ウィンドウ関数に関連づけられたウィンドウ指定のウィンドウ枠を対象にして,結果を求める関数です。ウィンドウ関数の機能を,次の表に示します。
ウィンドウ枠には,行の集合のどの部分を集計対象とするかを指定します。ウィンドウ指定として()だけをサポートしているバージョンでは,ウィンドウ枠はWHERE句,又はFROM句の結果として導出される表のすべての範囲を示します。
表2-27 ウィンドウ関数の機能
ウィンドウ関数の種別 | 内容 |
---|---|
COUNT(*) | ウィンドウ枠に対する入力行数を求める。 |
ウィンドウ関数::=COUNT(*) |
ウィンドウ関数についての規則を示します。
ウィンドウ関数の使用例を次に示します。ここで使用する表の構成は次のとおりです。
SELECT "ID", "TEN", COUNT(*) OVER() AS "SOUSU"
FROM "TOKUTEN" ORDER BY "TEN" DESC