スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 メッセージ

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2.2 KFPBメッセージ


KFPB00101-E

DF/UX server (process ID=aa....aa) killed, code=bbbbbbb, file=cc....cc, line=dd....dd  (E+L)

DF/UXサーバプロセス内のHiRDBライブラリで異常が発生しました。このため,DF/UXサーバプロセスが異常終了しました。
aa....aa:アボートプロセスのプロセスID
bbbbbbb:アボートコード
cc....cc:エラーを検出したソースファイルの名称
dd....dd:エラーを検出した位置
(S)異常終了します。
(P)HiRDB管理者に連絡してください。
(O)HiRDB管理者に連絡してください。
[対策]保守員に連絡してください。

KFPB10383-E

Failure occurred in remote access, reason code=aa, process ID=bb....bb, connection ID=cc....cc, RMID=dd....dd  (E+L)

リモートデータベースアクセス処理中に障害が発生しました。
aa:理由コード
bb....bb:シングルサーバ又はフロントエンドサーバのプロセスID
cc....cc:HiRDBとDF/UXとのコネクションID
表示できないときは,’*’を表示します。
dd....dd:HiRDBからDF/UXに渡すRMID
表示できないときは,’*’を表示します。
(S)このトランザクションを無効にします。
[対策]理由コードに従って対策してください。
理由コード 意味 対策
1 DF/UXが未起動,又は異常終了中 未起動の場合は,DF/UXを起動してから再度UAPを実行してください。
異常終了中の場合は,DF/UXが出力したメッセージを参照して,DF/UXが異常終了した原因を調査してください。
詳細は,マニュアル「分散データベース DF/UX」を参照してください。
不明な場合は保守員に連絡してください。
2 DF/UXの最大ユーザ数を超過 同時に使用するユーザ数を減らしてください。
又は,DF/UXの最大ユーザ数を変更してください。
詳細は,マニュアル「分散データベースDF/UX」を参照してください。
3 DF/UXがタイムアウト検出 UAPを再実行してください。
又は,DF/UXのリモートデータベースアクセス処理の打ち切り時間を変更してください。
詳細は,マニュアル「分散データベース DF/UX」を参照してください。
4 DF/UXが通信障害を検出 DF/UXが出力したメッセージを参照して,通信障害の原因を調査してください。原因が判明した場合は,原因を取り除いた後再度UAPを実行してください。
詳細は,マニュアル「分散データベース DF/UX」を参照してください。
不明な場合は保守員に連絡してください。
5 DF/UXのバージョンが不正 DF/UXのバージョンを調べて,前提バージョンと異なる場合は,DF/UXを入れ替えてください。

KFPB10388-E

DF/UX error detected in remote access, process ID=aa....aa, connection ID=bb....bb, RMID=cc....cc, dd....dd  (E+L)

リモートデータベースアクセス処理中に,DF/UXで異常が発生しました。
aa....aa:シングルサーバ又はフロントエンドサーバのプロセスID
bb....bb:HiRDBとDF/UXとのコネクションID
表示できないときは,’*’を表示します。
cc....cc:HiRDBからDF/UXに渡すRMID
表示できないときは,’*’を表示します。
dd....dd:保守情報
(S)このSQL文を無視します。
[対策]DF/UXのメッセージが出力されている場合,そのメッセージを基に原因を調査してください。なお,エラーの要因が判断できない場合,保守員に連絡してください。

KFPB20001-E

Library version incompatible, library version=aa....aa, HiRDB version=bb....bb  (L)

リモートデータベースアクセスで,DF/UXのサーバ機能実行ファイルにリンクされているHiRDBのライブラリのバージョンとHiRDBのバージョンが一致しません。
aa....aa:ライブラリのバージョン番号
bb....bb:HiRDBのバージョン番号
(S)分散クライアントとのアソシエーションを解放します。
(O)HiRDB管理者に連絡してください。
[対策]DF/UXのサーバ機能実行可能ファイルを再度作成してください。作成方法については,マニュアル「HiRDB Version 8 システム運用ガイド」を参照してください。

KFPB20002-E

Communication error, user=aa....aa, code=bb, inf=cc....cc  (L)

リモートデータベースアクセスで,DF/UXのサーバ機能実行ファイルにリンクしたHiRDBのプログラムが,HiRDBサーバとの通信に失敗しました。
aa....aa:分散クライアントが指定したユーザID
分散クライアントがHiRDBの場合は,UAPが指定した認可識別子と一致します。
bb:理由コード
cc....cc:保守用情報
(S)分散クライアントとのアソシエーションを解放します。
(O)理由コードの内容に従って対策してください。
理由コード 意味 対策
01 通信障害が発生しました。 通信エラーログファイルに出力されているHiRDBクライアントライブラリのメッセージを参照してください。
02 HiRDBサーバで通信用のバッファ領域を確保できません。 このエラーが多発する場合,保守員に連絡してください。
03 送受信データの内容に矛盾があります。 保守員に連絡してください。
04 分散データベース機能を使用できません。 分散データベース機能を使用する場合は,フロントエンドサーバ定義又はシングルサーバ定義にpd_node_nameオペランドを指定してください。
分散データベース機能を使用しない場合は,DF/UXを停止してください。

KFPB20003-E

Insufficient memory, user=aa....aa, size=bb....bb, inf=cc....cc  (L)

OSI-RDAリモートデータベースアクセスで,DF/UXサーバ機能の実行ファイルにリンクしたHiRDBのプログラムでメモリ不足が発生しました。
aa....aa:分散クライアントが指定したユーザID
分散クライアントがHiRDBの場合は,UAPが指定した認可識別子と一致します。
bb....bb:確保しようとしたメモリの大きさ
cc....cc:保守用情報
(S)分散クライアントとのアソシエーションを解放します。
(O)ユーザIDが正しく表示されている場合,クライアントシステムのプログラマに次の指示をしてください。
  1. 操作する引数,変数の数を減らしてください。
  2. 操作するデータの長さを短くしてください。
  3. カーソル宣言,PREPARE文の数を減らしてください。このメッセージが多発する場合,保守員に連絡してください。

KFPB20005-E

Error occurred in library, user=aa....aa, inf=bb....bb  (L)

DF/UXサーバ機能実行ファイルにリンクしたHiRDBのプログラムで,障害が発生しました。
障害が発生した原因には,次の内容が考えられます。
  • DF/UXサーバ機能実行ファイルを作成するdfsvplinkコマンドの引数の指定に誤りがあります。
aa....aa:分散クライアントが指定したユーザID
分散クライアントがHiRDBの場合は,UAPが指定した認可識別子と一致します。
bb....bb:保守用情報
(S)処理を終了します。
(O)dfsvplinkの引数の指定を見直してください。
〈指定に誤りがある場合〉
正しい値を指定して,DF/UXのサーバ機能実行可能ファイルを再度作成してください。作成方法については,マニュアル「HiRDB Version 8 システム運用ガイド」を参照してください。
〈指定に誤りがない場合,又はWindowsの場合〉
保守員に連絡してください。

KFPB20006-E

DF/UX error detected, user=aa....aa, inf=bb....bb  (L)

DF/UXサーバ機能の障害を検知しました。
aa....aa:分散クライアントが指定したユーザID
分散クライアントがHiRDBの場合は,UAPが指定した認可識別子と一致します。
bb....bb:保守用情報
(S)分散クライアントとのアソシエーションを解放します。
(O)HiRDB管理者に連絡してください。
[対策]DF/UXのバージョンを調べて,前提バージョンと異なる場合は,DF/UXを入れ替えてください。DF/UXのバージョンに問題がなければ,保守員に連絡してください。
Windowsの場合は保守員に連絡してください。

KFPB21001-E

Insufficient data area in DF/UX server process, user=aa....aa, size=bb....bb  (L)

リモートデータベースアクセスで,DF/UXサーバプロセスにデータを転送するための出力バッファ長が不足しています。このため,検索結果を転送できません。
この出力バッファ長は,DF/UXサーバ機能の実行ファイルにリンクしたHiRDBのプログラムが指定したものです。
aa....aa:分散クライアントが指定したユーザID
分散クライアントがHiRDBの場合は,UAPが指定した認可識別子と一致します。
bb....bb:出力バッファ長(単位:バイト)
(S)分散クライアントとのアソシエーションを解放します。
(O)保守員に連絡してください。