Datareplicatorでデータ連動できる表を次の表に示します。次の表の内容は抽出側Datareplicatorと反映側Datareplicatorで共通です。
表1-6 Datareplicatorでデータ連動できる表
分類 | データ連動の可否 |
---|
実表 | オプションを指定していない場合 | ○ |
SHAREオプションを指定している場合 | △※1 |
WITHOUT ROLLBACKオプションを指定している場合 | △※2 |
INSERT ONLYオプションを指定している場合 | △※3 |
INNER CONSTRUCTORオプションを指定している場合 | △※4 |
CHARACTER SETオプションを指定している場合 | △※5 |
トリガが定義されている場合 | △※6 |
COMPRESSEDオプションを指定している場合 | △※7 |
上記以外のオプションを指定している場合 | ○ |
ビュー表 | × |
ディクショナリ表 | × |
一時表 | × |
- (凡例)
- ○:データ連動できます。制限はありません。
- △:データ連動できますが,制限があります。
- ×:データ連動できません。
- 注※1
- SHAREオプションを指定している表(共用表)を格納する共用RDエリアを作成するときに,create rdarea文のserver nameオペランドに指定したバックエンドサーバだけデータ連動できます。共用表をデータ連動させる場合は,反映側Datareplicatorで反映定義のload文にwith lock句を指定する必要があります。抽出側Datareplicatorで定義を指定する必要はありません。反映定義の詳細については,「5.10.5 反映表定義」を参照してください。
- 注※2
- WITHOUT ROLLBACKオプションを指定している表のデータ連動には,前提条件と制限事項があります。詳細については,「6.7.3(4) WITHOUT ROLLBACKオプションを指定している表についての注意」を参照してください。
- 注※3
- 抽出表と反映表を同じ構成にしてください。
- 注※4
- このオプションを指定した列を抽出対象としない場合は,データ連動できます。
- 注※5
- CHARACTER SETオプションを指定している列を抽出対象にする場合は,次の制限事項をすべて満たしてください。満たさなかった場合,抽出側DBと反映側DBで不整合が発生するおそれがあります。
- 抽出列と,抽出列に対応する反映列の両方に,同じCHARACTER SETオプションを指定してください。
- 抽出側がXDM/DSで,反映列がCHARACTER SETオプションにEBCDIKを指定している場合,反映定義のformat文でその列に対応するフィールドにnocodecnvを指定してください。
- 注※6
- トリガが定義されている表のデータ連動には,前提条件と制限事項があります。詳細については,「3.3.6 トリガが定義されている表のデータ連動」を参照してください。
- 注※7
- COMPRESSEDオプションを指定している表のデータ連動には,前提条件があります。詳細については,「6.7.3(5) COMPRESSEDオプションを指定している表についての注意」を参照してください。