5.13.3 反映側Datareplicatorの定義の例

反映側Datareplicatorの定義のうち,反映システム定義と反映環境定義の例を説明します。反映定義の例については,「5.13.4 抽出定義と反映定義の例」を参照してください。

反映側Datareplicatorでは,反映側Datareplicatorの定義のテンプレートを用意しています。テンプレートを$HDSPATH/ディレクトリ下にコピーして,ユーザの環境用に修正して利用できます。

UNIXシステムでEUCコード体系を使ってテンプレートを利用する場合には,OSのstouコマンドを使う必要があります。stouコマンドについては,該当するOSのリファレンスマニュアルを参照してください。

反映側Datareplicatorの定義のテンプレートは,次に示すディレクトリに格納してあります。

反映側Datareplicatorの定義のテンプレートのファイル名を次の表に示します。

表5-25 反映側Datareplicatorの定義のテンプレートのファイル名

定義名ファイル名記述方式
反映システム定義hdsenv
  • コメントには,JIS8/シフトJISコード体系の文字を使っています。
  • setで始まる行は,省略できないオペランドです。
  • #setで始まる行は,省略できるオペランドです。
  • 指定範囲と省略時仮定値は,次のように記述しています。
    《指定範囲 ; 省略時仮定値》
  • 省略時仮定値のあるオペランドには,設定値として省略時仮定値を記述しています。省略時仮定値のないオペランドには,設定値を記述していません。
  • オペランドの制限長が80文字までのため,ルーラを付けています。
反映環境定義refenv
反映定義reffile
  • コメントには,JIS8/シフトJISコード体系の文字を使っています。
  • 反映定義はすべて省略できるため,定義例はすべてコメントとして記述しています。ただし,定義の終了を示す「;」だけは,コメントとして記述していません。
  • 全般規則を先頭に記述しています。
<この項の構成>
(1) 反映側システム1の場合
(2) 反映側システム2の場合

(1) 反映側システム1の場合

(a) 反映システム定義の例

反映側システム1の場合の反映システム定義の例を次の図に示します。

図5-18 反映システム定義の例(反映側システム1の場合)

[図データ]

(b) 反映環境定義の例

反映側システム1の場合の反映環境定義の例を次の図に示します。

図5-19 反映環境定義の例(反映側システム1の場合)

[図データ]

(2) 反映側システム2の場合

(a) 反映システム定義の例

反映側システム2の場合の反映システム定義の例を次の図に示します。

図5-20 反映システム定義の例(反映側システム2の場合)

[図データ]

(b) 反映環境定義の例

反映側システム2の場合の反映環境定義の例を次の図に示します。

図5-21 反映環境定義の例(反映側システム2の場合)

[図データ]