HiRDB データ連動機能 HiRDB Datareplicator Version 8
抽出側Datareplicatorの定義のうち,抽出システム定義,抽出環境定義,及び送信環境定義の例を説明します。抽出定義の例については,「5.13.4 抽出定義と反映定義の例」を参照してください。
抽出側Datareplicatorでは,抽出側Datareplicatorの定義のテンプレートを用意しています。テンプレートを $HDEPATH/ディレクトリ下にコピーして,ユーザの環境用に修正して利用できます。
UNIXシステムでEUCコード体系を使ってテンプレートを利用する場合には,文字コードを変換するためのOSコマンド(iconvなど)を使う必要があります。文字コードを変換するためのOSコマンドについては,該当するOSのリファレンスマニュアルを参照してください。
抽出側Datareplicatorの定義のテンプレートは,次に示すディレクトリに格納してあります。
抽出側Datareplicatorの定義のテンプレートのファイル名を次の表に示します。
表5-24 抽出側Datareplicatorの定義のテンプレートのファイル名
| 定義名 | ファイル名 | 記述方式 |
|---|---|---|
| 抽出システム定義 | hdeenv |
|
| 抽出環境定義 | extenv | |
| 送信環境定義 | sendenv | |
| 抽出定義 | extfile |
|
送信先識別子S1の場合の送信環境定義の例を次の図に示します。
図5-16 送信環境定義の例(送信先識別子S1の場合)
送信先識別子S2の場合の送信環境定義の例を次の図に示します。
図5-17 送信環境定義の例(送信先識別子S2の場合)
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