スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 SQLリファレンス
DROP CONNECTION SECURITY (CONNECT関連セキュリティ機能の削除)
機能
CONNECT関連セキュリティ機能に関するセキュリティ項目を削除します。
使用権限
- DBA権限を持つユーザ
- DBA権限を持つユーザが,DROP CONNECTION SECURITYの各定義文を実行できます。
形式
DROP CONNECTION SECURITY FOR セキュリティ対象〔,セキュリティ対象 〕
セキュリティ対象::={ CONNECT|PASSWORD }
|
オペランド
- セキュリティ対象::= {CONNECT|PASSWORD}
セキュリティ対象にはCONNECT,PASSWORDをそれぞれ1回しか指定できません。
- CONNECT
- 連続認証失敗回数制限に関する設定を削除する場合に指定します。
- PASSWORD
- パスワード文字制限強化に関する設定を削除する場合に指定します。
留意事項
- 連続認証失敗回数制限に関する設定を削除した場合,全ユーザの連続認証失敗アカウントロック状態は解除されます(SQL_USERSの連続認証失敗アカウントロック日時,及び連続認証失敗回数にナル値を設定します)。
- パスワード文字制限に関する設定を削除した場合,全ユーザのパスワード無効アカウントロック状態は解除されます(SQL_USERSのパスワード無効アカウントロック日時にナル値を設定します)。
- 定義されていないセキュリティ対象を指定することはできません。
- CONNECT,又はPASSWORDのどちらか一方だけを定義した状態でCONNECT,PASSWORDの両方を削除しようとした場合はエラーとなります。削除の対象に指定した定義済みの項目は削除されません。
- CONNECT関連セキュリティ機能定義後にディレクトリサーバ連携機能を使用した場合,CONNECT関連セキュリティ機能は使用できなくなりますが,CONNECT関連セキュリティ機能に関する項目の削除は実行できます。
使用例
- パスワード文字制限強化に関する設定を削除します。
DROP CONNECTION SECURITY FOR PASSWORD
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