CREATE SERVER外部サーバ定義

機能

外部のDBを外部サーバとして定義します。

使用権限

DBA権限を持つユーザ
外部サーバを定義できます。

形式

 CREATE SERVER 外部サーバ名
    TYPE 'サーバ種別' VERSION 'サーババージョン'
    OPTIONS (オプション名 'オプション値')

オペランド

HiRDBがアクセスする外部のDBの名称を指定します。

指定する名称は,HiRDB内のサーバ又は外部サーバを一意に識別できる名称でなければなりません。ここで指定する外部サーバ名は,HiRDBが外部のDBを識別するための名称であり,実際の外部のDBの名称と異なっていてもかまいません。

サーバ種別及びサーババージョンは,アクセスするDBMSのサーバ種別とサーババージョンを指定します。

サーバ種別及びサーババージョンを次に示します。

DBMSサーバ種別サーババージョン
XDM/RD E2※1XDMRD6.0
HiRDB Version 5.0HIRDB5.0
HiRDB Version 6以降HIRDB6.0
Oracle 8iORACLE8.1.5※2
Oracle 9iORACLE9.2
ORACLE 10gORACLE10.1
DB2※3DB2_UDB_OS3906.0
注※1
HiRDBクライアントからDBコネクションサーバを経由して,XDM/RD E2に接続するXDM/RD E2接続機能を利用します。
注※2
外部サーバのプラットフォームによって接続できるOracleのバージョンが異なります。
HP-UXの場合:Oracle 8iの8.1.5以降に接続できます。
HP-UX以外の場合:Oracle 8iの8.1.7に接続できます。
注※3
HP-UX版及びAIX版限定です。

外部のDBに対する次のオプションを指定します。なお,一つのオプションは重複して指定できません。

USING_BES 'バックエンドサーバ名'
外部のDBにアクセスするバックエンドサーバの名称を指定します。このオプションは必ず指定してください。

共通規則

  1. 外部のDBにアクセスするためには,CREATE USER MAPPINGでユーザマッピングを定義しておく必要があります。
  2. CREATE SERVERは,HiRDB External Data Accessを組み込んだ環境で,かつHiRDB/パラレルサーバの場合に指定できます。

留意事項

  1. CREATE SERVERは,OLTP下のX/Openに従ったUAPからは指定できません。