認可識別子には,作成するインデクスを所有するユーザの認可識別子を指定します。
インデクス識別子には,定義するインデクスの名称を指定します。
表所有者が定義した自分の所有するインデクス内に同じ名称は指定できません。
- USING TYPE 〔認可識別子.〕インデクス型識別子
- 認可識別子
- インデクス型の所有者の認可識別子を指定します。
- 認可識別子を省略した場合,省略時に仮定される認可識別子に同一名称のインデクス型がないときは,認可識別子'MASTER'に同一名称のインデクス型があれば,そのインデクス型を指定したものとします。
- インデクス型識別子
- インデクス型を指定します。インデクス型識別子については,各種プラグインマニュアルを参照してください。
- 認可識別子
- 認可識別子には,表を所有するユーザの認可識別子を指定します。
- 表識別子
- 表識別子には,インデクスを作成する実表の名称を指定します。
- FIX表は指定できません。
- 列名
- インデクスを定義する列の名称を指定します。列のデータ型は,抽象データ型だけです。
- IN{RDエリア名
|(RDエリア名)
|((RDエリア名)〔,(RDエリア名)〕…)
|マトリクス分割インデクス格納用RDエリア指定}
マトリクス分割インデクス格納用RDエリア指定::=
2次元格納用RDエリア指定
2次元格納用RDエリア指定::=
(マトリクス分割用RDエリアリスト
〔,マトリクス分割用RDエリアリスト〕…)
マトリクス分割用RDエリアリスト::=
(RDエリア名〔,RDエリア名〕…)
インデクスを格納するRDエリアの名称を指定します。
マトリクス分割表にインデクスを定義する場合,マトリクス分割インデクス格納用RDエリア指定を指定してください。
インデクスを格納するRDエリアについての規則を次に示します。
- RDエリア名はユーザLOB用RDエリアでなければなりません。
- RDエリアは,あらかじめデータベース初期設定ユティリティで作成,又はデータベース構成変更ユティリティで追加されていなければなりません。
- RDエリア名を複数個指定する場合,同じRDエリア名は指定できません。ただし,境界値指定の横分割表,ハッシュ分割表,又はマトリクス分割表で,表格納用RDエリア名が重複している場合は指定できます。
- 表が複数のRDエリアに分割して格納されている場合,インデクス格納用RDエリアの指定は,次に示すとおりです。
- RDエリア名は,表を格納しているRDエリアと同じ数だけ指定します。このとき,インデクスの格納先はCREATE TABLEで指定した表格納用RDエリアの指定順に対応します。
- 境界値指定の横分割表,ハッシュ分割表,又はマトリクス分割表で,表格納用RDエリア名が重複している場合は,それに対応するようにインデクス格納用RDエリア名を指定します。
- EMPTY
未完状態のプラグインインデクスを作成する場合に指定します。
EMPTYを指定すると,プラグインインデクスを定義するときの同時実行性が向上します。また,表の格納データが多く,複数のインデクスの定義を同時に実行する場合に効果があります。表にデータが格納されていない場合は効果がありません。
EMPTYオプションの使用方法については,マニュアル「HiRDB Version 8 システム運用ガイド」を参照してください。
- PLUGIN プラグインオプション
プラグインインデクスに対するパラメタ情報を文字列定数(最大255バイト)で指定します。パラメタ情報には,16進文字列定数は指定できません。
パラメタ情報については,各種プラグインマニュアルを参照してください。