3.2.7 メッセージ出力の抑止

Datareplicator稼働時には,syslogファイル(Windowsの場合はイベントログ),及びエラー情報ファイルに稼働状況を伝えるためのメッセージが出力されます。

これらのメッセージは稼働状況を知るための重要な情報ですが,稼働環境によっては大量にメッセージが出力されてリソースを多く消費する場合があります。

このような場合に備えて,ユーザが情報として不要と判断したメッセージの出力を抑止するように指定できます。

メッセージの出力を抑止するためのオペランドを次に示します。

オペランド抑止対象出力先
syslogoutsyslogファイル(又はイベントログ)
syslog_message_suppress
node_syslogout
info_message_out
  • syslogファイル(又はイベントログ)
  • エラー情報ファイル
各オペランドの詳細については,「5.2 抽出システム定義」を参照してください。
注※
info_message_outオペランドにsuppressを指定して出力を抑止したメッセージのうち,抑止対象から除外してエラー情報ファイルに出力したいメッセージ番号がある場合は,except_suppressオペランドで指定できます。

syslogファイル(又はイベントログ)へのメッセージの出力を抑止するためのオペランドを,混在して指定した場合のメッセージの出力結果を次に示します。

オペランドメッセージの出力先
info_message_outsyslogout又はnode_syslogoutsyslog_message_suppresssyslogファイル
(又はイベントログ)
エラー情報ファイル
suppress指定不可指定不可××
nosuppresstrue指定あり×
指定なし
false指定不可×
(凡例)
○:出力します。
×:出力しません。