HiRDB データ連動機能 HiRDB Datareplicator Version 8

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hdeshmclean抽出側Datareplicatorの共用リソースの削除

機能

抽出側Datareplicatorが異常終了した場合に,抽出側Datareplicatorの共用リソース(プロセス,共用メモリ,又はセマフォ)が残っているとき,残っている共用リソースを削除します。このコマンドはUNIX版限定のコマンドです。このコマンドはDatareplicator管理者が実行してください。

形式

 
     hdeshmclean 〔 -x ホスト名 〕
            〔 -l clean〔 -q{resp|noresp}〕〔 -w 〕〔 -t{mst|nmt|both}〕〕
 

オプション

出力形式

抽出システム定義のsendcontrolオペランドにnodemstを指定
[図データ]

抽出システム定義のsendcontrolオペランドにsendmstを指定
[図データ]

出力情報の説明
番号 出力情報 備考
1 抽出マスタプロセス管理リソースヘッダ 抽出マスタプロセスが管理するリソースが存在しない場合は,番号1〜5までの情報は表示されません。
2 コマンド連絡用共用メモリID
3 ステータスコマンド排他用セマフォID
4 抽出マスタプロセスのプロセスID
5 稼働トレース収集プロセスのプロセスID
6 抽出ノードマスタプロセス管理リソースヘッダ 抽出ノードマスタプロセスが管理するリソースが存在しない場合は,番号6以降の情報は表示されません。
7 プロセス間連絡用共用メモリID
8 抽出定義格納用共用メモリID
9 メッセージテキスト格納用共用メモリID
10 コマンド連絡用共用メモリID 抽出システム定義のnodecontrolオペランドにserverを指定していない場合は,0が出力されます。
11 ノード間排他用セマフォ
12 コマンド排他用セマフォID 抽出システム定義のnodecontrolオペランドにserverを指定していない場合は,0が出力されます。
13 抽出ノードマスタプロセスのプロセスID
14 稼働トレース収集プロセスのプロセスID
15 サーバ単位リソースヘッダ
16 トランザクション情報管理用共用メモリID 抽出システム定義のnodecontrolオペランドにserverを指定していない場合は,0が出力されます。
17 トランザクション内更新情報管理用共用メモリID
18 トランザクション内分岐情報管理用共用メモリID
19 送信プロセス管理用共用メモリID
20 サーバ間排他用セマフォ
21 抽出プロセスのプロセスID
22 送信プロセスのプロセスID 送信プロセス名は次のように表示されます。
抽出システム定義のsendcontrolオペランドにnodemstを指定している場合は,「hdesender(送信先識別子)」。
抽出システム定義のsendcontrolオペランドにsendmstを指定している場合は,「hdesendmst」。
23 送信プロセス(hdesndprc)のプロセスID 抽出システム定義のsendcontrolオペランドにsendmstを指定している場合に出力されます。起動しているプロセスの数だけ表示されます。ただし,送信プロセス(hdesndprc)が起動してない場合は,出力されません。
24 抽出処理監視プロセスID 抽出システム定義のextwatch_intvlオペランドを指定していない場合は,0が出力されます。
(凡例)
−:特にありません。

規則

残った共用リソースが原因で抽出側Datareplicatorを起動できない場合は,hdestopコマンドを実行して共用リソースを削除してください。hdestopコマンドを実行しても共用リソースを削除できない場合に,このコマンドを実行してください。