDIK |
HDS_RFI_PLANG | ja_JP.SJIS | ja_JP.UJIS | ja_JP.UTF8 | - |