抽出情報キューファイル回復機能を使用するための条件について説明します。
次の条件を満たしている必要があります。
抽出側Datareplicatorを08-01より前のバージョンから08-01以降にバージョンアップした場合は,抽出側Datareplicatorを初期開始してください※。
08-01より前のバージョンの抽出情報キューファイルは,抽出情報キューファイル回復機能では回復できません(データ連動回復機能で回復してください)。08-01より前のバージョンの抽出情報キューファイルが存在する場合は,抽出側Datareplicatorの起動時に,KFRB05037-Wメッセージが出力されます。
抽出情報キューファイルをDatareplicatorファイルシステム領域に格納している場合,抽出情報キューファイルを初期化すると,抽出情報キューファイルと一緒に格納しているほかのファイル(抽出サーバステータスファイル又はデータ連動用連絡ファイル)も初期化されます。また,抽出情報キューファイル回復機能を使用している場合に障害が発生したときは,抽出サーバステータスファイルだけをバックアップから回復する必要があります。
そのため,抽出情報キューファイル,抽出サーバステータスファイル,及びデータ連動用連絡ファイルは,すべて別々のDatareplicatorファイルシステム領域に格納してください。
また,HiRDB/パラレルサーバの場合は,複数のバックエンドサーバの抽出情報キューファイルは,すべて別々のDatareplicatorファイルシステム領域に格納してください。
データ連動回復機能を使用しているときに抽出情報キューファイルに障害が発生した場合,抽出情報キューファイル回復機能は使用できません。再度,データ連動回復機能で障害を回復してください。