スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 SQLリファレンス

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1.1.4 区切り文字の挿入

区切り文字には,次の文字を指定できます。

<この項の構成>
(1) 区切り文字を挿入する位置
(2) 区切り文字を挿入してはいけない位置
(3) 区切り文字を挿入してもよい位置
(4) 注釈(コメント)

(1) 区切り文字を挿入する位置

区切り文字を挿入する位置を次に示します。

区切り文字の挿入例を次の図に示します。

図1-1 区切り文字の挿入例

[図データ]

(2) 区切り文字を挿入してはいけない位置

区切り文字を挿入してはいけない位置を次に示します。

区切り文字を挿入してはいけない位置の例を次の図に示します。

図1-2 区切り文字を挿入してはいけない位置の例

[図データ]

(3) 区切り文字を挿入してもよい位置

区切り文字を挿入してもよい位置を次に示します。

区切り文字を挿入してもよい位置の例を次の図に示します。

図1-3 区切り文字を挿入してもよい位置の例

[図データ]

(4) 注釈(コメント)

SQL文中の「/*」から,それ以降に現れる最初の「*/」までのすべての文字を注釈とみなします。注釈を挿入する場合の注意事項を次に示します。

注釈の指定例を次に示します。

(正しい例)
 
CREATE TABLE T1(C1 INT) /* COMMENT */
 
CREATE /* COMMENT */ TABLE T1(C1 INT)
 

(誤った例)
 
SELECT * FROM T1 /* COMMENT
…終了記号(*/)がないため,エラーとなります。
 
CREATE TABLE T1 /* COMMENT1 /* COMMENT2 */ COMMENT3 */(C1 INT)
…注釈の入れ子はできないため,エラーとなります。