BINARY型は,次に示す項目では使用できません。
また,BINARY型の定義長で指定可否が変わる項目を次の表に示します。
表1-8 BINARY型の定義長で指定可否が変わる項目
項目 | 定義長 | ||
---|---|---|---|
1~255 | 256~32,000 | 32,001~2,147,483,647 | |
ソート | ○ | ○ | × |
グループ分け | ○ | ○ | × |
集合関数 | ○ | ○ | × |
探索条件 | ○ | ○ | × |
データの挿入,更新※1 | ○ | ○ | ○ |
重複排除 | ○ | ○ | × |
集合演算 | ○ | ○ | × |
連結演算 | ○ | ○ | ○※2 |
スカラ関数 | ○ | ○ | ○※3 |
CASE式 | ○ | ○ | × |
CAST指定 | ○ | ○ | × |
UAPでBINARY型を扱う場合には,位置付け子を用いることで,クライアント上にデータの実体を保持しないで, BINARY型データを扱うSQLの処理ができます。位置付け子については「1.14 位置付け子(locator)」を参照してください。