位置付け子はサーバ上にある特定のデータ値を識別する4バイトの値を持つデータです。位置付け子を用いることで,クライアント上にデータの実体を保持しないで,そのデータを扱うSQLの処理ができます。
表1-39 位置付け子の種類
種類 | 内容 |
---|---|
BLOB位置付け子 | サーバ上のBLOB型データ値を識別する値を持つ |
BINARY位置付け子 | サーバ上のBINARY型データ値を識別する値を持つ |
表1-40 位置付け子の指定方法と指定できる箇所
種類 | 指定方法 | 指定できる箇所 |
---|---|---|
BLOB位置付け子 | 埋込み変数 | BLOB型の埋込み変数が指定できる箇所 |
BINARY位置付け子 | 埋込み変数 | BINARY型の埋込み変数が指定できる箇所 ただし,割り当てられたサーバ上のデータのデータ型が,最大長が32,001バイト以上のBINARY型である位置付け子の埋込み変数の場合は,最大長が32,001バイト以上のBINARY型の埋込み変数を指定できる箇所だけとなります。 |