スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 メッセージ

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7.2.2 メッセージ一覧


KBLS201-E

invalid key data for sort or merge
xx…x yy…y zz
ソート又はマージのキーにエラーデータを検出しました。
xx…x yy…y zz

数字項目のキーデータ形式が間違っています。
xx…xはエラーファイル名を,yy…yはエラーレコード番号を,zzはエラーキー番号を示します。
(S) オープンしたファイルをすべてクローズし,処理を中断します。また,/usr/tmp,/tmp,又はカレントディレクトリ下にデバッグ情報ファイル(sortdmp及びsortrdmp)を生成します。
(O) キーオプションの指定が正しいか確認し,間違っているときは正しく指定して再度実行してください。又は,キーを正しい形式に修正して再度実行してください。

KBLS202-E

cannot obtain memory of this size
メモリが確保できません。

指定したメモリサイズが確保できません。
(S) オープンしたファイルをすべてクローズし,処理を中断します。また,/usr/tmp又は/tmp下にデバッグ情報ファイル(sortdmp)を生成します。
(O) メモリサイズを修正して再度実行してください。

KBLS203-E

invalid number of keys
キーの個数が正しくありません。

キーの個数が1以上64以下の範囲にありません。
(S) オープンしたファイルをすべてクローズし,処理を中断します。また,/usr/tmp又は/tmp下にデバッグ情報ファイル(sortdmp)を生成します。
(O) キーの個数を正しく指定して再度実行してください。

KBLS204-E

invalid key item attribute specification
キーの項目属性の指定が正しくありません。

キーの項目属性の指定が間違っています。
(S) オープンしたファイルをすべてクローズし,処理を中断します。また,/usr/tmp又は/tmp下にデバッグ情報ファイル(sortdmp)を生成します。
(O) キーの項目属性を正しく指定して再度実行してください。

KBLS205-E

invalid starting byte position of key
キーの開始バイト位置が正しくありません。

キーの開始バイト位置が間違っています。例えば,入力ファイルの最小レコード長を超えて指定した場合などが考えられます。
(S) オープンしたファイルをすべてクローズし,処理を中断します。また,入出力ファイルが可変長のときには,/usr/tmp又は/tmp下にデバッグ情報ファイル(sortdmp)を生成します。
(O) キーの開始バイト位置を正しく指定して再度実行してください。

KBLS206-E

invalid byte length for key
キーのバイト長が正しくありません。

キーのバイト長が間違っています。例えば,レコード長より大きい値を指定した場合などが考えられます。
(S) オープンしたファイルをすべてクローズし,処理を中断します。また,入出力ファイルが可変長のときには,/usr/tmp又は/tmp下にデバッグ情報ファイル(sortdmp)を生成します。
(O) キーのバイト長を正しく指定して再度実行してください。

KBLS207-E

sum of key position and length is greater than record length
キー位置+キー長がレコード長を超えています。

キー位置+キー長が入力ファイルの最小レコード長を超えています。
(S) オープンしたファイルをすべてクローズし,処理を中断します。また,入出力ファイルが可変長のときには,/usr/tmp又は/tmp下にデバッグ情報ファイル(sortdmp)を生成します。
(O) キーの開始バイト位置,バイト長を正しく指定して再度実行してください。

KBLS208-E

total key length exceeds 4096 bytes
キーの合計長が4096バイトを超えています。

キーの合計長が4,096バイトを超えています。
(S) オープンしたファイルをすべてクローズし,処理を中断します。また,/usr/tmp又は/tmp下にデバッグ情報ファイル(sortdmp)を生成します。
(O) キーの個数,バイト長を正しく指定して再度実行してください。

KBLS209-E

I/O error on input file
xx…x yy…y
入力ファイルにI-Oエラーが発生しました。
xx…x yy…y

入力ファイルにI-Oエラーが発生しました。
xx…xはエラーファイル名を,yy…yはエラーレコード番号を示します。
(S) オープンしたファイルをすべてクローズし,処理を中断します。また,/usr/tmp又は/tmp下にデバッグ情報ファイル(sortdmp)を生成します。
(O) エラー要因を除去して再度実行してください。

KBLS210-E

I/O error on temporary file
一時ファイルにI-Oエラーが発生しました。

一時ファイルにI-Oエラーが発生しました。
(S) オープンしたファイルをすべてクローズし,処理を中断します。また,/usr/tmp又は/tmp下にデバッグ情報ファイル(sortdmp)を生成します。
(O) エラー要因を除去して再度実行してください。

KBLS211-E

I/O error on output file
xx…x
出力ファイルにI-Oエラーが発生しました。
xx…x

出力ファイルにI-Oエラーが発生しました。
xx…xはエラーファイル名を示します。
(S) オープンしたファイルをすべてクローズし,処理を中断します。また,/usr/tmp又は/tmp下にデバッグ情報ファイル(sortdmp)を生成します。
(O) エラー要因を除去して再度実行してください。

KBLS212-E

cannot input because data is shorter than record length
データがレコード長より短いため入力できません。

入力ファイルが標準入力ファイルのとき,入力データが指定したレコード長より短いです。
(S) オープンしたファイルをすべてクローズし,処理を中断します。また,/usr/tmp又は/tmp下にデバッグ情報ファイル(sortdmp)を生成します。
(O) 入力データの長さをレコード長の整数倍にして再度実行してください。

KBLS213-E

invalid organized file or corrupted file
xx…x
ファイル編成不正又はファイル破壊が発生しました。
xx…x

入力ファイルの編成と指定したファイル編成(-S,-V,-R,-W,-I,-X,-A)とが一致していません。又は,入力ファイルのレコード長領域などが破壊されています。
xx…xはエラーファイル名を示します。
(S) オープンしたファイルをすべてクローズし,処理を中断します。また,/usr/tmp又は/tmp下にデバッグ情報ファイル(sortdmp)を生成します。
(O) 入力ファイルのファイル編成を正しく指定して再度実行してください。それでもエラーになる場合は,入力ファイルを作成し直して実行してください。

KBLS214-E

I/O error on debugging information file
デバッグ情報ファイルにI-Oエラーが発生しました。

デバッグ情報ファイルにI-Oエラーが発生しました。
(O) 保守員に連絡してください。

KBLS215-E

old version librsort.sl was executed
古いバージョンのlibrsort.slを実行しました。

SORTのバージョンが古いため,実行できません。
COBOL85で整列併合機能を使用しているとき,SORTのバージョンがCOBOL85の前提となるSORTのバージョンより古いことが考えられます。
(S) 処理を中断します。また,/usr/tmp又は/tmp下にデバッグ情報ファイル(sortdmp)を生成します。
(O) 正しいバージョンのSORTをインストールして再度実行してください。

KBLS216-E

file name is specified in directory of temporary file
一時ファイルのディレクトリにファイル名を指定しています。

一時ファイルを割り当てるディレクトリ(-T)又は(-T2)の指定に,ファイル名を指定しました。
(S) 処理を中断します。また,/usr/tmp又は/tmp下にデバッグ情報ファイル(sortdmp)を生成します。
(O) ディレクトリ名を正しく指定して再度実行してください。

KBLS217-E

cannot open input file as it is already in use
入力ファイルがほかで使用中のためオープンできません。

入力ファイルがほかの処理で使用されているため,オープンできません。例えば,ほかの処理でSORTプログラムが同じファイルを排他モードでオープンしている場合などが考えられます。
(S) オープンしたファイルをすべてクローズし,処理を中断します。また,/usr/tmp又は/tmp下にデバッグ情報ファイル(sortdmp)を生成します。
(O) ほかの処理が終わるのを待って,再度実行してください。

KBLS218-E

cannot open output file as it is already in use
出力ファイルがほかで使用中のためオープンできません。

出力ファイルがほかの処理で使用されているため,オープンできません。例えば,ほかの処理でSORTプログラムが同じファイルを排他モードでオープンしている場合などが考えられます。
(S) オープンしたファイルをすべてクローズし,処理を中断します。また,/usr/tmp又は/tmp下にデバッグ情報ファイル(sortdmp)を生成します。
(O) ほかの処理が終わるのを待って,再度実行してください。又は,出力ファイル名を変更して再度実行してください。

KBLS219-E

output file already exists
出力ファイルが既に存在するため処理を中止しました。

ソートオプション又はマージオプションで既存ファイルの書き換え防止機能(-i)が指定されているとき,出力ファイル名に,既にあるファイル名を指定しました。
(S) 処理を中断します。
(O) 出力ファイル名に,既にあるファイル名と異なるファイル名を指定して,再度実行してください。

KBLS300-E

invalid programming logic, error code = xxxx
プログラム論理エラーが発生しました。(xxxx)

詳細コードxxxxのプログラム不良が発生しました。
(S) オープンしたファイルをすべてクローズし,処理を中断します。また,/usr/tmp又は/tmp下にデバッグ情報ファイル(sortdmp)を,カレントディレクトリ下にコアダンプ(core)を生成します。
(O) 詳細コードを保守員に連絡してください。