スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 SQLリファレンス
SQLパラメタは,手続き定義時や関数定義時に宣言したルーチンのパラメタです。
SQLパラメタは,CALL文や関数呼出しでルーチンが呼び出されたときに,CALL文や関数呼出しを記述したUAP又はルーチンと,呼び出されるルーチンとの間で値の受け渡しをするための変数です。
ルーチン宣言時に指定するパラメタモードによって,SQLパラメタでは次のことができます。
SQLパラメタの指定方法は,SQLで記述したルーチンに指定するか,又はSQL以外で記述した外部ルーチンに指定するかで,次のように異なります。
なお,UAPとルーチンとの間で値の受け渡しをするとき,UAP側のCALL文中又は関数呼出し中には,埋込み変数,標識変数,又は?パラメタを指定します。
SQL変数は,SQLルーチン中のSQL間の値の受け渡しや,表とSQLルーチンとの間の値の受け渡しに使用できます。SQL変数は,SQLルーチン中の複合文で宣言し,宣言した複合文中で参照できます。
SQLパラメタ,及びSQL変数は,埋込み変数と異なり,ナル値が格納できます。このため,標識変数を使用したり,変数名の前に「:」を付けたりする必要はありません。
SQLパラメタ,及びSQL変数のデータ型は,SQLのデータ型を指定します。SQLのデータ型については,「1.2 データ型」を参照してください。
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