スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 UAP開発ガイド
空白変換関数とは,文字列中の半角空白を全角空白に,又は全角空白を半角空白に変換する関数です。文字列データをデータベースに格納しなくても(空白変換レベルを指定してデータベースに格納してなくても),変換結果が分かるので,次のような場合に使用すると有効です。
記述構成については,「付録H.1(3)(b) 記述構成」を参照してください。
| stype(データ型) | flags(変換種別) | |
|---|---|---|
| 半角空白→全角空白 | 全角空白→半角空白 | |
| NCHAR | 先頭から2バイトずつチェックをして,半角空白が二つ連続であった場合,全角空白※に変換します。 この場合,半角空白が1文字だけある場合は変換しません。 |
先頭から2バイトずつチェックをして,全角空白※があった場合に半角空白に変換します。 |
| NVARCHAR | ||
| MCHAR | エラーになります。 | 先頭から文字コードを意識してチェックし,全角空白※があった場合に半角空白に変換します。 |
| MVARCHAR | ||
注※ 引数ncspaceで指定した値を全角空白の文字コードとして扱います。
int p_rdb_conv_space(char *srcp, unsigned char stype, unsigned int srcl, char *destp, unsigned char ncspace[2], int flags); |
| マクロ名 | データ型 |
|---|---|
| PDSQL_NCHAR | NCHAR |
| PDSQL_NVARCHAR | NVARCHAR |
| PDSQL_MCHAR | MCHAR |
| PDSQL_MVARCHAR | MVARCHAR |
| マクロ名 | 変換種別 |
|---|---|
| p_rdb_HALF_TO_FULL_SPACE | 半角空白→全角空白 |
| p_rdb_FULL_TO_HALF_SPACE | 全角空白→半角空白 |
| stype(データ型) | flags(変換種別) | |
|---|---|---|
| 半角空白→全角空白 | 全角空白→半角空白 | |
| MCHAR | エラーになります。 | 先頭から文字コードを意識してチェックし,全角空白※があった場合に半角空白に変換します。 |
| MVARCHAR | ||
注※ 0xE38080を全角空白の文字コードとして扱います。
int p_rdb_conv_space_utf8(char *srcp,
unsigned char stype,
unsigned int srcl,
char *destp,
unsigned int *destl,
int flags) ;
|
| マクロ名 | データ型 |
|---|---|
| PDSQL_MCHAR | MCHAR |
| PDSQL_MVARCHAR | MVARCHAR |
| マクロ名 | 変換種別 |
|---|---|
| p_rdb_FULL_TO_HALF_SPACE | 全角空白→半角空白 |
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