スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 UAP開発ガイド

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18.6.5 XADataSourceインタフェース

XADataSourceインタフェースで提供される各メソッドの詳細,使用方法については,JDBCの関連ドキュメントを参照してください。ここでは,JDBCドライバがサポートするXADataSourceインタフェースのメソッドを示します。

<この項の構成>
(1) メソッド
(2) パッケージ名称及びクラス名称

(1) メソッド

XADataSourceインタフェースのメソッド一覧を次の表に示します。

表18-62 XADataSourceインタフェースのメソッド一覧

メソッド 備考
getLoginTimeout() setLoginTimeoutメソッドで指定されている値を返却します。setLoginTimeoutメソッドで指定されていない場合は,0を返却します。
getLogWriter()
getXAConnection() 認可識別子及びパスワードの各設定方法の優先順位については,「18.11 接続情報の優先順位」を参照してください。
getXAConnection(String username,String password) 引数user又は引数passwordがナル値の場合は,認可識別子又はパスワードをこの引数で指定しなかったことを示します。
引数passwordが長さ0の文字列の場合は,パスワードを指定しなかったことを示します。
指定しない場合の設定値については,「18.11 接続情報の優先順位」を参照してください。
引数userが長さ0の文字列の場合は,SQLExceptionを投入します。
setLoginTimeout(int seconds) この指定はHiRDBサーバとの物理接続時にだけ使用されます。0を指定した場合,又はsetLoginTimeoutメソッドを実行していない場合は,クライアント環境定義PDCONNECTWAITTIMEで指定した時間がHiRDBサーバに対する最大待ち時間となります。
0〜300の範囲外の値を設定すると,SQLExceptionを投入します。
setLogWriter(PrintWriter out)

(凡例)
−:特にありません。

(2) パッケージ名称及びクラス名称

このインタフェースを直接使用する場合に必要なパッケージ名称とクラス名称を次に示します。

パッケージ名称:JP.co.Hitachi.soft.HiRDB.JDBC

クラス名称:PrdbXADataSource