スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 メッセージ

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6.1 排他制御時のエラーの資源種別,資源名称,及び資源情報の出力内容

排他制御時のエラーの資源種別,資源名称,及び資源情報の出力内容を次の表に示します。なお,資源情報の見方については,マニュアル「HiRDB Version 8 システム運用ガイド」を参照してください。

表6-1 排他制御時のエラーの資源種別,資源名称,及び資源情報の出力内容

資源
種別
種別名 資源名称1※1 資源名称2※1 資源情報 内容
0001 RDAR RDエリア 1〜8けた:RDエリア番号
9〜28けた:00固定
RDエリア
0002 TABL 表名 1〜8けた:表番号
9〜16けた:世代番号
17〜28けた:00固定
0003 INDX インデクス名 RDエリア名 1〜8けた:インデクス番号
9〜16けた:RDエリア番号
17〜28けた:00固定
インデクス
0004 PAGE 表名又はインデクス名 RDエリア名 1〜6けた:RDエリア番号
7〜8けた:ファイル番号
9〜16けた:ページ番号
17〜24けた:表番号又はインデクス番号
25〜28けた:00固定
ページ
0007 ROW※4 表名 RDエリア名 1〜6けた:RDエリア番号
7〜8けた:ファイル番号
9〜14けた:ページ番号
15〜16けた:スロット番号
17〜24けた:表番号
25〜28けた:00固定
0008 NWROW 表名 RDエリア名 1〜6けた:RDエリア番号
7〜8けた:ファイル番号
9〜14けた:ページ番号
15〜16けた:スロット番号
17〜24けた:表番号
25〜28けた:00固定
行(WITHOUT LOCK NOWAIT検索制御用)
000B TABN 表名 1〜8けた:表番号
9〜16けた:世代番号
17〜28けた:00固定
表(NO WAIT検索時)
000C NKEY インデクス名 1〜8けた:インデクス番号
9〜28けた:00固定
キー値(NULL)
000D DKEY インデクス名 1〜8けた:インデクス番号
9〜28けた:キー値又はエンコードされたキー値
キー値(非NULL)
000E LFID RDエリア名 論理ファイル番号 1〜8けた:RDエリア番号
9〜16けた:論理ファイル番号
17〜28けた:00固定
論理ファイル
000F IXIF インデクス名 RDエリア名 1〜8けた:インデクス番号
9〜16けた:RDエリア番号
17〜28けた:00固定
インデクス情報ファイル
0010 TRWT 表名 インデクス格納RDエリア名 1〜8けた:表番号
9〜16けた:インデクス格納RDエリア番号
17〜28けた:00固定
トランザクション決着待ち
0011 SHWT 表名
(RDエリア更新完了待ちの場合は,"****"を出力します)
RDエリア名 1〜6けた:RDエリア番号
7〜8けた:ファイル番号
9〜14けた:ページ番号
15〜16けた:スロット番号
17〜24けた:表番号
25〜28けた:00固定
RDエリア更新完了待ちの場合は,RDエリア番号以外は0となります。
共用RDエリアトランザクション決着待ち
0102 RRAMB RDエリア名 1〜8けた:RDエリア番号
9〜28けた:00固定
RDエリア管理情報
0111 MFCB 1〜8けた:ページ番号
9〜12けた:ファイル番号
13〜28けた:00固定
マスタディレクトリセグメント情報
0112 MTCB 表名 1〜8けた:表番号
9〜28けた:00固定
マスタディレクトリ表情報
0113 MICB インデクス名 1〜8けた:インデクス番号
9〜28けた:00固定
マスタディレクトリインデクス情報
0121 RATM 表名 RDエリア名 1〜8けた:RDエリア番号
9〜16けた:表番号又は表管理番号
17〜28けた:00固定
ディクショナリ表情報又はユーザディレクトリ表情報
0122 RAIM RDエリア名 1〜8けた:RDエリア番号
9〜16けた:インデクス番号又はインデクス管理番号
17〜28けた:00固定
ディクショナリインデクス情報又はユーザディレクトリインデクス情報
0132 SBMB RDエリア名 1〜8けた:RDエリア番号
9〜16けた:セグメント番号
17〜20けた:ファイル番号
21〜28けた:00固定
ディクショナリセグメント情報又はユーザディレクトリセグメント情報
0143 RDLF RDエリア名 最終ファイル番号 1〜8けた:RDエリア番号
9〜12けた:最終ファイル番号
13〜28けた:00固定
RDエリア増分
0152 SGMB RDエリア名 1〜8けた:RDエリア番号
9〜16けた:ページ番号
17〜20けた:ファイル番号
21〜28けた:00固定
データベース複写ユティリティ
0300 MENT RDエリア名 1〜8けた:RDエリア番号
9〜16けた:ページ番号
17〜20けた:ファイル番号
21〜24けた:エントリ番号
25〜28けた:00固定
ユーザLOB用RDエリアの管理情報
0301 LOBID RDエリア名 1〜8けた:RDエリア番号
9〜16けた:LOB番号
17〜28けた:00固定
ユーザLOB用RDエリアの管理情報
0601 RDAS RDエリア名 1〜8けた:RDエリア番号
9〜28けた:00固定
データベース状態解析ユティリティ
0602 HOLD RDエリア名 1〜8けた:RDエリア番号
9〜28けた:00固定
バックアップ閉塞RDエリア
0603 INRP サーバ名 先頭から8バイトがサーバ名を示しています。サーバ名が8バイトに満たない場合は,NULLを埋めます。 インナレプリカ構成管理情報
0604 RPGP オリジナルRDエリア名 1〜8けた:RDエリア番号
9〜28けた:00固定
レプリカグループ構成管理情報
0605 MDBS RDエリア名 1〜8けた:RDエリア番号
9〜28けた:00固定
インメモリデータ処理の同期処理情報
0900 PLGR 1〜8けた:プラグインID
9〜28けた:プラグインの独自資源番号
プラグイン資源番号
2002 ROMB 1〜14けた:SQLオブジェクト番号
15〜28けた:00固定
SQLオブジェクト管理情報
2003 SPCH ’SPCH’固定
余った末尾には0を埋めます。
SQLオブジェクトキャッシュ
3001 PTBL "****" "****" 1〜8けた:表番号
9〜28けた:00固定
前処理表
3005 DICT "****" "****" ’DICT’固定
余った末尾には0を埋めます。
ディクショナリ表
3006 VIEW "****" "****" 1〜8けた:ビュー表番号
9〜28けた:00固定
ビュー表
3008 TBPL "****" "****" 先頭から5バイト※2が認可識別子を示しています。
6〜14バイト※3が表識別子を示しています。
表定義情報バッファ
3009 ALAS "****" "****" 先頭から5バイト※2が認可識別子を示しています。
6〜14バイト※3が表別名を示しています。
表別名定義情報バッファ
3010 AUTH "****" "****" 先頭から14バイトが認可識別子を示しています。 ユーザ権限情報バッファ
3011 OBJI "****" "****" ルーチンオブジェクト番号 ルーチンオブジェクト
3012 DTYP "****" "****" ’DTYP’固定
余った末尾には0を埋めます。
データ型定義情報
3013 RTPL "****" "****" 先頭から12バイトがルーチン識別子を示しています。
13〜14バイトがパラメタ数を示しています。
ルーチン定義情報用バッファ
3014 TPPL "****" "****" 先頭から5バイト※2が認可識別子を示しています。
6〜14バイト※3がデータ型識別子を示しています。
ユーザ定義型情報バッファ
3015 DICR "****" "****" ’DICR’固定
余った末尾には0を埋めます。
ディクショナリ用RDエリア変更
3016 CONS "****" "****" ’CONSEC’固定
余った末尾には0を埋めます。
CONNECT関連セキュリティ定義情報
3017 SQID "****" "****" 1〜8けた:順序数生成子番号
9〜28けた:00固定
順序数生成子
3018 SQPL "****" "****" 先頭から5バイト※2が認可識別子を示しています。
6〜14バイト※3が順序数生成子識別子を示しています。
順序数生成子定義情報
5001 DICU ’DICTMODUTL’固定
余った末尾には0を埋めます。
データベース構成変更ユティリティ
5002 LCBF RDエリア名 1〜8けた:RDエリア番号
9〜28けた:00固定
5003 EXP1 ’EXPIMPMDL’固定
余った末尾には0を埋めます。
データベース搬出入ユティリティ
5004 RBAL 表名 1〜8けた:表番号
9〜28けた:00固定
リバランスユティリティ
5005 RRAMB サーバ名 1〜16けた:サーバ名
17〜28けた:00固定
ZRRAMB更新
5006 RCLM RDエリア名 表名又はインデクス名 1〜8けた:RDエリア番号
9〜16けた:表番号又はインデクス番号
17〜28けた:00固定
空きページ解放ユティリティ

(凡例)−:該当しません。

  • 資源種別は16進形式(4けた)で出力されます。
  • 資源情報は16進形式(28けた)で出力されます。
  • UNIX版の場合,RDエリア番号に対応するRDエリア名は,pddblsコマンドで調査できます。
  • 世代番号は表がインナレプリカ機能で複製されている場合に表示されます。

注※1
資源名称1,資源名称2の表名,又はRDエリア名を表示できない場合は,"****"が表示されます。その場合,資源情報の表番号,又はRDエリア番号から対象資源を特定してください。

注※2
6バイト以上の認可識別子は次の形式で出力されます。
 認可識別子の先頭3バイト+認可識別子の後ろ2バイト
例えば,認可識別子がk87m341の場合は,”k8741”となります。
なお,情報はASCIIコードで,1バイトが2けたで出力されます。

注※3
10バイト以上の表識別子,表別名,データ型識別子,又は順序数生成子識別子は次の形式で出力されます。
 表識別子,表別名,データ型識別子,又は順序数生成子識別子の先頭5バイト+表識別子,表別名,データ型識別子,又は順序数生成子識別子の後ろ4バイト
例えば,表識別子がTABLE002498の場合は,"TABLE2498"となります。
なお,情報はASCIIコードで,1バイトが2けたで出力されます。

注※4
一意性制約を適用している表を操作している場合,一意性制約保証行の情報が表示される場合があります。この行の資源情報は内部情報から構成しているため,存在しない行番号が表示されます。
一意性制約保証行についてはマニュアル「HiRDB Version 8 解説」の用語解説を参照してください。