スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 SQLリファレンス
CURRENT_TIMESTAMP値関数::={CURRENT_TIMESTAMP〔(小数秒精度)〕
|CURRENT TIMESTAMP〔(小数秒精度)〕}
- CURRENT_TIMESTAMP値関数を指定した場合,HiRDBは時刻印データ型(TIMESTAMP)が指定されたものとして解釈します。
- CURRENT_TIMESTAMPは,現在の時刻印を表します。CURRENT_TIMESTAMPを指定できる項目を次に示します。
- 選択式及び条件式中
- 時刻印データ型の列への更新値,挿入値
- 長さが19,22,24,26バイトのCHAR(文字集合指定にUTF16を指定している場合は,長さが38,44,48,52バイトのCHAR)の列への更新値,挿入値
小数秒精度p(p=0,2,4,又は6)を指定した場合,小数点以下pけたまで有効な小数秒を含む時刻印を返します。小数秒精度pを指定しない場合,p=0が仮定されます。
データ型がCHARの列に,更新値,挿入値として指定する場合,現在の時刻印が,時刻印の既定の文字列表現に変換された後,更新又は挿入をします。
更新値又は挿入値として指定する場合,指定可能なCHAR列の定義長を次の表に示します。
表1-13 更新値又は挿入値として指定する場合の値関数小数秒精度とCHAR列の定義長の対応
小数秒精度pの値 |
CHARの定義長 |
既定文字集合又は文字集合(UTF16以外) |
文字集合(UTF16) |
0 |
19 |
38 |
2,4,又は6 |
20+p |
40+p×2 |
- 一つのSQL文中でCURRENT_TIMESTAMPを複数回指定すると,それらはすべて同じ値になります。また,CURRENT_DATE,CURRENT_TIME,及びCURRENT_TIMESTAMPを一つのSQL文中で組み合わせて指定すると,日付と時刻は同時点の値になります。
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