HiRDB データ連動機能 HiRDB Datareplicator Version 8

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2.9.1 サービス名の登録

servicesファイル(Windowsのシステムディレクトリ\drivers\etc\services)に,次に示す形式でサービス名とポート番号を指定します。

 
     サービス名 ポート番号/tcp
 
<この項の構成>
(1) 抽出側Datareplicatorの場合
(2) 反映側Datareplicatorの場合

(1) 抽出側Datareplicatorの場合

抽出側Datareplicatorでservicesファイルに指定する内容を次の表に示します。

表2-19 抽出側Datareplicatorでservicesファイルに指定する内容

サービス名 ポート番号1 設定するサーバマシン
抽出側HiRDBがシングルサーバの場合 抽出側HiRDBがパラレルサーバの場合
反映側システムとの通信で使うサービス名を任意の名称で指定します。
送信環境定義のhdeserviceオペランドにも,同じ名称を指定してください。
システム内で使える任意の番号を指定します。
反映側システムと同じ番号を指定してください。
シングルサーバを定義したサーバマシン バックエンドサーバを定義したすべてのサーバマシン2
抽出マスタプロセスと抽出ノードマスタプロセスとの通信で使うサービス名「hdenmserv」を指定します。
名称は変更できません。
インストール完了後,Windowsを終了又は再起動する前に指定してください。
システム内で使える任意の番号を指定します。
ポート番号は,システムマネジャのサーバとバックエンドサーバのサーバとで同じにしてください。
シングルサーバを定義したサーバマシン
  • システムマネジャを定義したサーバマシン
  • バックエンドサーバを定義したすべてのサーバマシン2

注※1
既にservicesファイルに登録してあるポート番号や,ほかのソフトウェアで使うポート番号は指定できません。

注※2
抽出側DBがないバックエンドサーバも含みます。

(2) 反映側Datareplicatorの場合

反映側Datareplicatorでservicesファイルに指定する内容を次の表に示します。

表2-20 反映側Datareplicatorでservicesファイルに指定する内容

サービス名 ポート番号
抽出側システムとの通信で使うサービス名を任意の名称で指定します。
反映システム定義のhdsserviceオペランドにも同じ名称を指定してください。
システム内で使える,任意の番号を指定します。
抽出側システムと同じ番号を指定してください。

注※
既にservicesファイルに登録してあるポート番号や,ほかのソフトウェアで使っているポート番号は指定できません。