syslogfileに大量にメッセージが出力され，メモリ不足になった場合など，メッセージが正しくsyslogfileに出力されないで，消失するおそれがあります。syslogfileへのメッセージ出力に失敗したとき，出力をリトライします。これによって，メッセージの消失を防ぎます。

前提条件

この機能を適用できるLinuxのバージョンと拡張SYSLOG機能のバージョンを次の表に示します。

表2-24　Linuxのバージョンと拡張SYSLOG機能の対応

Linuxのバージョン	拡張SYSLOG機能のバージョン
RedHat Enterprise Linux 4 Update 3 (IPF)	01-00以降
RedHat Enterprise Linux 4.5 (IPF)	01-01以降
RedHat Enterprise Linux 4 Update 3 (x86)	01-02以降
RedHat Enterprise Linux 4.5 (x86)
RedHat Enterprise Linux 4.5 (EM64T)
RedHat Enterprise Linux 5.1 (IPF)	02-00以降
RedHat Enterprise Linux 5.1 (x86)
RedHat Enterprise Linux 5.1 (EM64T)