hdsshmclean反映側Datareplicatorの共用リソースの削除

機能

反映側Datareplicatorが異常終了した場合に,反映側Datareplicatorの共用リソース(プロセス,共用メモリ,又はセマフォ)が残っているとき,残っている共用リソースを削除します。このコマンドはUNIX版限定のコマンドです。このコマンドはDatareplicator管理者が実行してください。

形式

     hdsshmclean 〔 -l clean〔 -q{resp|noresp}〕〔 -w 〕〕

オプション

出力形式

[図データ]

出力情報の説明
番号出力情報備考
1反映マスタプロセス管理リソースヘッダ
2反映側プロセス間連絡用共用メモリID
3反映側プロセス間排他用セマフォID
4反映マスタプロセスのプロセスID
5稼働トレース収集プロセスのプロセスID
6通信マスタプロセスのプロセスID(TCP/IP)
7通信マスタプロセスのプロセスID(OSI)
8同期反映グループリソースヘッダ反映システム定義にsyncgroup001を指定している場合に出力されます。
9同期反映グループ用共用メモリID
10TBIリスト用共用メモリID反映システム定義にsyncgroup001を指定している場合に出力されます。TBIリスト用共用メモリが複数存在する場合は,スペースで区切って出力されます。
11同期反映グループ内排他用セマフォID反映システム定義にsyncgroup001を指定している場合に出力されます。
12同期管理プロセスのプロセスID
13データ連動識別子単位リソースヘッダ
14反映定義格納用共用メモリID
15データ受信プロセスのプロセスIDプロセス名は,使用プロトコルによってhdstcpmst又はhdsosimstのどちらかが出力されます。
16反映定義サーバプロセスのプロセスID
17反映グループ単位リソースヘッダ反映グループごとに,番号17~20までの情報が出力されます。
18BLOBデータ格納用共用メモリID
19反映プロセスのプロセスID反映環境定義のstartmodeオペランドをspdに変更して反映側Datareplicatorを起動した場合,前回起動時のプロセスIDが表示されることがあります。
20反映SQLプロセス,又は反映UOCプロセスのプロセスID
(凡例)
-:特にありません。

規則

残った共用リソースが原因で反映側Datareplicatorを起動できない場合は,hdsstopコマンドを実行して共用リソースを削除してください。hdsstopコマンドを実行しても共用リソースを削除できない場合に,このコマンドを実行してください。