2.7.2 抽出側Datareplicatorのディレクトリ構成

抽出側Datareplicatorのディレクトリ構成を図2-5に,ファイルの内容を表2-15に示します。

図2-5 抽出側Datareplicatorのディレクトリ構成(Windows)

[図データ]

注※
Datareplicatorの定義を格納する,任意のディレクトリを示す環境変数です。

表2-15 抽出側Datareplicatorのディレクトリとファイルの内容

作成タイミングディレクトリとファイル名12内容
ユーザが作成%HDEPATH%¥hdeenv抽出システム定義ファイル
任意の名称抽出環境定義ファイル
任意の名称送信環境定義ファイル
任意の名称抽出定義ファイル
抽出システム定義ファイルのfile_dupenvオペランドに指定したファイル名二重化定義ファイル
抽出側
Datareplicator
の初期起動時
%HDEPATH%¥hde_prpfile抽出定義プリプロセスファイル
任意の名称_サーバ名抽出情報キューファイル
%HDEPATH%¥mststatus抽出マスタステータスファイル
%HDEPATH%¥sts_サーバ名抽出サーバステータスファイル
%HDEPATH%¥msterrfile1
%HDEPATH%¥msterrfile2
抽出マスタエラー情報ファイル
%HDEPATH%¥errfile1 3
%HDEPATH%¥errfile2
抽出ノードマスタエラー情報ファイル
%HDEPATH%msttrc.trc1
%HDEPATH%msttrc.trc2
抽出マスタトレースファイル
%HDEPATH%exttrc.trc1 4
%HDEPATH%exttrc.trc2
抽出ノードマスタトレースファイル
%HDEPATH%¥hde_サーバ名データ連動用連絡ファイル
任意の名称 5コマンドログファイル
注※1
各ディレクトリは,任意のローカルドライブの下に作成します。
注※2
環境変数 HDEPATHは,Datareplicatorの定義を作成する任意のディレクトリを示します。
注※3
抽出システム定義のerrfile_uniqueオペランドにtrueを指定すると,ファイル名に「_ホスト名」が付きます(ファイル名が「errfile1_ホスト名」と「errfile2_ホスト名」になります)。
注※4
抽出システム定義のerrfile_uniqueオペランドにtrueを指定すると,ファイル名に「_ホスト名」が付きます(ファイル名が「exttrc_ホスト名.trc1」と「exttrc_ホスト名.trc2」になります)。
注※5
コマンドログファイル名は,環境変数 hde_command_log_fileに絶対パス名又は相対パス名で指定します。相対パス名で指定すると,「%HDEPATH%¥相対パス名」が絶対パス名として仮定されます。環境変数 hde_command_log_fileの指定を省略すると,コマンドログファイル名として%HDEPATH%¥hdecmdlogが仮定されます。
実際のコマンドログファイル名は,指定した名称の最後に「1」又は「2」が付けられます。実際のコマンドログファイル名の長さが「OSのパスの最大長-1」を超えないように指定してください。