HiRDB データ連動機能 HiRDB Datareplicator Version 8
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hdsfstatfs(Datareplicatorファイルシステム領域の状態の表示)
機能
Datareplicatorファイルシステム領域の状態を表示します。
Datareplicatorファイルシステム領域は,UNIX版Datareplicatorで使えます。Windows版Datareplicatorではこのコマンドは使えません。
hdsfstatfsコマンドは,Datareplicatorが起動していても起動していなくても実行できます。ただし,Datareplicatorファイルシステム領域の初期化の実行中にコマンドを実行すると,コマンドを入力した時点の領域の状態がそのまま表示されます。
形式
hdsfstatfs -f Datareplicatorファイルシステム領域名
|
オプション
- -f Datareplicatorファイルシステム領域名
〜〈パス名〉
状態を表示するDatareplicatorファイルシステム領域名を指定します。
規則
- hdsfstatfsコマンドを実行して,正常終了すると0が返されます。異常終了すると1が返されます。
- Datareplicatorファイルシステム領域が次に示す状態のときは,hdsfstatfsコマンドの処理が中止されます。
- 領域が初期化されていないことを示すメッセージが出力される理由:
- Datareplicatorファイルシステム領域が初期化されていません。
- 領域が見付からないことを示すメッセージが出力される理由:
- コマンドに指定したDatareplicatorファイルシステム領域がありません。
- ファイルアクセスエラーのメッセージが出力される理由:
- Datareplicatorファイルシステム領域のディスクに障害が起こりました。
出力形式
コマンドの実行結果は,標準出力に出力されます。出力形式を次に示します。
![[図データ]](FIGURE/RZ07S140.GIF)
- (凡例)
- file system area
Datareplicatorファイルシステム領域名が表示されます。
- status
Datareplicatorファイルシステム領域の状態が表示されます。
init:hdsfmkfsコマンドで初期化した状態
used:Datareplicatorが使った状態
error:hdsfmkfsコマンドで初期化中に障害が起こった状態
- initialize time
hdsfmkfsコマンドで初期化した時刻が表示されます。
- Datareplicator directory
使ったDatareplicator運用ディレクトリ名が表示されます。
- Datareplicator type
Datareplicatorの種類が表示されます。
hde:抽出側Datareplicator
hds:反映側Datareplicator
- area capacity
Datareplicatorファイルシステム領域の総容量が表示されます(単位:キロバイト)。
- remain area capacity
Datareplicatorファイルシステム領域の未使用領域の容量が表示されます(単位:キロバイト)。
- sector size
Datareplicatorファイルシステム領域のセクタ長が表示されます(単位:キロバイト)。
- available file count
hdsfmkfsコマンドに指定したシステムファイルの上限が表示されます。
- used file count
使用中のシステムファイルの数が表示されます。
- [ nn]file name = aa...aa:
nn:Datareplicatorファイルシステム領域内でのシステムファイルの位置が表示されます。
aa...aa:システムファイル名が表示されます。
- file kind = bb...bb file kind = cc...cc[KB]
bb...bb:システムファイル種別が表示されます。
DS_STATS:ステータスファイル
DS_HDEFL:HiRDB連絡ファイル
DS_QUEUE:キューファイル
cc...cc:システムファイル容量が表示されます(単位:キロバイト)。
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