スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 SQLリファレンス
COPY(登録原文の引き込み)
機能
形式
オペランド
- 原文名
- 登録集原文,又はヘッダファイルが登録されているファイルの名称(サフィックスを除く)を30文字以下の文字列で指定します。
共通規則
- SQL先頭子とSQL終了子で囲んでください。また,SQL終了子の後は,行末まで何も記述しないでください。
- 登録集原文,又はヘッダファイルが登録されているディレクトリは,次に示す順位で検索するため,次に示すどれかのファイルに登録しておいてください。
- ディレクトリの検索順位
- 環境変数で登録したディレクトリ
(COBOL,及びOOCOBOLの場合はPDCBLLIB,C,及びC++の場合はPDCLIB)
- カレントディレクトリ
- ファイルの検索順位(COBOL,及びOOCOBOLの場合)
- 環境変数PDCBLFIXで登録したサフィックスが付いたファイル
- ファイル名.cbl
- ファイル名.CBL
- ファイル名.cob
- ファイルの検索順位(C,及びC++の場合)
- COPYで引き込んだ原文中にSQLのCOPYは指定できません。
- COBOL,及びOOCOBOLの場合,登録集原文は固定形式正書法で記述してください。
留意事項
- COBOL言語,及びOOCOBOL言語のCOPY文,及びINCLUDE文で,埋込み変数,又はSQL文の含まれた登録集原文を引き込まないでください。また,C言語,及びC++言語の#include命令で,SQL文の含まれたファイルを引き込まないでください。
使用例
登録原文(ファイル名:SAMPLE)をソースプログラム中に引き込みます。
<COBOL言語の場合>
EXEC SQL
COPY SAMPLE
END-EXEC.
All Rights Reserved. Copyright (C) 2006, 2016, Hitachi, Ltd.