JP1/Cm2を使った運用管理を使うときに，監視対象マシンでDatareplicatorの運用ディレクトリを設定します。監視マシンは，hdspathlistコマンドで設定した運用ディレクトリに対応するDatareplicatorを監視します。

hdspathlistコマンドは，スーパユーザだけが実行できます。ただし，hdspathlist -lコマンドに限っては一般ユーザも実行できます。

運用管理を使わないDatareplicator，又はWindows版Datareplicatorの監視対象マシンでは，hdspathlistコマンドを実行する必要はありません。

監視対象の運用ディレクトリの初期化

hdspathlist -i

監視対象の運用ディレクトリの確認

hdspathlist -l〔 -m　hde｜hds 〕

監視対象の運用ディレクトリの追加／削除

hdspathlist｛ -a｜-d ｝-m｛ hde｜hds ｝-p 運用ディレクトリ名

• -i
  運用ディレクトリ一覧を初期化します。
  
• -l
  監視対象のDatareplicatorの運用ディレクトリ一覧を確認します。hdspathlist -lコマンドに限っては，一般ユーザも実行できます。
  
• -a
  監視対象とするDatareplicatorの運用ディレクトリを追加します。
  
• -d
  運用ディレクトリ一覧から，監視対象のDatareplicatorの運用ディレクトリを削除します。
  
• -m
  確認／追加／削除するDatareplicatorの種別を指定します。
  hde：抽出側Datareplicatorを示します。
  hds：反映側Datareplicatorを示します。
  
• -p運用ディレクトリ名
  　　〜〈最大255バイトのパス名〉
  追加／削除するDatareplicatorの運用ディレクトリ名を，絶対パスで指定します。