HiRDB データ連動機能 HiRDB Datareplicator Version 8
トランザクションブランチ情報とは,レプリケーション対象のバックエンドサーバ名に関する情報のことです。反映トランザクション同期機能を使用する場合,抽出側HiRDBのシステムログファイルにトランザクションブランチ情報が格納されます。抽出側Datareplicatorはその情報を抽出して,データの整合性を保証しています。
トランザクションブランチ情報の連動を次の図に示します。
図3-46 トランザクションブランチ情報の連動
なお,HiRDBの正常停止ログは,同期イベントに置換して送信されます。これによって,HiRDBの正常停止を検知した場合でも反映トランザクションを同期します。ただし,同期イベントを抽出するタイミングはHiRDBが正常起動したときです。HiRDBが正常停止した時点では,反映トランザクションの同期は行われないため,注意してください。
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