2.24.2
結合方式のSQL最適化指定
<この項の構成>
(1) 機能
(2) 形式
(3) オペランド
(4) 規則
(5) 留意事項
(1)
機能
結合方式のSQL最適化指定では,結合表に対して結合方式を指定できます。
(2)
形式
結合方式のSQL最適化指定::=BY{NEST|HASH|MERGE}
(3)
オペランド
{NEST|HASH|MERGE}
NEST
結合方式をネストループジョイン,又は分散ネストループジョインにする場合に指定します。
内表が実表,又は実表を基にした名前付きの導出表の場合はネストループジョインに,内表が外部表,又は外部表を基にする名前付きの導出表の場合は分散ネストループジョインになります。
HASH
結合方式をハッシュジョインにする場合に指定します。
MERGE
結合方式をマージジョインにする場合に指定します。
(4)
規則
外部サーバで実行される結合に対して指定した場合,SQL最適化指定は無効になります。
HASHを指定する場合,SQL拡張最適化オプションに「ハッシュジョイン,副問合せのハッシュ実行」を指定するときと同様の準備をする必要があります。ハッシュジョイン,副問合せのハッシュ実行を適用する場合の準備については,マニュアル「HiRDB Version 8 UAP開発ガイド」を参照してください。
(5)
留意事項
結合方式については,マニュアル「HiRDB Version 8 UAP開発ガイド」を参照してください。なお,結合方式は,アクセスパス表示ユティリティで確認できます。