DROP TRIGGERトリガ削除

機能

トリガを削除します。

使用権限

トリガの所有者
自分が所有するトリガを削除できます。
DBA権限を持つユーザ
自分が所有するトリガ,及び他ユーザの所有するトリガを削除できます。

形式

 DROP TRIGGER 〔認可識別子.〕トリガ識別子〔WITH PROGRAM〕

オペランド

認可識別子
削除するトリガの所有者の認可識別子を指定します。
省略した場合,DROP TRIGGERを実行するユーザの認可識別子を仮定します。
トリガ識別子
削除するトリガの名称を指定します。
WITH PROGRAM
トリガを削除するときに,そのトリガを使用する関数,手続き,及びトリガの有効なSQLオブジェクトを無効にしたいときに指定します。
WITH PROGRAMを省略した場合,トリガを使用する関数,手続き,及びトリガの有効なSQLオブジェクトがあると,そのトリガは削除できません。

共通規則

  1. 次の条件を満たす場合,Java手続き中からDROP TRIGGERは実行できません。
    • 実行中のSQLオブジェクトが無効になる,又は削除される場合
    • 実行中のJava手続きが削除される場合

留意事項

  1. DROP TABLEは,OLTP下のX/Openに従ったUAPから指定できません。
  2. WITH PROGRAMを指定して関数,手続き,及びトリガの有効なSQLオブジェクトを無効にした場合,ディクショナリ表SQL_ROUTINE_RESOURCES中の無効となった関数,手続き,及びトリガの情報は削除されます。
  3. WITH PROGRAMを指定して無効にした関数,手続き,及びトリガのSQLオブジェクトを実行するためには,ALTER ROUTINE,ALTER PROCEDURE,又はALTER TRIGGERを実行して,関数,手続き,及びトリガのSQLオブジェクトを再作成しておく必要があります。

使用例

トリガ(TRIG1)を削除します。

   DROP TRIGGER TRIG1