hdeinfoget(抽出側障害情報の取得)
機能
抽出側Datareplicatorで障害が発生した場合,障害の原因を調査するために定義情報,及び障害情報を取得します。
UNIX版Datareplicatorだけで使用できるコマンドです。Windows版Datareplicatorでは使用できません。
このコマンドはDatareplicator管理者が実行してください。
形式
hdeinfoget 〔 -n 抽出側Datareplicator識別子 〕 |
オプション
出力ファイル | ファイル名 |
---|---|
初期情報ファイル | hdeinfoget_<ホスト名※1>_init_<年月日時分秒※2>.tar.gz |
取得処理結果ログ | hdeinfoget_comlog_<ホスト名※1>_<年月日時分秒※2> |
初期情報ファイルに取得される情報を次に示します。
分類 | 取得する情報 | 取得の有無 | |
---|---|---|---|
定義情報 | Datareplicator定義ファイル | 抽出システム運用ディレクトリパス情報 | ○ |
抽出システム定義ファイル | ○ | ||
抽出環境定義ファイル | ○ | ||
送信環境定義ファイル | ○ | ||
抽出定義ファイル | ○※1 | ||
二重化定義ファイル | ○ | ||
障害情報 | Datareplicator運用ファイル | 抽出定義プリプロセスファイル | △ |
抽出情報キューファイル | × | ||
抽出マスタステータスファイル | △ | ||
抽出サーバステータスファイル | △ | ||
抽出マスタエラー情報ファイル | ○ | ||
抽出ノードマスタエラー情報ファイル | ○ | ||
抽出マスタトレースファイル | ○ | ||
抽出ノードマスタトレースファイル | ○ | ||
データ連動用連絡ファイル | △ | ||
コマンドログファイル | ○※2 | ||
二重化制御ファイル | ○ | ||
UXPLログファイル | × | ||
Datareplicator運用情報 | Datareplicatorバージョン情報 | ○ | |
hdestateコマンド実行結果 | ○ | ||
hdefstateコマンド実行結果 | ○ | ||
hdsagtstatusコマンド実行結果 | ○ | ||
hdsfstatfsコマンド実行結果 | ○ | ||
共用メモリ情報 | × | ||
pdls -d rpl -jコマンド実行結果 | ○ | ||
抽出側Datareplicator運用ディレクトリ下のファイルリスト | ○ | ||
データ連動対象の表,インデックス定義情報 | × | ||
OS情報 | Datareplicatorインストールディレクトリ下のファイルリスト | ○ | |
プロセスリスト | ○ | ||
ipcs -aコマンド実行結果 | ○ | ||
netstat -nコマンド実行結果 | ○ | ||
hostsファイル | ○ | ||
servicesファイル | ○ | ||
inetd情報 | ○ | ||
syslogファイル | ○ |
規則
リターンコード | 終了状態 | 意味と対処方法 |
---|---|---|
0 | 正常終了 | コマンドは正常に終了しました。 コンソールや取得処理結果ログに警告メッセージが出力されている場合,一部の情報が取得できていないおそれがあります。メッセージを参照して,個別に取得してください。 |
8 | 異常終了 | コマンドは異常終了しました。 コンソールや取得処理結果ログに出力されたエラーメッセージを参照して,エラーの原因を取り除いてから,コマンドを再度実行するか,個別に取得してください。 |
12 | 割り込み(シグナル発生)による終了 | 割り込み(シグナル発生)によって処理を打ち切りました。 |