スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 SQLリファレンス
DROP INDEX(インデクス削除)
機能
使用権限
- インデクスの所有者
- ユーザ自身のインデクスを削除できます。
- DBA権限を持つユーザ
- 他ユーザのインデクスを削除できます。
形式
オペランド
- 〔認可識別子.〕インデクス識別子〔WITH PROGRAM〕
- 認可識別子
- インデクスを持つユーザの識別子を指定します。
- 省略した場合,実行するユーザの認可識別子を仮定します。
- インデクス識別子
- 削除するインデクス識別子を指定します。
- WITH PROGRAM
- インデクスを削除するときに,そのインデクスに対する手続き及びトリガの有効なSQLオブジェクトを無効にしたいときに指定します。
- WITH PROGRAMを省略した場合,そのインデクスを使用する手続き及びトリガの有効なSQLオブジェクトがあると,そのインデクスは削除できません。
共通規則
- 実行中のSQLオブジェクトが無効になる場合,Java手続き中からDROP INDEXは実行できません。
- 削除するインデクス,インデクスを削除する表,表に定義しているインデクス,及び表に定義しているLOB列,LOB属性を含む抽象データ型の列を,インナレプリカ機能を適用しているRDエリアに格納している場合,ある条件を満たしていれば削除ができます。インナレプリカ機能を使用している場合のDROP INDEXの実行条件については,マニュアル「インナレプリカ機能 HiRDB Staticizer Option Version 8」を参照してください。
留意事項
- DROP INDEXは,OLTP下のX/Openに従ったUAPから指定できません。
- WITH PROGRAMを指定して手続き及びトリガの有効なSQLオブジェクトを無効にした場合,ディクショナリ表SQL_ROUTINE_RESOURCES中の無効となった手続き及びトリガの情報は削除されます。
- WITH PROGRAMを指定して無効にした手続き及びトリガのSQLオブジェクトを実行するためには,ALTER ROUTINE,ALTER PROCEDURE,又はALTER TRIGGERを実行して,手続き及びトリガのSQLオブジェクトを再作成しておく必要があります。
- WITH PROGRAM指定の有無に関係なく,削除するインデクスを定義している表に対する手続き及びトリガ(その表に定義したトリガを除く)がある場合,そのSQLオブジェクト中のインデクス情報は無効となります。この場合,このトリガは実行できなくなります。また,手続き又はトリガからこの手続きを実行できなくなるため,SQLオブジェクトを再作成する必要があります。
使用例
在庫表(ZAIKO)の商品コード(SCODE)列に定義したインデクス(IDX1)を削除します。
DROP INDEX IDX1
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