スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 UAP開発ガイド

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18.4.6 ResultSetインタフェース

<この項の構成>
(1) 概要
(2) メソッド
(3) パッケージ名称及びクラス名称
(4) フィールド
(5) 注意事項

(1) 概要

ResultSetインタフェースでは,主に次の機能が提供されます。

(2) メソッド

ResultSetインタフェースのメソッド一覧を次の表に示します。なお,表に記載されていないメソッドはサポートしていません。サポートしていないメソッドを指定すると,SQLExceptionを投入します。

表18-27 ResultSetインタフェースのメソッド一覧

記載個所 メソッド 機能
(a) absolute(int row) カーソルを,このResultSetオブジェクト内の指定された行に移動します。
(b) afterLast() カーソルを,このResultSetオブジェクトの最終行の後ろに移動します。
(c) beforeFirst() カーソルを,このResultSetオブジェクトの先頭行の前に移動します。
(d) clearWarnings() このResultSetオブジェクトに関して報告された,すべての警告をクリアします。
(e) close() このResultSetオブジェクトでオープンしていたデータベースのカーソルをクローズし,JDBCリソースを解放します。
(f) findColumn(String columnName) 指定された列名を列番号にマッピングします。
(g) first() カーソルを,このResultSetオブジェクト内の先頭行に移動します。
(h) getArray(int i) このResultSetオブジェクトの現在行にある,指定された列番号の繰返し列の要素を,Arrayオブジェクトとして取得します。
(i) getArray(String colName) ResultSetオブジェクトの現在行にある,指定された列名の繰返し列の要素を,Arrayオブジェクトとして取得します。
(j) getAsciiStream(int columnIndex) このResultSetオブジェクトの現在行にある指定された列の値を,PrdbDataStreamオブジェクトとして取得します。
(k) getAsciiStream(String columnName) このResultSetオブジェクトの現在行にある指定された列の値を,PrdbDataStreamオブジェクトとして取得します。
(l) getBigDecimal(int columnIndex) このResultSetオブジェクトの現在行にある指定された列の値を,java.math.BigDecimalオブジェクトとして取得します。
(m) getBigDecimal(int columnIndex, int scale) このResultSetオブジェクトの現在行にある指定された列の値を,scaleで指定された小数点以下のけた数を持つjava.math.BigDecimalオブジェクトとして取得します。
(n) getBigDecimal(String columnName) このResultSetオブジェクトの現在行にある指定された列の値を,java.math.BigDecimalオブジェクトとして取得します。
(o) getBigDecimal(String columnName, int scale) このResultSetオブジェクトの現在行にある指定された列の値を,scaleで指定された小数点以下のけた数を持つjava.math.BigDecimalオブジェクトとして取得します。
(p) getBinaryStream(int columnIndex) このResultSetオブジェクトの現在行にある,列番号で指定された列の値を,バイナリストリームとして取得します。
(q) getBinaryStream(String columnName) このResultSetオブジェクトの現在行にある,指定された列の値を,バイナリストリームとして取得します。
(r) getBlob(int i) このResultSetオブジェクトの現在行にある,列番号で指定された列の値を,java.sql.Blobオブジェクトとして取得します。
(s) getBlob(String colName) このResultSetオブジェクトの現在行にある,指定された列の値を,java.sql.Blobオブジェクトとして取得します。
(t) getBoolean(int columnIndex) このResultSetオブジェクトの現在行にある指定された列の値を,Javaプログラミング言語のbooleanとして取得します。
(u) getBoolean(String columnName) このResultSetオブジェクトの現在行にある指定された列の値を,Javaプログラミング言語のbooleanとして取得します。
(v) getByte(int columnIndex) このResultSetオブジェクトの現在行にある指定された列の値を,Javaプログラミング言語のbyteとして取得します。
(w) getByte(String columnName) このResultSetオブジェクトの現在行にある指定された列の値を,Javaプログラミング言語のbyteとして取得します。
(x) getBytes(int columnIndex) ResultSetオブジェクトの現在行にある指定された列の値を,Javaプログラミング言語のbyte配列として取得します。
(y) getBytes(String columnName) このResultSetオブジェクトの現在行にある指定された列の値を,Javaプログラミング言語のbyte配列として取得します。
(z) getCharacterStream(int columnIndex) このResultSetオブジェクトの現在行にある指定された列の値を,java.io.Readerオブジェクトとして取得します。
(aa) getCharacterStream(String columnName) このResultSetオブジェクトの現在行にある指定された列の値を,java.io.Readerオブジェクトとして取得します。
(ab) getConcurrency() このResultSetオブジェクトの並行処理モードを返します。
(ac) getCursorName() このResultSetオブジェクトが使用するSQLカーソルの名前を取得します。
(ad) getDate(int columnIndex) このResultSetオブジェクトの現在行にある指定された列の値を,java.sql.Dateオブジェクトとして取得します。
(ae) getDate(int columnIndex,Calendar cal) このResultSetオブジェクトの現在行にある指定された列の値を,java.sql.Dateオブジェクトとして取得します。
(af) getDate(String columnName) このResultSetオブジェクトの現在行にある指定された列の値を,java.sql.Dateオブジェクトとして取得します。
(ag) getDate(String columnName,Calendar cal) このResultSetオブジェクトの現在行にある指定された列の値を,java.sql.Dateオブジェクトとして取得します。
(ah) getDouble(int columnIndex) このResultSetオブジェクトの現在行にある指定された列の値を,Javaプログラミング言語のdoubleとして取得します。
(ai) getDouble(String columnName) このResultSetオブジェクトの現在行にある指定された列の値を,Javaプログラミング言語のdoubleとして取得します。
(aj) getFetchDirection() このResultSetオブジェクトのフェッチ方向を取得します。
(ak) getFetchSize() このResultSetオブジェクトのフェッチサイズを取得します。
(al) getFloat(int columnIndex) このResultSetオブジェクトの現在行にある指定された列の値を,Javaプログラミング言語のfloatとして取得します。
(am) getFloat(String columnName) このResultSetオブジェクトの現在行にある指定された列の値を,Javaプログラミング言語のfloatとして取得します。
(an) getInt(int columnIndex) このResultSetオブジェクトの現在行にある指定された列の値を,Javaプログラミング言語のintとして取得します。
(ao) getInt(String columnName) このResultSetオブジェクトの現在行にある指定された列の値を,Javaプログラミング言語のintとして取得します。
(ap) getLong(int columnIndex) このResultSetオブジェクトの現在行にある指定された列の値を,Javaプログラミング言語のlongとして取得します。
(aq) getLong(String columnName) このResultSetオブジェクトの現在行にある指定された列の値を,Javaプログラミング言語のlongとして取得します。
(ar) getMetaData() このResultSetオブジェクトのメタ情報を表すResultSetMetaDataを返します。
(as) getObject(int columnIndex) このResultSetオブジェクトの現在行にある指定された列の値を,Javaプログラミング言語のObjectとして取得します。
(at) getObject(String columnName) このResultSetオブジェクトの現在行にある指定された列の値を,Javaプログラミング言語のObjectとして取得します。
(au) getRow() 現在の行の番号を取得します。
(av) getShort(int columnIndex) このResultSetオブジェクトの現在行にある指定された列の値を,Javaプログラミング言語のshortとして取得します。
(aw) getShort(String columnName) このResultSetオブジェクトの現在行にある指定された列の値を,Javaプログラミング言語のshortとして取得します。
(ax) getStatement() このResultSetオブジェクトを生成したStatementオブジェクトを取得します。
(ay) getString(int columnIndex) このResultSetオブジェクトの現在行にある指定された列の値を,Javaプログラミング言語のStringとして取得します。
(az) getString(String columnName) このResultSetオブジェクトの現在行にある指定された列の値を,Javaプログラミング言語のStringとして取得します。
(ba) getTime(int columnIndex) このResultSetオブジェクトの現在行にある指定された列の値を,java.sql.Timeとして取得します。
(bb) getTime(int columnIndex,Calendar cal) このResultSetオブジェクトの現在行にある指定された列の値を,java.sql.Timeオブジェクトとして取得します。
(bc) getTime(String columnName) このResultSetオブジェクトの現在行にある指定された列の値を,java.sql.Timeオブジェクトとして取得します。
(bd) getTime(String columnName,Calendar cal) このResultSetオブジェクトの現在行にある指定された列の値を,java.sql.Timeオブジェクトとして取得します。
(be) getTimestamp(int columnIndex) このResultSetオブジェクトの現在行にある指定された列の値を,java.sql.Timestampオブジェクトとして取得します。
(bf) getTimestamp(int columnIndex, Calendar cal) このResultSetオブジェクトの現在行にある指定された列の値を,java.sql.Timestampオブジェクトとして取得します。
(bg) getTimestamp(String columnName) このResultSetオブジェクトの現在行にある指定された列の値を,java.sql.Timestampオブジェクトとして取得します。
(bh) getTimestamp(String columnName, Calendar cal) このResultSetオブジェクトの現在行にある指定された列の値を,java.sql.Timestampオブジェクトとして取得します。
(bi) getType() このResultSetオブジェクトの型を返します。
(bj) getWarnings() このResultSetオブジェクトに関する呼び出しによって報告される,最初の警告を取得します。
(bk) isAfterLast() カーソルが,このResultSetオブジェクト内の最終行の後ろにあるかどうかを取得します。
(bl) isBeforeFirst() カーソルが,このResultSetオブジェクト内の先頭行の前にあるかどうかを取得します。
(bm) isFirst() カーソルが,このResultSetオブジェクト内の先頭行にあるかどうかを取得します。
(bn) isLast() カーソルが,このResultSetオブジェクトの最終行にあるかどうかを取得します。
(bo) last() カーソルを,このResultSetオブジェクトの最終行に移動します。
(bp) next() カーソルを,現在の位置から次の行に移動します。
(bq) previous() カーソルを,このResultSetオブジェクト内の一つ前の行に移動します。
(br) relative(int rows) カーソルを,正又は負の相対行数だけ移動します。
(bs) setFetchDirection(int direction) このStatementオブジェクトから生成される結果集合の,デフォルトのフェッチ方向を指定します。
(bt) setFetchSize(int rows) このResultSetオブジェクトのフェッチサイズを設定します。
(bu) wasNull() 最後に取得した列の値が,NULL値であるかどうかを通知します。
(a) absolute(int row)

【機能】
カーソルを,このResultSetオブジェクト内の指定された行に移動します。

【形式】
 
public synchronized boolean absolute(int row) throws SQLException
 

【引数】
int row:
カーソルの移動先の行番号。正の番号は行番号が結果セットの先頭からカウントされることを示し,負の番号は終端からカウントされることを示します。

【戻り値】
このメソッド呼び出し後のカーソル位置が,先頭行の前又は最終行の後ろの場合はfalse,そうでない場合はtrueを返します。

【機能詳細】
カーソルを,このResultSetオブジェクト内の指定された行に移動します。
このメソッド呼び出し後のカーソル移動位置と戻り値を次の表に示します。

表18-28 absoluteの移動先と戻り値

結果集合の行数 rowの指定値 移動先 戻り値
0 0以外 先頭行の前のまま false
n n<row 最終行の後ろ false
1≦row≦n row true
-n≦row≦-1 (n+1)+row true
row<-n 先頭行の前 false

注※
setMaxRowsの値より実際の行数の方が多い場合は,setMaxRowsの値です。

【発生する例外】
次の場合,SQLExceptionを投入します。
  • このResultSetオブジェクトがcloseされている場合
    このResultSetオブジェクトを生成したStatementをcloseしたことによって,このドライバがResultSetをcloseした場合を含みます。
  • このResultSetオブジェクトを生成したStatementを作成したConnectionがcloseされている場合
  • このResultSetオブジェクトの型がTYPE_FORWARD_ONLYの場合
  • row=0が指定された場合
  • トランザクションの決着によってResultSetが無効になった場合
  • データベースアクセスでエラーが発生した場合
(b) afterLast()

【機能】
カーソルを,このResultSetオブジェクトの最終行の後ろに移動します。

【形式】
 
public synchronized void afterLast() throws SQLException
 

【引数】
なし。

【戻り値】
なし。

【機能詳細】
カーソルを,このResultSetオブジェクトの最終行の後ろに移動します。
このメソッド呼び出し時のカーソル位置移動先を次の表に示します。

表18-29 afterLastの移動先

結果集合の行数 現在の行 afterLast()呼び出し後の行
0 先頭行の前 先頭行の前のまま
n 先頭行の前 最終行の後ろ
1≦現在の行≦n 最終行の後ろ
最終行の後ろ 最終行の後ろのまま

注※
setMaxRowsの値より実際の行数の方が多い場合は,setMaxRowsの値です。

【発生する例外】
次の場合,SQLExceptionを投入します。
  • このResultSetオブジェクトがcloseされている場合
    このResultSetオブジェクトを生成したStatementをcloseしたことによって,このドライバがResultSetをcloseした場合を含みます。
  • このResultSetオブジェクトを生成したStatementを作成したConnectionがcloseされている場合
  • このResultSetオブジェクトの型がTYPE_FORWARD_ONLYの場合
  • トランザクションの決着によってResultSetが無効になった場合
  • データベースアクセスでエラーが発生した場合
(c) beforeFirst()

【機能】
カーソルを,このResultSetオブジェクトの先頭行の前に移動します。

【形式】
 
public synchronized void beforeFirst() throws SQLException
 

【引数】
なし。

【戻り値】
なし。

【機能詳細】
カーソルを,このResultSetオブジェクトの先頭行の前に移動します。
このメソッド呼び出し時のカーソル位置移動先を次の表に示します。

表18-30 beforeFirstの移動先

結果集合の行数 現在の行 beforeFirst()呼び出し後の行
0 先頭行の前 先頭行の前のまま
n 先頭行の前 先頭行の前のまま
1≦現在の行≦n 先頭行の前
最終行の後ろ 先頭行の前

注※
setMaxRowsの値より実際の行数の方が多い場合は,setMaxRowsの値です。

【発生する例外】
次の場合,SQLExceptionを投入します。
  • このResultSetオブジェクトがcloseされている場合
    このResultSetオブジェクトを生成したStatementをcloseしたことによって,このドライバがResultSetをcloseした場合を含みます。
  • このResultSetオブジェクトを生成したStatementを作成したConnectionがcloseされている場合
  • このResultSetオブジェクトの型がTYPE_FORWARD_ONLYの場合
  • トランザクションの決着によってResultSetが無効になった場合
  • データベースアクセスでエラーが発生した場合
(d) clearWarnings()

【機能】
このResultSetオブジェクトに関して報告された,すべての警告をクリアします。

【形式】
 
public synchronized void clearWarnings() throws SQLException
 

【引数】
なし。

【戻り値】
なし。

【発生する例外】
トランザクションの決着によってResultSetが無効になった場合,SQLExceptionを投入します。
(e) close()

【機能】
このResultSetオブジェクトでオープンしていたデータベースのカーソルをクローズし,JDBCリソースを解放します。

【形式】
 
public synchronized void close() throws SQLException
 

【引数】
なし。

【戻り値】
なし。

【発生する例外】
データベースアクセスでエラーが発生した場合,SQLExceptionを投入します。
(f) findColumn(String columnName)

【機能】
指定された列名を列番号にマッピングします。

【形式】
 
public synchronized int findColumn(String columnName) throws SQLException
 

【引数】
String columnName:
列名。大文字と小文字は区別しません。columnNameの文字列すべてを列名として扱うため,文字列に引用符「"」が含まれている場合,引用符「"」も列名に含まれます。columnNameの指定値がnull,又は0長文字列の場合,必ず列が存在しないエラーとなります。
columnNameの値と一致する列が複数ある場合,列番号が小さい方が優先されます。また,列名が長いためHiRDBサーバの仕様によって後ろが切り捨てられる場合,切り捨てられた列名が指定されていれば,一致しているとみなします。

【戻り値】
指定された列名に対応する列番号

【機能詳細】
引数columnNameを列名とし,対応する列番号を取得して返します。

【発生する例外】
次の場合,SQLExceptionを投入します。
  • このResultSetオブジェクトがcloseされている場合
    このResultSetオブジェクトを生成したStatementをcloseしたことによって,このドライバがResultSetをcloseした場合を含みます。
  • このResultSetオブジェクトを生成したStatementを作成したConnectionがcloseされている場合
  • トランザクションの決着によってResultSetが無効になった場合
  • 指定された列がない場合
  • データベースアクセスでエラーが発生した場合
(g) first()

【機能】
カーソルを,このResultSetオブジェクト内の先頭行に移動します。

【形式】
 
public synchronized boolean first() throws SQLException
 

【引数】
なし。

【戻り値】
結果集合の行数が0の場合はfalse,そうでない場合はtrueを返します。

【発生する例外】
次の場合,SQLExceptionを投入します。
  • このResultSetオブジェクトがcloseされている場合
    このResultSetオブジェクトを生成したStatementをcloseしたことによって,このドライバがResultSetをcloseした場合を含みます。
  • このResultSetオブジェクトを生成したStatementを作成したConnectionがcloseされている場合
  • このResultSetオブジェクトの型がTYPE_FORWARD_ONLYの場合
  • トランザクションの決着によってResultSetが無効になった場合
  • データベースアクセスでエラーが発生した場合
(h) getArray(int i)

【機能】
このResultSetオブジェクトの現在行にある,指定された列番号の繰返し列の要素を,Arrayオブジェクトとして取得します。

【形式】
 
public Array getArray(int i) throws SQLException
 

【引数】
int i:
列番号

【戻り値】
指定された列に対応するArrayオブジェクトを返します。繰返し列の列全体がnull値の場合,nullを返します。

【発生する例外】
次の場合,SQLExceptionを投入します。
  • このResultSetオブジェクトがcloseされている場合
    このResultSetオブジェクトを生成したStatementオブジェクトをcloseしたことによって,このドライバがResultSetオブジェクトをcloseした場合を含みます。
  • このResultSetオブジェクトを生成したStatementオブジェクトを作成したConnectionオブジェクトがcloseされている場合
  • トランザクションの決着によってResultSetオブジェクトが無効になった場合
  • 引数iに存在しない列番号が指定されている場合
  • 引数iに指定された列番号が示す列が繰返し列ではない場合
  • JDBCドライバ内でエラーが発生した場合
(i) getArray(String colName)

【機能】
ResultSetオブジェクトの現在行にある,指定された列名の繰返し列の要素を,Arrayオブジェクトとして取得します。

【形式】
 
public Array getArray(String colName) throws SQLException
 

【引数】
String colName:
列名

【戻り値】
指定された列名に対応するArrayオブジェクト(繰返し列の列全体がnull値の場合,nullを返します)

【発生する例外】
次の場合,SQLExceptionを投入します。
  • このResultSetオブジェクトがcloseされている場合
    このResultSetオブジェクトを生成したStatementオブジェクトをcloseしたことによって,このドライバがResultSetオブジェクトをcloseした場合を含みます。
  • このResultSetオブジェクトを生成したStatementオブジェクトを作成したConnectionオブジェクトがcloseされている場合
  • トランザクションの決着によってResultSetオブジェクトが無効になった場合
  • 引数colNameに指定した列が存在しない,又はnullである場合
  • JDBCドライバ内でエラー発生した場合
(j) getAsciiStream(int columnIndex)

【機能】
このResultSetオブジェクトの現在行にある指定された列の値を,PrdbDataStreamオブジェクトとして取得します。

【形式】
 
public synchronized InputStream getAsciiStream (int columnIndex) throws SQLException
 

【引数】
int columnIndex:
列番号

【戻り値】
列値を設定したPrdbDataStreamオブジェクト(値がNULL値の場合はnullを返します)

【機能詳細】
このResultSetオブジェクトの現在行にある指定された列の値を,PrdbDataStreamオブジェクトとして取得します。ASCII文字への変換は行いません。
HiRDBのデータ型による検索結果と戻り値の関係を次に示します。
HiRDBのデータ型 検索結果 戻り値
[M|N][VAR]CHARBINARYBLOB NULL null
上記以外 検索結果を格納したInputStreamオブジェクト
その他 SQLExceptionを投入

(凡例) −:該当しません。


【発生する例外】
次の場合,SQLExceptionを投入します。
  • このResultSetオブジェクトがcloseされている場合
    このResultSetオブジェクトを生成したStatementをcloseしたことによって,このドライバがResultSetをcloseした場合を含みます。
  • このResultSetオブジェクトを生成したStatementを作成したConnectionがcloseされている場合
  • トランザクションの決着によってResultSetが無効になった場合
  • 存在しない列番号が指定されている場合
  • このメソッドでは取得できないデータ型の場合
  • JDBCドライバ内でエラーが発生した場合
(k) getAsciiStream(String columnName)

【機能】
このResultSetオブジェクトの現在行にある指定された列の値を,PrdbDataStreamオブジェクトとして取得します。ASCII文字への変換は行いません。
HiRDBのデータ型による検索結果と戻り値の関係については,「(j)getAsciiStream(int columnIndex)」の【機能詳細】を参照してください。

【形式】
 
public synchronized InputStream getAsciiStream (String columnName) throws SQLException
 

【引数】
String columnName:
列名

【戻り値】
列値を設定したPrdbDataStreamオブジェクト(値がNULL値の場合はnullを返します)

【発生する例外】
次の場合,SQLExceptionを投入します。
  • このResultSetオブジェクトがcloseされている場合
    このResultSetオブジェクトを生成したStatementをcloseしたことによって,このドライバがResultSetをcloseした場合を含みます。
  • このResultSetオブジェクトを生成したStatementを作成したConnectionがcloseされている場合
  • トランザクションの決着によってResultSetが無効になった場合
  • 存在しない列名が指定されている場合
  • このメソッドでは取得できないデータ型の場合
  • JDBCドライバ内でエラーが発生した場合
(l) getBigDecimal(int columnIndex)

【機能】
このResultSetオブジェクトの現在行にある指定された列の値を,java.math.BigDecimalオブジェクトとして取得します。

【形式】
 
public synchronized BigDecimal getBigDecimal (int columnIndex) throws SQLException
 

【引数】
int columnIndex:
列番号

【戻り値】
指定された列番号に対応する列値(値がNULL値の場合はnullを返します)

【機能詳細】
このResultSetオブジェクトの現在行にある指定された列の値を,java.math.BigDecimalオブジェクトとして取得します。
HiRDBのデータ型による検索結果と戻り値の関係を次に示します。
HiRDBのデータ型 検索結果 戻り値
[M|N][VAR]CHAR NULL null
[半角空白]整数の文字列表現,10進数の文字列表現,又は浮動小数点数の文字列表現[半角空白] 検索結果を持つBigDecimalオブジェクト。
文字列の前後の半角空白を取り除いた値をBigDecimalオブジェクトにします。
上記以外 SQLExceptionを投入
SMALLINT NULL null
上記以外 検索結果を持つBigDecimalオブジェクト。
INTEGER NULL null
上記以外 検索結果を持つBigDecimalオブジェクト。
REAL NULL null
Infinity SQLExceptionを投入
-Infinity SQLExceptionを投入
NaN SQLExceptionを投入
上記以外 検索結果を持つBigDecimalオブジェクト。
FLOAT NULL null
Infinity SQLExceptionを投入
-Infinity SQLExceptionを投入
NaN SQLExceptionを投入
上記以外 検索結果を持つBigDecimalオブジェクト。
DECIMAL NULL null
上記以外 検索結果を持つBigDecimalオブジェクト。
BOOLEAN NULL null
true BigDecimal(1)でBigDecimalオブジェクトにしたもの。
false BigDecimal(0)でBigDecimalオブジェクトにしたもの。
その他 SQLExceptionを投入

(凡例) −:該当しません。

注※ DatabaseMetadataから生成したResultsetの場合,BOOLEAN型データが存在します。


【発生する例外】
次の場合,SQLExceptionを投入します。
  • このResultSetオブジェクトがcloseされている場合
    このResultSetオブジェクトを生成したStatementをcloseしたことによって,このドライバがResultSetをcloseした場合を含みます。
  • このResultSetオブジェクトを生成したStatementを作成したConnectionがcloseされている場合
  • トランザクションの決着によってResultSetが無効になった場合
  • 存在しない列番号が指定されている場合
  • このメソッドでは取得できないデータ型の場合
  • 列の値がBigDecimalとして取得できない場合
  • JDBCドライバ内でエラーが発生した場合
(m) getBigDecimal(int columnIndex,int scale)

【機能】
このResultSetオブジェクトの現在行にある指定された列の値を,scaleで指定された小数点以下のけた数を持つjava.math.BigDecimalオブジェクトとして取得します。

【形式】
 
public synchronized BigDecimal getBigDecimal(int columnIndex,int scale) throws SQLException
 

【引数】
int columnIndex:
列番号
int scale:
位取り

【戻り値】
指定された列番号に対応する列値の小数点以下のけた数を引数scaleにした値(値がNULL値の場合はnullを返します)

【機能詳細】
このResultSetオブジェクトの現在行にある指定された列の値を,scaleで指定された小数点以下のけた数を持つjava.math.BigDecimalオブジェクトとして取得します。
列値の小数点以下のけた数より引数scaleが小さい場合,scaleで切り捨てます。scaleの方が大きい場合0で補完します。
検索結果の小数点以下のけた数より引数scaleの値が小さい場合,検索結果の小数点以下のけた数をscaleで切り捨てます。検索結果の小数点以下のけた数より引数scaleの値が大きい場合,検索結果の小数点以下のけた数をscaleまで0で補完します。
HiRDBのデータ型による検索結果と戻り値の関係については,「(l)getBigDecimal(int columnIndex)」の【機能詳細】を参照してください。

【発生する例外】
次の場合,SQLExceptionを投入します。
  • このResultSetオブジェクトがcloseされている場合
    このResultSetオブジェクトを生成したStatementをcloseしたことによって,このドライバがResultSetをcloseした場合を含みます。
  • このResultSetオブジェクトを生成したStatementを作成したConnectionがcloseされている場合
  • トランザクションの決着によってResultSetが無効になった場合
  • 存在しない列番号が指定されている場合
  • このメソッドでは取得できないデータ型の場合
  • 列の値がBigDecimalとして取得できない場合
  • scaleに0未満を指定した場合
  • JDBCドライバ内でエラーが発生した場合
(n) getBigDecimal(String columnName)

【機能】
このResultSetオブジェクトの現在行にある指定された列の値を,java.math.BigDecimalオブジェクトとして取得します。
HiRDBのデータ型による検索結果と戻り値の関係については,「(l)getBigDecimal(int columnIndex)」の【機能詳細】を参照してください。

【形式】
 
public synchronized BigDecimal getBigDecimal (String columnName) throws SQLException
 

【引数】
String columnName:
列名

【戻り値】
指定された列名に対応する列値(値がNULL値の場合はnullを返します)

【発生する例外】
次の場合,SQLExceptionを投入します。
  • このResultSetオブジェクトがcloseされている場合
    このResultSetオブジェクトを生成したStatementをcloseしたことによって,このドライバがResultSetをcloseした場合を含みます。
  • このResultSetオブジェクトを生成したStatementを作成したConnectionがcloseされている場合
  • トランザクションの決着によってResultSetが無効になった場合
  • 存在しない列名が指定されている場合
  • このメソッドでは取得できないデータ型の場合
  • 列の値がBigDecimalとして取得できない場合
  • JDBCドライバ内でエラーが発生した場合
(o) getBigDecimal(String columnName,int scale)

【機能】
このResultSetオブジェクトの現在行にある指定された列の値を,scaleで指定された小数点以下のけた数を持つjava.math.BigDecimalオブジェクトとして取得します。

【形式】
 
public synchronized BigDecimal getBigDecimal(String columnName,int scale) throws SQLException
 

【引数】
String columnName:
列名
int scale:
位取り

【戻り値】
指定された列名に対応する列値の小数点以下のけた数を引数scaleにした値(値がNULL値の場合はnullを返します)

【機能詳細】
このResultSetオブジェクトの現在行にある指定された列の値を,scaleで指定された小数点以下のけた数を持つjava.math.BigDecimalオブジェクトとして取得します。
検索結果の小数点以下のけた数より引数scaleの値が小さい場合,検索結果の小数点以下のけた数をscaleで切り捨てます。検索結果の小数点以下のけた数より引数scaleの値が大きい場合,検索結果の小数点以下のけた数をscaleまで0で補完します。
HiRDBのデータ型による検索結果と戻り値の関係については,「(l)getBigDecimal(int columnIndex)」の【機能詳細】を参照してください。

【発生する例外】
次の場合,SQLExceptionを投入します。
  • このResultSetオブジェクトがcloseされている場合
    このResultSetオブジェクトを生成したStatementをcloseしたことによって,このドライバがResultSetをcloseした場合を含みます。
  • このResultSetオブジェクトを生成したStatementを作成したConnectionがcloseされている場合
  • トランザクションの決着によってResultSetが無効になった場合
  • 存在しない列名が指定されている場合
  • このメソッドでは取得できないデータ型の場合
  • 列の値がBigDecimalとして取得できない場合
  • scaleに0未満を指定した場合
  • JDBCドライバ内でエラーが発生した場合
(p) getBinaryStream(int columnIndex)

【機能】
このResultSetオブジェクトの現在行にある,列番号で指定された列の値を,バイナリストリームとして取得します。

【形式】
 
public synchronized InputStream getBinaryStream(int columnIndex) throws SQLException
 

【引数】
int columnIndex:
列番号

【戻り値】
列値を未解釈のバイトストリームとして送るJava入力ストリーム(値がNULL値の場合はnullを返します)

【機能詳細】
このResultSetオブジェクトの現在行にある,列番号で指定された列の値を,バイナリストリームとして取得します。
HiRDBのデータ型による検索結果と戻り値の関係を次に示します。
HiRDBのデータ型 検索結果 戻り値
BINARYBLOB NULL null
上記以外 検索結果を格納したInputStreamオブジェクト
その他 SQLExceptionを投入

(凡例) −:該当しません。


【発生する例外】
次の場合,SQLExceptionを投入します。
  • このResultSetオブジェクトがcloseされている場合
    このResultSetオブジェクトを生成したStatementをcloseしたことによって,このドライバがResultSetをcloseした場合を含みます。
  • このResultSetオブジェクトを生成したStatementを作成したConnectionがcloseされている場合
  • トランザクションの決着によってResultSetが無効になった場合
  • 存在しない列番号が指定されている場合
  • このメソッドでは取得できないデータ型の場合
  • JDBCドライバ内でエラーが発生した場合
(q) getBinaryStream(String columnName)

【機能】
このResultSetオブジェクトの現在行にある,指定された列の値を,バイナリストリームとして取得します。
HiRDBのデータ型による検索結果と戻り値の関係については,「(p)getBinaryStream(int columnIndex)」の【機能詳細】を参照してください。

【形式】
 
public synchronized InputStream getBinaryStream (String columnName) throws SQLException
 

【引数】
String columnName:
列名

【戻り値】
列値を未解釈のバイトストリームとして送るJava入力ストリーム(値がNULL値の場合はnullを返します)

【発生する例外】
次の場合,SQLExceptionを投入します。
  • このResultSetオブジェクトがcloseされている場合
    このResultSetオブジェクトを生成したStatementをcloseしたことによって,このドライバがResultSetをcloseした場合を含みます。
  • このResultSetオブジェクトを生成したStatementを作成したConnectionがcloseされている場合
  • トランザクションの決着によってResultSetが無効になった場合
  • 存在しない列名が指定されている場合
  • このメソッドでは取得できないデータ型の場合
  • JDBCドライバ内でエラーが発生した場合
(r) getBlob(int i)

【機能】
このResultSetオブジェクトの現在行にある,列番号で指定された列の値を,java.sql.Blobオブジェクトとして取得します。

【形式】
 
public synchronized Blob getBlob(int i) throws SQLException
 

【引数】
int i:
列番号

【戻り値】
指定された列の値を表すBlobオブジェクト(値がNULL値の場合はnullを返します)

【機能詳細】
このResultSetオブジェクトの現在行にある,列番号で指定された列の値を,java.sql.Blobオブジェクトとして取得します。
HiRDBのデータ型による検索結果と戻り値の関係を次に示します。
HiRDBのデータ型 検索結果 戻り値
BINARYBLOB NULL null
上記以外 検索結果を持つjava.sql.Blobオブジェクト
その他 SQLExceptionを投入

(凡例) −:該当しません。


【発生する例外】
次の場合,SQLExceptionを投入します。
  • このResultSetオブジェクトがcloseされている場合
    このResultSetオブジェクトを生成したStatementをcloseしたことによって,このドライバがResultSetをcloseした場合を含みます。
  • このResultSetオブジェクトを生成したStatementを作成したConnectionがcloseされている場合
  • トランザクションの決着によってResultSetが無効になった場合
  • 存在しない列番号が指定されている場合
  • このメソッドでは取得できないデータ型の場合
  • JDBCドライバ内でエラーが発生した場合
(s) getBlob(String colName)

【機能】
このResultSetオブジェクトの現在行にある,指定された列の値を,java.sql.Blobオブジェクトとして取得します。
HiRDBのデータ型による検索結果と戻り値の関係については,「(r)getBlob(int i)」の【機能詳細】を参照してください。

【形式】
 
public synchronized Blob getBlob(String colName) throws SQLException
 

【引数】
String colName:
列名

【戻り値】
指定された列の値を表すBlobオブジェクト(値がNULL値の場合はnullを返します)

【発生する例外】
次の場合,SQLExceptionを投入します。
  • このResultSetオブジェクトがcloseされている場合
    このResultSetオブジェクトを生成したStatementをcloseしたことによって,このドライバがResultSetをcloseした場合を含みます。
  • このResultSetオブジェクトを生成したStatementを作成したConnectionがcloseされている場合
  • トランザクションの決着によってResultSetが無効になった場合
  • 存在しない列名が指定されている場合
  • このメソッドでは取得できないデータ型の場合
  • JDBCドライバ内でエラーが発生した場合
(t) getBoolean(int columnIndex)

【機能】
このResultSetオブジェクトの現在行にある指定された列の値を,Javaプログラミング言語のbooleanとして取得します。

【形式】
 
public synchronized boolean getBoolean(int columnIndex) throws SQLException
 

【引数】
int columnIndex:
列番号

【戻り値】
true又はfalse(値がNULL値の場合はfalseが返されます)

【機能詳細】
このResultSetオブジェクトの現在行にある指定された列の値を,Javaプログラミング言語のbooleanとして取得します。
HiRDBのデータ型による検索結果と戻り値の関係を次に示します。
HiRDBのデータ型 検索結果 戻り値
[M][VAR]CHARNVARCHAR NULL false
[半角空白]半角true(大文字と小文字は区別しない)[半角空白] true
[半角空白]半角1[半角空白] true
上記以外 false
NCHAR NULL false
先頭が[半角空白]半角true(大文字と小文字は区別しない) true
上記以外 false
SMALLINT NULL false
0 false
0以外 true
INTEGER NULL false
0 false
0以外 true
REAL NULL false
Infinity true
-Inifnity true
NaN true
0.0又は-0.0 false
上記以外 true
FLOAT NULL false
Infinity true
-Inifnity true
NaN true
0.0又は-0.0 false
上記以外 true
DECIMAL NULL false
0[.00…0] false
上記以外 true
BOOLEAN NULL false
NULL以外 検索結果
その他 SQLExceptionを投入

(凡例) −:該当しません。

注※ DatabaseMetadataから生成したResultsetの場合,BOOLEAN型データが存在します。


【発生する例外】
次の場合,SQLExceptionを投入します。
  • このResultSetオブジェクトがcloseされている場合
    このResultSetオブジェクトを生成したStatementをcloseしたことによって,このドライバがResultSetをcloseした場合を含みます。
  • このResultSetオブジェクトを生成したStatementを作成したConnectionがcloseされている場合
  • トランザクションの決着によってResultSetが無効になった場合
  • 存在しない列番号が指定されている場合
  • このメソッドでは取得できないデータ型の場合
  • JDBCドライバ内でエラーが発生した場合
(u) getBoolean(String columnName)

【機能】
このResultSetオブジェクトの現在行にある指定された列の値を,Javaプログラミング言語のbooleanとして取得します。
HiRDBのデータ型による検索結果と戻り値の関係については,「(t)getBoolean(int columnIndex)」の【機能詳細】を参照してください。

【形式】
 
public synchronized boolean getBoolean(String columnName) throws SQLException
 

【引数】
String columnName:
列名

【戻り値】
true又はfalse(値がNULL値の場合はfalseが返されます)

【発生する例外】
次の場合,SQLExceptionを投入します。
  • このResultSetオブジェクトがcloseされている場合
    このResultSetオブジェクトを生成したStatementをcloseしたことによって,このドライバがResultSetをcloseした場合を含みます。
  • このResultSetオブジェクトを生成したStatementを作成したConnectionがcloseされている場合
  • トランザクションの決着によってResultSetが無効になった場合
  • 存在しない列名が指定されている場合
  • このメソッドでは取得できないデータ型の場合
  • JDBCドライバ内でエラーが発生した場合
(v) getByte(int columnIndex)

【機能】
このResultSetオブジェクトの現在行にある指定された列の値を,Javaプログラミング言語のbyteとして取得します。

【形式】
 
public synchronized byte getByte(int columnIndex) throws SQLException
 

【引数】
int columnIndex:
列番号

【戻り値】
列値(値がNULL値の場合は0を返します)

【機能詳細】
このResultSetオブジェクトの現在行にある指定された列の値を,Javaプログラミング言語のbyteとして取得します。
HiRDBのデータ型による検索結果と戻り値の関係を次に示します。
HiRDBのデータ型 検索結果 戻り値
[M|N][VAR]CHAR NULL 0
[半角空白]整数の文字列表現,10進数の文字列表現,又は浮動小数点数の文字列表現[半角空白]であり,かつByte.MIN_VALUE以上,Byte.MAX_VALUE以下 検索結果をbyte値にしたもの
[半角空白]整数の文字列表現,10進数の文字列表現,又は浮動小数点数の文字列表現[半角空白]であり,かつByte.MAX_VALUEより大きいかByte.MIN_VALUEより小さい SQLExceptionを投入
[半角空白][+]Infinity[半角空白] SQLExceptionを投入
[半角空白]-Infinity[半角空白] SQLExceptionを投入
[半角空白][+|-]NaN[半角空白] SQLExceptionを投入
上記以外(double値にできない) SQLExceptionを投入
SMALLINT NULL 0
Byte.MIN_VALUE以上かつByte.MAX_VALUE以下 検索結果をbyte値にしたもの
上記以外 SQLExceptionを投入
INTEGER NULL 0
Byte.MIN_VALUE以上かつByte.MAX_VALUE以下 検索結果をbyte値にしたもの
上記以外 SQLExceptionを投入
REAL NULL 0
Infinity SQLExceptionを投入
-Infinity SQLExceptionを投入
NaN SQLExceptionを投入
Byte.MIN_VALUE以上かつByte.MAX_VALUE以下 検索結果の整数部分の値をbyte値にしたもの
上記以外 SQLExceptionを投入
FLOAT NULL 0
Infinity SQLExceptionを投入
-Infinity SQLExceptionを投入
NaN SQLExceptionを投入
Byte.MIN_VALUE以上かつByte.MAX_VALUE以下 検索結果の整数部分の値をbyte値にしたもの
上記以外 SQLExceptionを投入
DECIMAL NULL 0
Byte.MIN_VALUE以上かつByte.MAX_VALUE以下 検索結果の整数部分の値をbyte値にしたもの
上記以外 SQLExceptionを投入
BOOLEAN NULL 0
true 1
false 0
その他 SQLExceptionを投入

(凡例) −:該当しません。

注※ DatabaseMetadataから生成したResultsetの場合,BOOLEAN型データが存在します。


【発生する例外】
次の場合,SQLExceptionを投入します。
  • このResultSetオブジェクトがcloseされている場合
    このResultSetオブジェクトを生成したStatementをcloseしたことによって,このドライバがResultSetをcloseした場合を含みます。
  • このResultSetオブジェクトを生成したStatementを作成したConnectionがcloseされている場合
  • トランザクションの決着によってResultSetが無効になった場合
  • 存在しない列番号が指定されている場合
  • このメソッドでは取得できないデータ型の場合
  • 列の値がbyteとして取得できない場合
  • JDBCドライバ内でエラーが発生した場合
(w) getByte(String columnName)

【機能】
このResultSetオブジェクトの現在行にある指定された列の値を,Javaプログラミング言語のbyteとして取得します。
HiRDBのデータ型による検索結果と戻り値の関係については,「(v)getByte(int columnIndex)」の【機能詳細】を参照してください。

【形式】
 
public synchronized byte getByte(String columnName) throws SQLException
 

【引数】
String columnName:
列名

【戻り値】
列値(値がNULL値の場合は0を返します)

【発生する例外】
次の場合,SQLExceptionを投入します。
  • このResultSetオブジェクトがcloseされている場合
    このResultSetオブジェクトを生成したStatementをcloseしたことによって,このドライバがResultSetをcloseした場合を含みます。
  • このResultSetオブジェクトを生成したStatementを作成したConnectionがcloseされている場合
  • トランザクションの決着によってResultSetが無効になった場合
  • 存在しない列名が指定されている場合
  • このメソッドでは取得できないデータ型の場合
  • 列の値がbyteとして取得できない場合
  • JDBCドライバ内でエラーが発生した場合
(x) getBytes(int columnIndex)

【機能】
ResultSetオブジェクトの現在行にある指定された列の値を,Javaプログラミング言語のbyte配列として取得します。

【形式】
 
public synchronized byte[] getBytes(int columnIndex) throws SQLException
 

【引数】
int columnIndex:
列番号

【戻り値】
列値(値がNULL値の場合はnullを返します)

【機能詳細】
ResultSetオブジェクトの現在行にある指定された列の値を,Javaプログラミング言語のbyte配列として取得します。
HiRDBのデータ型による検索結果と戻り値の関係を次に示します。
HiRDBのデータ型 検索結果 戻り値
[M|N][VAR]CHARBINARYBLOB NULL null
上記以外 検索結果をbyte配列にしたもの
その他 SQLExceptionを投入

(凡例) −:該当しません。


【発生する例外】
次の場合,SQLExceptionを投入します。
  • このResultSetオブジェクトがcloseされている場合
    このResultSetオブジェクトを生成したStatementをcloseしたことによって,このドライバがResultSetをcloseした場合を含みます。
  • このResultSetオブジェクトを生成したStatementを作成したConnectionがcloseされている場合
  • トランザクションの決着によってResultSetが無効になった場合
  • 存在しない列番号が指定されている場合
  • このメソッドでは取得できないデータ型の場合
  • JDBCドライバ内でエラーが発生した場合
(y) getBytes(String columnName)

【機能】
このResultSetオブジェクトの現在行にある指定された列の値を,Javaプログラミング言語のbyte配列として取得します。バイトはドライバによって返された行の値を表します。
HiRDBのデータ型による検索結果と戻り値の関係については,「(x)getBytes(int columnIndex)」の【機能詳細】を参照してください。

【形式】
 
public synchronized byte[] getBytes (String columnName) throws SQLException
 

【引数】
String columnName:
列名

【戻り値】
列値(値がNULL値の場合はnullを返します)

【発生する例外】
次の場合,SQLExceptionを投入します。
  • このResultSetオブジェクトがcloseされている場合
    このResultSetオブジェクトを生成したStatementをcloseしたことによって,このドライバがResultSetをcloseした場合を含みます。
  • このResultSetオブジェクトを生成したStatementを作成したConnectionがcloseされている場合
  • トランザクションの決着によってResultSetが無効になった場合
  • 存在しない列名が指定されている場合
  • このメソッドでは取得できないデータ型の場合
  • JDBCドライバ内でエラーが発生した場合
(z) getCharacterStream(int columnIndex)

【機能】
このResultSetオブジェクトの現在行にある指定された列の値を,java.io.Readerオブジェクトとして取得します。

【形式】
 
public synchronized Reader getCharacterStream (int columnIndex) throws SQLException
 

【引数】
int columnIndex:
列番号

【戻り値】
列値を格納するjava.io.Readerオブジェクト(値がNULL値の場合はnullを返します)

【機能詳細】
このResultSetオブジェクトの現在行にある指定された列の値を,java.io.Readerオブジェクトとして取得します。
HiRDBのデータ型による検索結果と戻り値の関係を次に示します。
HiRDBのデータ型 検索結果 戻り値
[M|N][VAR]CHARBINARYBLOB NULL null
上記以外 検索結果を格納したReaderオブジェクト
その他 SQLExceptionを投入

(凡例) −:該当しません。


【発生する例外】
次の場合,SQLExceptionを投入します。
  • このResultSetオブジェクトがcloseされている場合
    このResultSetオブジェクトを生成したStatementをcloseしたことによって,このドライバがResultSetをcloseした場合を含みます。
  • このResultSetオブジェクトを生成したStatementを作成したConnectionがcloseされている場合
  • トランザクションの決着によってResultSetが無効になった場合
  • 存在しない列番号が指定されている場合
  • このメソッドでは取得できないデータ型の場合
  • エンコードに失敗した場合
  • JDBCドライバ内でエラーが発生した場合
(aa) getCharacterStream(String columnName)

【機能】
このResultSetオブジェクトの現在行にある指定された列の値を,java.io.Readerオブジェクトとして取得します。
HiRDBのデータ型による検索結果と戻り値の関係については,「(z)getCharacterStream(int columnIndex)」の【機能詳細】を参照してください。

【形式】
 
public synchronized Reader getCharacterStream (String columnName) throws SQLException
 

【引数】
String columnName:
列名

【戻り値】
列値を格納するjava.io.Readerオブジェクト(値がNULL値の場合はnullを返します)

【発生する例外】
次の場合,SQLExceptionを投入します。
  • このResultSetオブジェクトがcloseされている場合
    このResultSetオブジェクトを生成したStatementをcloseしたことによって,このドライバがResultSetをcloseした場合を含みます。
  • このResultSetオブジェクトを生成したStatementを作成したConnectionがcloseされている場合
  • トランザクションの決着によってResultSetが無効になった場合
  • 存在しない列名が指定されている場合
  • このメソッドでは取得できないデータ型の場合
  • エンコードに失敗した場合
  • JDBCドライバ内でエラーが発生した場合
(ab) getConcurrency()

【機能】
このResultSetオブジェクトの並行処理モードを返します。更新カーソルは未サポートのため,必ずResultSet.CONCUR_READ_ONLYを返します。

【形式】
 
public synchronized int getConcurrency() throws SQLException
 

【引数】
なし。

【戻り値】
ResultSet.CONCUR_READ_ONLY:
列の値を更新できません。
ResultSet.CONCUR_UPDATABLE:
列の値を更新できます。

【発生する例外】
次の場合,SQLExceptionを投入します。
  • このResultSetオブジェクトがcloseされている場合
    このResultSetオブジェクトを生成したStatementをcloseしたことによって,このドライバがResultSetをcloseした場合を含みます。
  • このResultSetオブジェクトを生成したStatementを作成したConnectionがcloseされている場合
  • トランザクションの決着によってResultSetが無効になった場合
(ac) getCursorName()

【機能】
このResultSetオブジェクトが使用するSQLカーソルの名前を取得します。
HiRDBでは常にnullを返します。

【形式】
 
public synchronized String getCursorName() throws SQLException
 

【引数】
なし。

【戻り値】
null

【発生する例外】
次の場合,SQLExceptionを投入します。
  • このResultSetオブジェクトがcloseされている場合
    このResultSetオブジェクトを生成したStatementをcloseしたことによって,このドライバがResultSetをcloseした場合を含みます。
  • このResultSetオブジェクトを生成したStatementを作成したConnectionがcloseされている場合
  • トランザクションの決着によってResultSetが無効になった場合
(ad) getDate(int columnIndex)

【機能】
このResultSetオブジェクトの現在行にある指定された列の値を,java.sql.Dateオブジェクトとして取得します。

【形式】
 
public synchronized java.sql.Date getDate(int columnIndex) throws SQLException
 

【引数】
int columnIndex:
列番号

【戻り値】
列値(値がNULL値の場合はnullを返します)

【機能詳細】
このResultSetオブジェクトの現在行にある指定された列の値を,java.sql.Dateオブジェクトとして取得します。
HiRDBのデータ型による検索結果と戻り値の関係を次に示します。
HiRDBのデータ型 検索結果 戻り値
[M|N][VAR]CHAR NULL null
[半角空白]日付形式[半角空白] 検索結果の前後の半角空白を取り除きjava.sql.Dateオブジェクトにしたもの
上記以外 SQLExceptionを投入
DATE NULL null
上記以外 検索結果をjava.sql.Dateオブジェクトにしたもの
TIMESTAMP NULL null
上記以外 検索結果をjava.sql.Dateオブジェクトにしたもの
その他 SQLExceptionを投入

(凡例) −:該当しません。


【発生する例外】
次の場合,SQLExceptionを投入します。
  • このResultSetオブジェクトがcloseされている場合
    このResultSetオブジェクトを生成したStatementをcloseしたことによって,このドライバがResultSetをcloseした場合を含みます。
  • このResultSetオブジェクトを生成したStatementを作成したConnectionがcloseされている場合
  • トランザクションの決着によってResultSetが無効になった場合
  • 存在しない列番号が指定されている場合
  • このメソッドでは取得できないデータ型の場合
  • 列の値がjava.sql.Dateとして取得できない場合
  • JDBCドライバ内でエラーが発生した場合
(ae) getDate(int columnIndex, Calendar cal)

【機能】
このResultSetオブジェクトの現在行にある指定された列の値を,java.sql.Dateオブジェクトとして取得します。このメソッドは指定されたカレンダーを使って日付に適切なミリ秒値を作成します。
HiRDBのデータ型による検索結果と戻り値の関係については,「(ad)getDate(int columnIndex)」の【機能詳細】を参照してください。

【形式】
 
public synchronized java.sql.Date getDate(int columnIndex, Calendar cal) throws SQLException
 

【引数】
int columnIndex:
列番号
Calendar cal:
データベースに格納されている値のタイムゾーンが設定されたカレンダー

【戻り値】
列値(値がNULL値の場合はnullを返します)

【発生する例外】
次の場合,SQLExceptionを投入します。
  • このResultSetオブジェクトがcloseされている場合
    このResultSetオブジェクトを生成したStatementをcloseしたことによって,このドライバがResultSetをcloseした場合を含みます。
  • このResultSetオブジェクトを生成したStatementを作成したConnectionがcloseされている場合
  • トランザクションの決着によってResultSetが無効になった場合
  • 存在しない列番号が指定されている場合
  • このメソッドでは取得できないデータ型の場合
  • 列の値がjava.sql.Dateとして取得できない場合
  • JDBCドライバ内でエラーが発生した場合
(af) getDate(String columnName)

【機能】
このResultSetオブジェクトの現在行にある指定された列の値を,java.sql.Dateオブジェクトとして取得します。
HiRDBのデータ型による検索結果と戻り値の関係については,「(ad)getDate(int columnIndex)」の【機能詳細】を参照してください。

【形式】
 
public synchronized java.sql.Date getDate (String columnName) throws SQLException
 

【引数】
String columnName:
列名

【戻り値】
列値(値がNULL値の場合はnullを返します)

【発生する例外】
次の場合,SQLExceptionを投入します。
  • このResultSetオブジェクトがcloseされている場合
    このResultSetオブジェクトを生成したStatementをcloseしたことによって,このドライバがResultSetをcloseした場合を含みます。
  • このResultSetオブジェクトを生成したStatementを作成したConnectionがcloseされている場合
  • トランザクションの決着によってResultSetが無効になった場合
  • 存在しない列名が指定されている場合
  • このメソッドでは取得できないデータ型の場合
  • 列の値がjava.sql.Dateとして取得できない場合
  • JDBCドライバ内でエラーが発生した場合
(ag) getDate(String columnName, Calendar cal)

【機能】
このResultSetオブジェクトの現在行にある指定された列の値を,java.sql.Dateオブジェクトとして取得します。このメソッドは指定されたカレンダーを使って日付に適切なミリ秒値を作成します。
HiRDBのデータ型による検索結果と戻り値の関係については,「(ad)getDate(int columnIndex)」の【機能詳細】を参照してください。

【形式】
 
public synchronized java.sql.Date getDate(String columnName, Calendar cal) throws SQLException
 

【引数】
String columnName:
列名
Calendar cal:
データベースに格納されている値のタイムゾーンが設定されたカレンダー

【戻り値】
列値(値がNULL値の場合はnullを返します)。

【発生する例外】
次の場合,SQLExceptionを投入します。
  • このResultSetオブジェクトがcloseされている場合
    このResultSetオブジェクトを生成したStatementをcloseしたことによって,このドライバがResultSetをcloseした場合を含みます。
  • このResultSetオブジェクトを生成したStatementを作成したConnectionがcloseされている場合
  • トランザクションの決着によってResultSetが無効になった場合
  • 存在しない列名が指定されている場合
  • このメソッドでは取得できないデータ型の場合
  • 列の値がjava.sql.Dateとして取得できない場合
  • JDBCドライバ内でエラーが発生した場合
(ah) getDouble(int columnIndex)

【機能】
このResultSetオブジェクトの現在行にある指定された列の値を,Javaプログラミング言語のdoubleとして取得します。

【形式】
 
public synchronized double getDouble (int columnIndex) throws SQLException
 

【引数】
int columnIndex:
列番号

【戻り値】
列値(値がNULL値の場合はnullを返します)

【機能詳細】
このResultSetオブジェクトの現在行にある指定された列の値を,Javaプログラミング言語のdoubleとして取得します。
HiRDBのデータ型による検索結果と戻り値の関係を次に示します。
HiRDBのデータ型 検索結果 戻り値
[M|N][VAR]CHAR NULL 0.0
[半角空白]整数の文字列表現,10進数の文字列表現,又は浮動小数点数の文字列表現[半角空白]であり,かつ-Double.MAX_VALUE以上,かつDouble.MIN_VALUE以下,かつDouble.MIN_VALUE以上かつDouble.MAX_VALUE以下 検索結果をdouble値にしたもの
[半角空白]整数の文字列表現,10進数の文字列表現,又は浮動小数点数の文字列表現[半角空白]かつDouble.MAX_VALUEより大きい Infinity
[半角空白]整数の文字列表現,10進数の文字列表現,又は浮動小数点数の文字列表現[半角空白]かつ-Double.MAX_VALUEより小さい -Infinity
[半角空白]整数の文字列表現,10進数の文字列表現,又は浮動小数点数の文字列表現[半角空白]かつDouble.MIN_VALUEより小さく0より大きい 0.0
[半角空白]整数の文字列表現,10進数の文字列表現,又は浮動小数点数の文字列表現[半角空白]かつ-Double.MIN_VALUEより大きく0より小さい -0.0
[半角空白]-Infinity[半角空白] -Infinity
[半角空白][+]Infinity[半角空白] Infinity
[半角空白][+|-]NaN[半角空白] NaN
上記以外(double値にできない) SQLExceptionを投入
SMALLINT NULL 0.0
上記以外 検索結果をdouble値にしたもの
INTEGER NULL 0
上記以外 検索結果をdouble値にしたもの
REAL NULL 0.0
Infinity Infinity
-Infinity -Infinity
NaN NaN
上記以外 検索結果をdouble値にしたもの
FLOAT NULL 0.0
Infinity Infinity
-Infinity -Infinity
NaN NaN
上記以外 検索結果をdouble値にしたもの
DECIMAL NULL 0
上記以外 検索結果をdouble値にしたもの
BOOLEAN NULL 0.0
true 1.0
false 0.0
その他 SQLExceptionを投入

(凡例) −:該当しません。

注※ DatabaseMetadataから生成したResultsetの場合,BOOLEAN型データが存在します。


【発生する例外】
次の場合,SQLExceptionを投入します。
  • このResultSetオブジェクトがcloseされている場合
    このResultSetオブジェクトを生成したStatementをcloseしたことによって,このドライバがResultSetをcloseした場合を含みます。
  • このResultSetオブジェクトを生成したStatementを作成したConnectionがcloseされている場合
  • トランザクションの決着によってResultSetが無効になった場合
  • 存在しない列番号が指定されている場合
  • このメソッドでは取得できないデータ型の場合
  • 列の値がdoubleとして取得できない場合
  • JDBCドライバ内でエラーが発生した場合
(ai) getDouble(String columnName)

【機能】
このResultSetオブジェクトの現在行にある指定された列の値を,Javaプログラミング言語のdoubleとして取得します。
HiRDBのデータ型による検索結果と戻り値の関係については,「(ah)getDouble(int columnIndex)」の【機能詳細】を参照してください。

【形式】
 
public synchronized double getDouble (String columnName) throws SQLException
 

【引数】
String columnName:
列名

【戻り値】
列値(値がNULL値の場合はnullを返します)

【発生する例外】
次の場合,SQLExceptionを投入します。
  • このResultSetオブジェクトがcloseされている場合
    このResultSetオブジェクトを生成したStatementをcloseしたことによって,このドライバがResultSetをcloseした場合を含みます。
  • このResultSetオブジェクトを生成したStatementを作成したConnectionがcloseされている場合
  • トランザクションの決着によってResultSetが無効になった場合
  • 存在しない列名が指定されている場合
  • このメソッドでは取得できないデータ型の場合
  • 列の値がdoubleとして取得できない場合
  • JDBCドライバ内でエラーが発生した場合
(aj) getFetchDirection()

【機能】
このResultSetオブジェクトのフェッチ方向を取得します。HiRDBでは常にResultSet.FETCH_FORWARDを返します。

【形式】
 
public synchronized int getFetchDirection() throws SQLException
 

【引数】
なし。

【戻り値】
ResultSet.FETCH_FORWARD:
結果集合が順方向に処理されます。
ResultSet.FETCH_REVERSE:
結果集合が逆方向に処理されます。
ResultSet.FETCH_UNKNOWN:
結果集合が処理される方向が不明です。

【発生する例外】
次の場合,SQLExceptionを投入します。
  • このResultSetオブジェクトがcloseされている場合
    このResultSetオブジェクトを生成したStatementをcloseしたことによって,このドライバがResultSetをcloseした場合を含みます。
  • このResultSetオブジェクトを生成したStatementを作成したConnectionがcloseされている場合
  • トランザクションの決着によってResultSetが無効になった場合
(ak) getFetchSize()

【機能】
このResultSetオブジェクトのフェッチサイズを取得します。
setFetchSizeで設定した値を返します。
setFetchSizeで設定していない場合は0を返します。

【形式】
 
public synchronized int getFetchSize() throws SQLException
 

【引数】
なし。

【戻り値】
このResultSetオブジェクトの現在のフェッチサイズ

【発生する例外】
次の場合,SQLExceptionを投入します。
  • このResultSetオブジェクトがcloseされている場合
    このResultSetオブジェクトを生成したStatementをcloseしたことによって,このドライバがResultSetをcloseした場合を含みます。
  • このResultSetオブジェクトを生成したStatementを作成したConnectionがcloseされている場合
  • トランザクションの決着によってResultSetが無効になった場合
(al) getFloat(int columnIndex)

【機能】
このResultSetオブジェクトの現在行にある指定された列の値を,Javaプログラミング言語のfloatとして取得します。

【形式】
 
public synchronized float getFloat (int columnIndex) throws SQLException
 

【引数】
int columnIndex:
列番号

【戻り値】
列値(値がNULL値の場合はnullを返します)

【機能詳細】
このResultSetオブジェクトの現在行にある指定された列の値を,Javaプログラミング言語のfloatとして取得します。
HiRDBのデータ型による検索結果と戻り値の関係を次に示します。
HiRDBのデータ型 検索結果 戻り値
[M|N][VAR]CHAR NULL 0.0
[半角空白]整数の文字列表現,10進数の文字列表現,又は浮動小数点数の文字列表現[半角空白]であり,かつ次のどちらか
  • -Float.MAX_VALUE以上-Float.MIN_VALUE以下
  • Float.MIN_VALUE以上Float.MAX_VALUE以下
検索結果をfloat値にしたもの
[半角空白]整数の文字列表現,10進数の文字列表現,又は浮動小数点数の文字列表現[半角空白]かつFloat.MAX_VALUEより大きい Infinity
[半角空白]整数の文字列表現,10進数の文字列表現,又は浮動小数点数の文字列表現[半角空白]かつ-Float.MAX_VALUEより小さい -Infinity
[半角空白]整数の文字列表現,10進数の文字列表現,又は浮動小数点数の文字列表現[半角空白]かつFloat.MIN_VALUEより小さく0より大きい 0.0
[半角空白]整数の文字列表現,10進数の文字列表現,又は浮動小数点数の文字列表現[半角空白]かつ-Float.MIN_VALUEより大きく0より小さい -0.0
[半角空白]-Infinity[半角空白] -Infinity
[半角空白][+]Infinity[半角空白] Infinity
[半角空白][+|-]NaN[半角空白] NaN
上記以外(float値にできない) SQLExceptionを投入
SMALLINT NULL 0.0
上記以外 検索結果をfloat値にしたもの
INTEGER NULL 0.0
上記以外 検索結果をfloat値にしたもの
REAL NULL 0.0
Infinity Infinity
-Infinity -Infinity
NaN NaN
上記以外 検索結果
FLOAT NULL 0.0
Infinity Infinity
-Infinity -Infinity
NaN NaN
-Float.MAX_VALUE以上-Float.MIN_VALUE以下,又はFloat.MIN_VALUE以上Float.MAX_VALUE以下 検索結果をfloat値にしたもの
Float.MAX_VALUEより大きい Infinity
-Float.MAX_VALUEより小さい -Infinity
Float.MIN_VALUEより小さく0より大きい 0.0
-Float.MIN_VALUEより大きく0より小さい -0.0
DECIMAL NULL 0.0
上記以外 検索結果をfloat値にしたもの
BOOLEAN NULL 0.0
true 1.0
false 0.0
その他 SQLExceptionを投入

(凡例) −:該当しません。

注※ DatabaseMetadataから生成したResultsetの場合,BOOLEAN型データが存在します。


【発生する例外】
次の場合,SQLExceptionを投入します。
  • このResultSetオブジェクトがcloseされている場合
    このResultSetオブジェクトを生成したStatementをcloseしたことによって,このドライバがResultSetをcloseした場合を含みます。
  • このResultSetオブジェクトを生成したStatementを作成したConnectionがcloseされている場合
  • トランザクションの決着によってResultSetが無効になった場合
  • 存在しない列番号が指定されている場合
  • このメソッドでは取得できないデータ型の場合
  • 列の値がfloatとして取得できない場合
  • JDBCドライバ内でエラーが発生した場合
(am) getFloat(String columnName)

【機能】
このResultSetオブジェクトの現在行にある指定された列の値を,Javaプログラミング言語のfloatとして取得します。
HiRDBのデータ型による検索結果と戻り値の関係については,「(al)getFloat(int columnIndex)」の【機能詳細】を参照してください。

【形式】
 
public synchronized float getFloat (String columnName) throws SQLException
 

【引数】
String columnName:
列名

【戻り値】
列値(値がNULL値の場合はnullを返します)

【発生する例外】
次の場合,SQLExceptionを投入します。
  • このResultSetオブジェクトがcloseされている場合
    このResultSetオブジェクトを生成したStatementをcloseしたことによって,このドライバがResultSetをcloseした場合を含みます。
  • このResultSetオブジェクトを生成したStatementを作成したConnectionがcloseされている場合
  • トランザクションの決着によってResultSetが無効になった場合
  • 存在しない列名が指定されている場合
  • このメソッドでは取得できないデータ型の場合
  • 列の値がfloatとして取得できない場合
  • JDBCドライバ内でエラーが発生した場合
(an) getInt(int columnIndex)

【機能】
このResultSetオブジェクトの現在行にある指定された列の値を,Javaプログラミング言語のintとして取得します。

【形式】
 
public synchronized int getInt(int columnIndex) throws SQLException
 

【引数】
int columnIndex:
列番号

【戻り値】
列値(値がNULL値の場合はnullを返します)

【機能詳細】
このResultSetオブジェクトの現在行にある指定された列の値を,Javaプログラミング言語のintとして取得します。
HiRDBのデータ型による検索結果と戻り値の関係を次に示します。
HiRDBのデータ型 検索結果 戻り値
[M|N][VAR]CHAR NULL 0
[半角空白]整数の文字列表現,10進数の文字列表現,又は浮動小数点数の文字列表現[半角空白]であり,かつInteger.MIN_VALUE以上,Integer.MAX_VALUE以下 検索結果の整数部分の値をint値にしたもの
[半角空白]整数の文字列表現,10進数の文字列表現,又は浮動小数点数の文字列表現[半角空白]であり,かつInteger.MAX_VALUEより大きいかInteger.MIN_VALUEより小さい SQLExceptionを投入
[半角空白]-Infinity[半角空白] SQLExceptionを投入
[半角空白][+]Infinity[半角空白] SQLExceptionを投入
[半角空白][+|-]NaN[半角空白] SQLExceptionを投入
上記以外(double値にできない) SQLExceptionを投入
SMALLINT NULL 0
上記以外 検索結果をint値にしたもの
INTEGER NULL 0
上記以外 検索結果をint値にしたもの
REAL NULL 0
Infinity SQLExceptionを投入
-Infinity SQLExceptionを投入
NaN SQLExceptionを投入
Integer.MIN_VALUE以上かつ,Integer.MAX_VALUE以下 検索結果の整数部分の値をint値にしたもの
上記以外 SQLExceptionを投入
FLOAT NULL 0
Infinity SQLExceptionを投入
-Infinity SQLExceptionを投入
NaN SQLExceptionを投入
Integer.MIN_VALUE以上かつ,Integer.MAX_VALUE以下 検索結果の整数部分の値をint値にしたもの
上記以外 SQLExceptionを投入
DECIMAL NULL 0
Integer.MIN_VALUE以上かつInteger.MAX_VALUE以下 検索結果の整数部分の値をint値にしたもの
上記以外 SQLExceptionを投入
BOOLEAN NULL 0
true 1
false 0
その他 SQLExceptionを投入

(凡例) −:該当しません。

注※ DatabaseMetadataから生成したResultsetの場合,BOOLEAN型データが存在します。


【発生する例外】
次の場合,SQLExceptionを投入します。
  • このResultSetオブジェクトがcloseされている場合
    このResultSetオブジェクトを生成したStatementをcloseしたことによって,このドライバがResultSetをcloseした場合を含みます。
  • このResultSetオブジェクトを生成したStatementを作成したConnectionがcloseされている場合
  • トランザクションの決着によってResultSetが無効になった場合
  • 存在しない列番号が指定されている場合
  • このメソッドでは取得できないデータ型の場合
  • 列の値がintとして取得できない場合
  • JDBCドライバ内でエラーが発生した場合
(ao) getInt(String columnName)

【機能】
このResultSetオブジェクトの現在行にある指定された列の値を,Javaプログラミング言語のintとして取得します。
HiRDBのデータ型による検索結果と戻り値の関係については,「(an)getInt(int columnIndex)」の【機能詳細】を参照してください。

【形式】
 
public synchronized int getInt(String columnName) throws SQLException
 

【引数】
String columnName:
列名

【戻り値】
列値(値がNULL値の場合はnullを返します)

【発生する例外】
次の場合,SQLExceptionを投入します。
  • このResultSetオブジェクトがcloseされている場合
    このResultSetオブジェクトを生成したStatementをcloseしたことによって,このドライバがResultSetをcloseした場合を含みます。
  • このResultSetオブジェクトを生成したStatementを作成したConnectionがcloseされている場合
  • トランザクションの決着によってResultSetが無効になった場合
  • 存在しない列名が指定されている場合
  • このメソッドでは取得できないデータ型の場合
  • 列の値がintとして取得できない場合
  • JDBCドライバ内でエラーが発生した場合
(ap) getLong(int columnIndex)

【機能】
このResultSetオブジェクトの現在行にある指定された列の値を,Javaプログラミング言語のlongとして取得します。

【形式】
 
public synchronized long getLong(int columnIndex) throws SQLException
 

【引数】
int columnIndex:
列番号

【戻り値】
列値(値がNULL値の場合はnullを返します)

【機能詳細】
このResultSetオブジェクトの現在行にある指定された列の値を,Javaプログラミング言語のlongとして取得します。
HiRDBのデータ型による検索結果と戻り値の関係を次に示します。
HiRDBのデータ型 検索結果 戻り値
[M|N][VAR]CHAR NULL 0
[半角空白]整数の文字列表現,又は10進数の文字列表現かつ15文字以内[半角空白] 検索結果の整数部分の値をlong値にしたもの
[半角空白]整数の文字列表現,又は10進数の文字列表現であり,16文字以上,又は浮動小数点の文字列表現[半角空白]であり,かつLong.MIN_VALUE以上,Long.MAX_VALUE以下 検索結果の整数部分の値をlong値にしたもの
[半角空白]整数の文字列表現,又は10進数の文字列表現であり16文字以上,又は浮動小数点の文字列表現[半角空白]であり,かつLong.MAX_VALUEより大きいかLong.MIN_VALUEより小さい SQLExceptionを投入
[半角空白]-Infinity[半角空白] SQLExceptionを投入
[半角空白][+]Infinity[半角空白] SQLExceptionを投入
[半角空白][+|-]NaN[半角空白] SQLExceptionを投入
上記以外(double値,又はBigDecimalオブジェクトにできない) SQLExceptionを投入
SMALLINT NULL 0
上記以外 検索結果をlong値にしたもの
INTEGER NULL 0
上記以外 検索結果をlong値にしたもの
REAL NULL 0
Infinity SQLExceptionを投入
-Infinity SQLExceptionを投入
NaN SQLExceptionを投入
Long.MIN_VALUE以上かつ,Long.MAX_VALUE以下 検索結果の整数部分の値をlong値にしたもの
上記以外 SQLExceptionを投入
FLOAT NULL 0
Infinity SQLExceptionを投入
-Infinity SQLExceptionを投入
NaN SQLExceptionを投入
Long.MIN_VALUE以上かつ,Long.MAX_VALUE以下 検索結果の整数部分の値をlong値にしたもの
上記以外 SQLExceptionを投入
DECIMAL NULL 0
Long.MIN_VALUE以上かつLong.MAX_VALUE以下 検索結果の整数部分の値をlong値にしたもの
BINARYBLOB NULL 0
0長データ 0
1バイト以上 最大8バイトまでをリトルエンディアン形式でlong値にしたもの
BOOLEAN NULL 0
true 1
false 0
その他 SQLExceptionを投入

(凡例) −:該当しません。

注※ DatabaseMetadataから生成したResultsetの場合,BOOLEAN型データが存在します。


【発生する例外】
次の場合,SQLExceptionを投入します。
  • このResultSetオブジェクトがcloseされている場合
    このResultSetオブジェクトを生成したStatementをcloseしたことによって,このドライバがResultSetをcloseした場合を含みます。
  • このResultSetオブジェクトを生成したStatementを作成したConnectionがcloseされている場合
  • トランザクションの決着によってResultSetが無効になった場合
  • 存在しない列番号が指定されている場合
  • このメソッドでは取得できないデータ型の場合
  • 列の値がlongとして取得できない場合
  • JDBCドライバ内でエラーが発生した場合
(aq) getLong(String columnName)

【機能】
このResultSetオブジェクトの現在行にある指定された列の値を,Javaプログラミング言語のlongとして取得します。
HiRDBのデータ型による検索結果と戻り値の関係については,「(ap)getLong(int columnIndex)」の【機能詳細】を参照してください。

【形式】
 
public synchronized long getLong(String columnName) throws SQLException
 

【引数】
String columnName:
列名

【戻り値】
列値(値がNULL値の場合はnullを返します)

【発生する例外】
次の場合,SQLExceptionを投入します。
  • このResultSetオブジェクトがcloseされている場合
    このResultSetオブジェクトを生成したStatementをcloseしたことによって,このドライバがResultSetをcloseした場合を含みます。
  • このResultSetオブジェクトを生成したStatementを作成したConnectionがcloseされている場合
  • トランザクションの決着によってResultSetが無効になった場合
  • 存在しない列名が指定されている場合
  • このメソッドでは取得できないデータ型の場合
  • 列の値がlongとして取得できない場合
  • JDBCドライバ内でエラーが発生した場合
(ar) getMetaData()

【機能】
このResultSetオブジェクトのメタ情報を表すResultSetMetaDataを返します。

【形式】
 
public synchronized ResultSetMetaData getMetaData() throws SQLException
 

【引数】
なし。

【戻り値】
このResultSetオブジェクトのメタ情報を,ResultSetMetaDataオブジェクトで返します。

【発生する例外】
次の場合,SQLExceptionを投入します。
  • このResultSetオブジェクトがcloseされている場合
    このResultSetオブジェクトを生成したStatementをcloseしたことによって,このドライバがResultSetをcloseした場合を含みます。
  • このResultSetオブジェクトを生成したStatementを作成したConnectionがcloseされている場合
  • トランザクションの決着によってResultSetが無効になった場合
(as) getObject(int columnIndex)

【機能】
このResultSetオブジェクトの現在行にある指定された列の値を,Javaプログラミング言語のObjectとして取得します。

【形式】
 
public synchronized Object getObject (int columnIndex) throws SQLException
 

【引数】
int columnIndex:
列番号

【戻り値】
列の値をJavaオブジェクトとして返します。
Javaオブジェクトの型は,JDBC仕様で指定されている組み込み型のマッピングに従って,列のSQL型に対応するデフォルトのJavaオブジェクトの型になります。値がNULL値の場合,nullを返します。

【機能詳細】
このResultSetオブジェクトの現在行にある指定された列の値を,Javaプログラミング言語のObjectとして取得します。
HiRDBのデータ型による検索結果と戻り値の関係を次に示します。
HiRDBのデータ型 検索結果 戻り値
[M|N][VAR]CHAR NULL null
上記以外 検索結果
SMALLINT NULL null
上記以外 検索結果で生成したIntegerオブジェクト
INTEGER NULL null
上記以外 検索結果で生成したIntegerオブジェクト
REAL NULL null
上記以外 検索結果で生成したFloatオブジェクト
FLOAT NULL null
上記以外 検索結果で生成したDoubleオブジェクト
DECIMAL NULL null
上記以外 検索結果
DATE NULL null
上記以外 検索結果で生成したjava.sql.Dateオブジェクト
TIME NULL null
上記以外 検索結果で生成したjava.sql.Timeオブジェクト
TIMESTAMP NULL null
上記以外 検索結果で生成したjava.sql.Timestampオブジェクト
BINARYBLOB NULL null
上記以外 検索結果
BOOLEAN NULL null
NULL以外 検索結果で生成したBooleanオブジェクト

注※ DatabaseMetadataから生成したResultsetの場合,BOOLEAN型データが存在します。


【発生する例外】
次の場合,SQLExceptionを投入します。
  • このResultSetオブジェクトがcloseされている場合
    このResultSetオブジェクトを生成したStatementをcloseしたことによって,このドライバがResultSetをcloseした場合を含みます。
  • このResultSetオブジェクトを生成したStatementを作成したConnectionがcloseされている場合
  • トランザクションの決着によってResultSetが無効になった場合
  • 存在しない列番号が指定されている場合
  • JDBCドライバ内でエラーが発生した場合
(at) getObject(String columnName)

【機能】
このResultSetオブジェクトの現在行にある指定された列の値を,Javaプログラミング言語のObjectとして取得します。
HiRDBのデータ型による検索結果と戻り値の関係については,「(as)getObject(int columnIndex)」の【機能詳細】を参照してください。

【形式】
 
public synchronized Object getObject (String columnName) throws SQLException
 

【引数】
String columnName:
列名

【戻り値】
列の値をJavaオブジェクトとして返します。
Javaオブジェクトの型は,JDBC仕様で指定されている組み込み型のマッピングに従って,列のSQL型に対応するデフォルトのJavaオブジェクトの型になります。値がの場合,nullを返します。

【発生する例外】
次の場合,SQLExceptionを投入します。
  • このResultSetオブジェクトがcloseされている場合
    このResultSetオブジェクトを生成したStatementをcloseしたことによって,このドライバがResultSetをcloseした場合を含みます。
  • このResultSetオブジェクトを生成したStatementを作成したConnectionがcloseされている場合
  • トランザクションの決着によってResultSetが無効になった場合
  • 存在しない列名が指定されている場合
  • JDBCドライバ内でエラーが発生した場合
(au) getRow()

【機能】
現在の行の番号を取得します。最初の行が1,2番目は2となります。先頭行の前又は最終行の後ろの場合は0となります。
最大検索行数が2147483647を超える場合,2147483647を返します。

【形式】
 
public synchronized int getRow() throws SQLException
 

【引数】
なし。

【戻り値】
現在の行番号(現在の行がInteger.MAX_VALUEより大きい場合はInteger.MAX_VALUEを返します)

【発生する例外】
次の場合,SQLExceptionを投入します。
  • このResultSetオブジェクトがcloseされている場合
    このResultSetオブジェクトを生成したStatementをcloseしたことによって,このドライバがResultSetをcloseした場合を含みます。
  • このResultSetオブジェクトを生成したStatementを作成したConnectionがcloseされている場合
  • トランザクションの決着によってResultSetが無効になった場合
  • データベースアクセスでエラーが発生した場合
(av) getShort(int columnIndex)

【機能】
このResultSetオブジェクトの現在行にある指定された列の値を,Javaプログラミング言語のshortとして取得します。

【形式】
 
public synchronized short getShort(int columnIndex) throws SQLException
 

【引数】
int columnIndex:
列番号

【戻り値】
列値(値がNULL値の場合は0を返します)

【機能詳細】
このResultSetオブジェクトの現在行にある指定された列の値を,Javaプログラミング言語のshortとして取得します。
HiRDBのデータ型による検索結果と戻り値の関係を次に示します。
HiRDBのデータ型 検索結果 戻り値
[M|N][VAR]CHAR NULL 0
[半角空白]整数の文字列表現,10進数の文字列表現,又は浮動小数点数の文字列表現[半角空白]であり,かつShort.MIN_VALUE以上,Short.MAX_VALUE以下 検索結果の整数部分の値をshort値にしたもの
[半角空白]整数の文字列表現,10進数の文字列表現,又は浮動小数点数の文字列表現[半角空白]であり,かつShort.MAX_VALUEより大きいかShort.MIN_VALUEより小さい SQLExceptionを投入
[半角空白]-Infinity[半角空白] SQLExceptionを投入
[半角空白][+]Infinity[半角空白] SQLExceptionを投入
[半角空白][+|-]NaN[半角空白] SQLExceptionを投入
上記以外(double値にできない) SQLExceptionを投入
SMALLINT NULL 0
上記以外 検索結果
INTEGER NULL 0
Short.MIN_VALUE以上かつ,Short.MAX_VALUE以下 検索結果をshort値にしたもの
上記以外 SQLExceptionを投入
REAL NULL 0
Infinity SQLExceptionを投入
-Infinity SQLExceptionを投入
NaN SQLExceptionを投入
Short.MIN_VALUE以上かつ,Short.MAX_VALUE以下 検索結果の整数部分の値をshort値にしたもの
上記以外 SQLExceptionを投入
FLOAT NULL 0
Infinity SQLExceptionを投入
-Infinity SQLExceptionを投入
NaN SQLExceptionを投入
Short.MIN_VALUE以上かつ,Short.MAX_VALUE以下 検索結果の整数部分の値をshort値にしたもの
上記以外 SQLExceptionを投入
DECIMAL NULL 0
Short.MIN_VALUE以上かつShort.MAX_VALUE以下 検索結果の整数部分の値をshort値にしたもの
上記以外 SQLExceptionを投入
BOOLEAN NULL 0
true 1
false 0
その他 SQLExceptionを投入

(凡例) −:該当しません。

注※ DatabaseMetadataから生成したResultsetの場合,BOOLEAN型データが存在します。


【発生する例外】
次の場合,SQLExceptionを投入します。
  • このResultSetオブジェクトがcloseされている場合
    このResultSetオブジェクトを生成したStatementをcloseしたことによって,このドライバがResultSetをcloseした場合を含みます。
  • このResultSetオブジェクトを生成したStatementを作成したConnectionがcloseされている場合
  • トランザクションの決着によってResultSetが無効になった場合
  • 存在しない列番号が指定されている場合
  • このメソッドでは取得できないデータ型の場合
  • 列の値がshortとして取得できない場合
  • JDBCドライバ内でエラーが発生した場合
(aw) getShort(String columnName)

【機能】
このResultSetオブジェクトの現在行にある指定された列の値を,Javaプログラミング言語のshortとして取得します。
HiRDBのデータ型による検索結果と戻り値の関係については,「(av)getShort(int columnIndex)」の【機能詳細】を参照してください。

【形式】
 
public synchronized short getShort (String columnName) throws SQLException
 

【引数】
String columnName:
列名

【戻り値】
列値(値がNULL値の場合は0を返します)

【発生する例外】
次の場合,SQLExceptionを投入します。
  • このResultSetオブジェクトがcloseされている場合
    このResultSetオブジェクトを生成したStatementをcloseしたことによって,このドライバがResultSetをcloseした場合を含みます。
  • このResultSetオブジェクトを生成したStatementを作成したConnectionがcloseされている場合
  • トランザクションの決着によってResultSetが無効になった場合
  • 存在しない列名が指定されている場合
  • このメソッドでは取得できないデータ型の場合
  • 列の値がshortとして取得できない場合
  • JDBCドライバ内でエラーが発生した場合
(ax) getStatement()

【機能】
このResultSetオブジェクトを生成したStatementオブジェクトを取得します。
結果集合がDatabaseMetaDataのメソッドで生成された場合は,nullを返します。

【形式】
 
public synchronized Statement getStatement() throws SQLException
 

【引数】
なし。

【戻り値】
このResultSetオブジェクトを生成したStatmentオブジェクト(結果集合がDatabaseMetaDataのメソッドで生成された場合は,nullを返します)

【発生する例外】
次の場合,SQLExceptionを投入します。
  • このResultSetオブジェクトがcloseされている場合
    このResultSetオブジェクトを生成したStatementをcloseしたことによって,このドライバがResultSetをcloseした場合を含みます。
  • このResultSetオブジェクトを生成したStatementを作成したConnectionがcloseされている場合
  • トランザクションの決着によってResultSetが無効になる場合
(ay) getString(int columnIndex)

【機能】
このResultSetオブジェクトの現在行にある指定された列の値を,Javaプログラミング言語のStringとして取得します。

【形式】
 
public synchronized String getString(int columnIndex) throws SQLException
 

【引数】
int columnIndex:
列番号

【戻り値】
列値(値がNULL値の場合,nullを返します)

【機能詳細】
このResultSetオブジェクトの現在行にある指定された列の値を,Javaプログラミング言語のStringとして取得します。
HiRDBのデータ型による検索結果と戻り値の関係を次に示します。
HiRDBのデータ型 検索結果 戻り値
[M|N][VAR]CHAR NULL null
上記以外 検索結果
SMALLINT NULL null
上記以外 検索結果を文字列表現にしたStringオブジェクト
INTEGER NULL null
上記以外 検索結果を文字列表現にしたStringオブジェクト
REAL NULL null
Infinity 文字列"Infinity"のStringオブジェクト
-Infinity 文字列"-Infinity"のStringオブジェクト
NaN 文字列"NaN"のStringオブジェクト
上記以外 検索結果を文字列表現にしたStringオブジェクト
FLOAT NULL null
Infinity 文字列"Infinity"のStringオブジェクト
-Infinity 文字列"-Infinity"のStringオブジェクト
NaN 文字列"NaN"のStringオブジェクト
上記以外 検索結果を文字列表現にしたStringオブジェクト
DECIMAL NULL null
上記以外 検索結果を文字列表現にしたStringオブジェクト
DATE NULL null
上記以外 JdbConvert.convertDate()で取得したyyyy-MM-DD形式の文字列のStringオブジェクト
TIME NULL null
上記以外 hh:mm:ss形式の文字列のStringオブジェクト
TIMESTAMP NULL null
上記以外 yyyy-MM-DD△hh:mm:ss[.ffffff]形式の文字列のStringオブジェクト
BINARYBLOB NULL null
上記以外 検索結果のStringオブジェクト
BOOLEAN NULL null
true 文字列"true"のStringオブジェクト
false 文字列"false"のStringオブジェクト

注※ DatabaseMetadataから生成したResultsetの場合,BOOLEAN型データが存在します。


【発生する例外】
次の場合,SQLExceptionを投入します。
  • このResultSetオブジェクトがcloseされている場合
    このResultSetオブジェクトを生成したStatementをcloseしたことによって,このドライバがResultSetをcloseした場合を含みます。
  • このResultSetオブジェクトを生成したStatementを作成したConnectionがcloseされている場合
  • トランザクションの決着によってResultSetが無効になった場合
  • 存在しない列番号が指定されている場合
  • エンコードに失敗した場合
  • このメソッドでは取得できないデータ型の場合
  • JDBCドライバ内でエラーが発生した場合
(az) getString(String columnName)

【機能】
このResultSetオブジェクトの現在行にある指定された列の値を,Javaプログラミング言語のStringとして取得します。
HiRDBのデータ型による検索結果と戻り値の関係については,「(ay)getString(int columnIndex)」の【機能詳細】を参照してください。

【形式】
 
public synchronized String getString(String columnName) throws SQLException
 

【引数】
String columnName:
列名

【戻り値】
列値(値がNULL値の場合,nullを返します)

【発生する例外】
次の場合,SQLExceptionを投入します。
  • このResultSetオブジェクトがcloseされている場合
    このResultSetオブジェクトを生成したStatementをcloseしたことによって,このドライバがResultSetをcloseした場合を含みます。
  • このResultSetオブジェクトを生成したStatementを作成したConnectionがcloseされている場合
  • トランザクションの決着によってResultSetが無効になった場合
  • 存在しない列名が指定されている場合
  • エンコードに失敗した場合
  • このメソッドでは取得できないデータ型の場合
  • JDBCドライバ内でエラーが発生した場合
(ba) getTime(int columnIndex)

【機能】
このResultSetオブジェクトの現在行にある指定された列の値を,java.sql.Timeとして取得します。

【形式】
 
public synchronized java.sql.Time getTime(int columnIndex) throws SQLException
 

【引数】
int columnIndex:
列番号

【戻り値】
列値(値がNULL値の場合,nullを返します)

【機能詳細】
このResultSetオブジェクトの現在行にある指定された列の値を,java.sql.Timeとして取得します。
HiRDBのデータ型による検索結果と戻り値の関係を次に示します。
HiRDBのデータ型 検索結果 戻り値
[M|N][VAR]CHAR NULL null
[半角空白]時刻形式[半角空白] 検索結果の前後の半角空白を取り除きjava.sql.Timeオブジェクトにしたもの
上記以外 SQLExceptionを返します
TIME NULL null
上記以外 検索結果をjava.sql.Timeオブジェクトにしたもの
TIMESTAMP NULL null
上記以外 検索結果をjava.sql.Timeオブジェクトにしたもの
その他 SQLExceptionを返します

(凡例) −:該当しません。


【発生する例外】
次の場合,SQLExceptionを投入します。
  • このResultSetオブジェクトがcloseされている場合
    このResultSetオブジェクトを生成したStatementをcloseしたことによって,このドライバがResultSetをcloseした場合を含みます。
  • このResultSetオブジェクトを生成したStatementを作成したConnectionがcloseされている場合
  • トランザクションの決着によってResultSetが無効になった場合
  • 存在しない列番号が指定されている場合
  • このメソッドでは取得できないデータ型の場合
  • 列の値がjava.sql.Timeとして取得できない場合
  • JDBCドライバ内でエラーが発生した場合
(bb) getTime(int columnIndex, Calendar cal)

【機能】
このResultSetオブジェクトの現在行にある指定された列の値を,java.sql.Timeオブジェクトとして取得します。このメソッドは指定されたカレンダーを使って時刻に適切なミリ秒値を作成します。

【形式】
 
public synchronized java.sql.Time getTime (int columnIndex, Calendar cal) throws SQLException
 

【引数】
int columnIndex:
列番号
Calendar cal:
データベースに格納されている値のタイムゾーンが設定されたカレンダー

【戻り値】
列値(値がNULL値の場合,nullを返します)
HiRDBのデータ型による検索結果と戻り値の関係については,「(ba)getTime(int columnIndex)」の【機能詳細】を参照してください。

【発生する例外】
次の場合,SQLExceptionを投入します。
  • このResultSetオブジェクトがcloseされている場合
    このResultSetオブジェクトを生成したStatementをcloseしたことによって,このドライバがResultSetをcloseした場合を含みます。
  • このResultSetオブジェクトを生成したStatementを作成したConnectionがcloseされている場合
  • トランザクションの決着によってResultSetが無効になった場合
  • 存在しない列番号が指定されている場合
  • このメソッドでは取得できないデータ型の場合
  • 列の値がjava.sql.Timeとして取得できない場合
  • JDBCドライバ内でエラーが発生した場合
(bc) getTime(String columnName)

【機能】
このResultSetオブジェクトの現在行にある指定された列の値を,java.sql.Timeオブジェクトとして取得します。
HiRDBのデータ型による検索結果と戻り値の関係については,「(ba)getTime(int columnIndex)」の【機能詳細】を参照してください。

【形式】
 
public synchronized java.sql.Time getTime (String columnName) throws SQLException
 

【引数】
String columnName:
列名

【戻り値】
列値(値がNULL値の場合,nullを返します)

【発生する例外】
次の場合,SQLExceptionを投入します。
  • このResultSetオブジェクトがcloseされている場合
    このResultSetオブジェクトを生成したStatementをcloseしたことによって,このドライバがResultSetをcloseした場合を含みます。
  • このResultSetオブジェクトを生成したStatementを作成したConnectionがcloseされている場合
  • トランザクションの決着によってResultSetが無効になった場合
  • 存在しない列名が指定されている場合
  • このメソッドでは取得できないデータ型の場合
  • 列の値がjava.sql.Timeとして取得できない場合
  • JDBCドライバ内でエラーが発生した場合
(bd) getTime(String columnName, Calendar cal)

【機能】
このResultSetオブジェクトの現在行にある指定された列の値を,java.sql.Timeオブジェクトとして取得します。このメソッドは指定されたカレンダーを使って時刻に適切なミリ秒値を作成します。
HiRDBのデータ型による検索結果と戻り値の関係については,「(ba)getTime(int columnIndex)」の【機能詳細】を参照してください。

【形式】
 
public synchronized java.sql.Time getTime (String columnName, Calendar cal) throws SQLException
 

【引数】
String columnName:
列名
Calendar cal:
データベースに格納されている値のタイムゾーンが設定されたカレンダー

【戻り値】
列値(値がNULL値の場合,nullを返します)

【発生する例外】
次の場合,SQLExceptionを投入します。
  • このResultSetオブジェクトがcloseされている場合
    このResultSetオブジェクトを生成したStatementをcloseしたことによって,このドライバがResultSetをcloseした場合を含みます。
  • このResultSetオブジェクトを生成したStatementを作成したConnectionがcloseされている場合
  • トランザクションの決着によってResultSetが無効になった場合
  • 存在しない列名が指定されている場合
  • このメソッドでは取得できないデータ型の場合
  • 列の値がjava.sql.Timeとして取得できない場合
  • JDBCドライバ内でエラーが発生した場合
(be) getTimestamp(int columnIndex)

【機能】
このResultSetオブジェクトの現在行にある指定された列の値を,java.sql.Timestampオブジェクトとして取得します。

【形式】
 
public synchronized java.sql.Timestamp getTimestamp (int columnIndex) throws SQLException
 

【引数】
int columnIndex:
列番号

【戻り値】
列値(値がNULL値の場合,nullを返します)

【機能詳細】
このResultSetオブジェクトの現在行にある指定された列の値を,java.sql.Timestampオブジェクトとして取得します。
HiRDBのデータ型による検索結果と戻り値の関係を次に示します。
HiRDBのデータ型 検索結果 戻り値
[M|N][VAR]CHAR NULL null
[半角空白]時刻印形式[半角空白] 検索結果の前後の半角空白を取り除きjava.sql.Timestampオブジェクトにしたもの
上記以外 SQLExceptionを投入
DATE NULL null
上記以外 検索結果をjava.sql.Timestampオブジェクトにしたもの
TIMESTAMP NULL null
上記以外 検索結果をjava.sql.Timestampオブジェクトにしたもの
その他 SQLExceptionを投入

(凡例) −:該当しません。


【発生する例外】
次の場合,SQLExceptionを投入します。
  • このResultSetオブジェクトがcloseされている場合
    このResultSetオブジェクトを生成したStatementをcloseしたことによって,このドライバがResultSetをcloseした場合を含みます。
  • このResultSetオブジェクトを生成したStatementを作成したConnectionがcloseされている場合
  • トランザクションの決着によってResultSetが無効になった場合
  • 存在しない列番号が指定されている場合
  • このメソッドでは取得できないデータ型の場合
  • 列の値がjava.sql.Timestampとして取得できない場合
  • JDBCドライバ内でエラーが発生した場合
(bf) getTimestamp(int columnIndex, Calendar cal)

【機能】
このResultSetオブジェクトの現在行にある指定された列の値を,java.sql.Timestampオブジェクトとして取得します。このメソッドは指定されたカレンダーを使ってタイムスタンプに適切なミリ秒値を作成します。
HiRDBのデータ型による検索結果と戻り値の関係については,「(be)getTimestamp(int columnIndex)」の【機能詳細】を参照してください。

【形式】
 
public synchronized java.sql.Timestamp getTimestamp (int columnIndex, Calendar cal) throws SQLException
 

【引数】
int columnIndex:
列番号
Calendar cal:
データベースに格納されている値のタイムゾーンが設定されたカレンダー

【戻り値】
列値(値がNULL値の場合,nullを返します)

【発生する例外】
次の場合,SQLExceptionを投入します。
  • このResultSetオブジェクトがcloseされている場合
    このResultSetオブジェクトを生成したStatementをcloseしたことによって,このドライバがResultSetをcloseした場合を含みます。
  • このResultSetオブジェクトを生成したStatementを作成したConnectionがcloseされている場合
  • トランザクションの決着によってResultSetが無効になった場合
  • 存在しない列番号が指定されている場合
  • このメソッドでは取得できないデータ型の場合
  • 列の値がjava.sql.Timestampとして取得できない場合
  • JDBCドライバ内でエラーが発生した場合
(bg) getTimestamp(String columnName)

【機能】
このResultSetオブジェクトの現在行にある指定された列の値を,java.sql.Timestampオブジェクトとして取得します。
HiRDBのデータ型による検索結果と戻り値の関係については,「(be)getTimestamp(int columnIndex)」の【機能詳細】を参照してください。

【形式】
 
public synchronized java.sql.Timestamp getTimestamp (String columnName) throws SQLException
 

【引数】
String columnName:
列名

【戻り値】
列値(値がNULL値の場合,nullを返します)

【発生する例外】
次の場合,SQLExceptionを投入します。
  • このResultSetオブジェクトがcloseされている場合
    このResultSetオブジェクトを生成したStatementをcloseしたことによって,このドライバがResultSetをcloseした場合を含みます。
  • このResultSetオブジェクトを生成したStatementを作成したConnectionがcloseされている場合
  • トランザクションの決着によってResultSetが無効になった場合
  • 存在しない列名が指定されている場合
  • このメソッドでは取得できないデータ型の場合
  • 列の値がjava.sql.Timestampとして取得できない場合
  • JDBCドライバ内でエラーが発生した場合
(bh) getTimestamp(String columnName, Calendar cal)

【機能】
このResultSetオブジェクトの現在行にある指定された列の値を,java.sql.Timestampオブジェクトとして取得します。このメソッドは指定されたカレンダーを使ってタイムスタンプに適切なミリ秒値を作成します。
HiRDBのデータ型による検索結果と戻り値の関係については,「(be)getTimestamp(int columnIndex)」の【機能詳細】を参照してください。

【形式】
 
public synchronized java.sql.Timestamp getTimestamp (String columnName, Calendar cal) throws SQLException
 

【引数】
String columnName:
列名
Calendar cal:
データベースに格納されている値のタイムゾーンが設定されたカレンダー

【戻り値】
列値(値がNULL値の場合,nullを返します)

【発生する例外】
次の場合,SQLExceptionを投入します。
  • このResultSetオブジェクトがcloseされている場合
    このResultSetオブジェクトを生成したStatementをcloseしたことによって,このドライバがResultSetをcloseした場合を含みます。
  • このResultSetオブジェクトを生成したStatementを作成したConnectionがcloseされている場合
  • トランザクションの決着によってResultSetが無効になった場合
  • 存在しない列名が指定されている場合
  • このメソッドでは取得できないデータ型の場合
  • 列の値がjava.sql.Timestampとして取得できない場合
  • JDBCドライバ内でエラーが発生した場合
(bi) getType()

【機能】
このResultSetオブジェクトの型を返します。ResultSet.TYPE_FORWARD_ONLY又はResultSet.TYPE_SCROLL_INSENSITIVEを返します。

【形式】
 
public synchronized int getType() throws SQLException
 

【引数】
なし。

【戻り値】
ResultSet.TYPE_FORWARD_ONLY:
カーソルが順方向にだけ移動できます。
ResultSet.TYPE_SCROLL_INSENSITIVE:
カーソルがスクロールできますが,値の変更は反映されません。
ResultSet.TYPE_SCROLL_SENSITIVE:
カーソルはスクロールでき,値の変更が反映されます。

【発生する例外】
次の場合,SQLExceptionを投入します。
  • このResultSetオブジェクトがcloseされている場合
    このResultSetオブジェクトを生成したStatementをcloseしたことによって,このドライバがResultSetをcloseした場合を含みます。
  • このResultSetオブジェクトを生成したStatementを作成したConnectionがcloseされている場合
  • トランザクションの決着によってResultSetが無効になる場合
(bj) getWarnings()

【機能】
このResultSetオブジェクトに関する呼び出しによって報告される,最初の警告を取得します。二つ以上の警告がある場合,後続の警告は最初の警告にチェーンされ,直前に取得された警告のSQLWarning.getNextWarningメソッドを呼び出すことによって取得されます。

【形式】
 
public synchronized SQLWarning getWarnings() throws SQLException
 

【引数】
なし。

【戻り値】
最初のSQLWarningオブジェクト(ない場合はnullを返します)

【発生する例外】
次の場合,SQLExceptionを投入します。
  • このResultSetオブジェクトがcloseされている場合
    このResultSetオブジェクトを生成したStatementをcloseしたことによって,このドライバがResultSetをcloseした場合を含みます。
  • このResultSetオブジェクトを生成したStatementを作成したConnectionがcloseされている場合
  • トランザクションの決着によってResultSetが無効になった場合
(bk) isAfterLast()

【機能】
カーソルが,このResultSetオブジェクト内の最終行の後ろにあるかどうかを取得します。

【形式】
 
public synchronized boolean isAfterLast() throws SQLException
 

【引数】
なし。

【戻り値】
カーソルが最終行の後ろにある場合はtrue,最終行の後ろにない場合,又は結果集合の行数が0行の場合はfalseを返します。

【発生する例外】
次の場合,SQLExceptionを投入します。
  • このResultSetオブジェクトがcloseされている場合
    このResultSetオブジェクトを生成したStatementをcloseしたことによって,このドライバがResultSetをcloseした場合を含みます。
  • このResultSetオブジェクトを生成したStatementを作成したConnectionがcloseされている場合
  • トランザクションの決着によってResultSetが無効になった場合
  • データベースアクセスでエラーが発生した場合
(bl) isBeforeFirst()

【機能】
カーソルが,このResultSetオブジェクト内の先頭行の前にあるかどうかを取得します。

【形式】
 
public synchronized boolean isBeforeFirst() throws SQLException
 

【引数】
なし。

【戻り値】
カーソルが先頭行の前にある場合はtrue,先頭行の前にない場合,又は結果集合の行数が0行の場合はfalseを返します。

【発生する例外】
次の場合,SQLExceptionを投入します。
  • このResultSetオブジェクトがcloseされている場合
    このResultSetオブジェクトを生成したStatementをcloseしたことによって,このドライバがResultSetをcloseした場合を含みます。
  • このResultSetオブジェクトを生成したStatementを作成したConnectionがcloseされている場合
  • トランザクションの決着によってResultSetが無効になった場合
  • データベースアクセスでエラーが発生した場合
(bm) isFirst()

【機能】
カーソルが,このResultSetオブジェクト内の先頭行にあるかどうかを取得します。

【形式】
 
public synchronized boolean isFirst() throws SQLException
 

【引数】
なし。

【戻り値】
カーソルが先頭行にある場合はtrue,そうでない場合はfalseを返します。

【発生する例外】
次の場合,SQLExceptionを投入します。
  • このResultSetオブジェクトがcloseされている場合
    このResultSetオブジェクトを生成したStatementをcloseしたことによって,このドライバがResultSetをcloseした場合を含みます。
  • このResultSetオブジェクトを生成したStatementを作成したConnectionがcloseされている場合
  • トランザクションの決着によってResultSetが無効になった場合
  • データベースアクセスでエラーが発生した場合
(bn) isLast()

【機能】
カーソルが,このResultSetオブジェクトの最終行にあるかどうかを取得します。

【形式】
 
public synchronized boolean isLast() throws SQLException
 

【引数】
なし。

【戻り値】
カーソルが最終行にある場合はtrue,そうでない場合はfalseを返します。

【発生する例外】
次の場合,SQLExceptionを投入します。
  • このResultSetオブジェクトがcloseされている場合
    このResultSetオブジェクトを生成したStatementをcloseしたことによって,このドライバがResultSetをcloseした場合を含みます。
  • このResultSetオブジェクトを生成したStatementを作成したConnectionがcloseされている場合
  • トランザクションの決着によってResultSetが無効になった場合
  • データベースアクセスでエラーが発生した場合
(bo) last()

【機能】
カーソルを,このResultSetオブジェクトの最終行に移動します。

【形式】
 
public synchronized boolean last() throws SQLException
 

【引数】
なし。

【戻り値】
カーソルが最終行に移動した場合はtrueを,結果集合の行数が0の場合はfalseを返します。

【発生する例外】
次の場合,SQLExceptionを投入します。
  • このResultSetオブジェクトがcloseされている場合
    このResultSetオブジェクトを生成したStatementをcloseしたことによって,このドライバがResultSetをcloseした場合を含みます。
  • このResultSetオブジェクトを生成したStatementを作成したConnectionがcloseされている場合
  • このResultSetオブジェクトの型がTYPE_FORWARD_ONLYの場合
  • トランザクションの決着によってResultSetが無効になった場合
  • データベースアクセスでエラーが発生した場合
(bp) next()

【機能】
カーソルを,現在の位置から次の行に移動します。先頭行の前の場合は先頭行に,最終行の場合は最終行の後ろに移動します。
nextメソッドの最初の呼び出しによって,カーソルがオープンされます。

【形式】
 
public synchronized boolean next() throws SQLException
 

【引数】
なし。

【戻り値】
このメソッド呼び出し後のカーソル位置が先頭行の前,又は最終行の後ろの場合はfalse,そうでない場合はtrueを返します。

【発生する例外】
次の場合,SQLExceptionを投入します。
  • このResultSetオブジェクトがcloseされている場合
    このResultSetオブジェクトを生成したStatementをcloseしたことによって,このドライバがResultSetをcloseした場合を含みます。
  • このResultSetオブジェクトを生成したStatementを作成したConnectionがcloseされている場合
  • トランザクションの決着によってResultSetが無効になった場合
  • データベースアクセスでエラーが発生した場合
(bq) previous()

【機能】
カーソルを,このResultSetオブジェクト内の一つ前の行に移動します。

【形式】
 
public synchronized boolean previous() throws SQLException
 

【引数】
なし。

【戻り値】
このメソッド呼び出し後のカーソル位置が先頭行の前の場合はfalse,そうでない場合はtrueを返します。

【発生する例外】
次の場合,SQLExceptionを投入します。
  • このResultSetオブジェクトがcloseされている場合
    このResultSetオブジェクトを生成したStatementをcloseしたことによって,このドライバがResultSetをcloseした場合を含みます。
  • このResultSetオブジェクトを生成したStatementを作成したConnectionがcloseされている場合
  • このResultSetオブジェクトの型がTYPE_FORWARD_ONLYの場合
  • トランザクションの決着によってResultSetが無効になった場合
  • データベースアクセスでエラーが発生した場合
(br) relative(int rows)

【機能】
カーソルを,正又は負の相対行数だけ移動します。
正の数はカーソルを順方向に移動し,負の数は逆方向に移動します。

【形式】
 
public synchronized boolean relative(int rows) throws SQLException
 

【引数】
int rows:
現在の行から移動する行数

【戻り値】
このメソッド呼び出し後のカーソル位置が先頭行の前,又は最終行の後ろの場合はfalse,そうでない場合はtrueに返します。

【発生する例外】
次の場合,SQLExceptionを投入します。
  • このResultSetオブジェクトがcloseされている場合
    このResultSetオブジェクトを生成したStatementをcloseしたことによって,このドライバがResultSetをcloseした場合を含みます。
  • このResultSetオブジェクトを生成したStatementを作成したConnectionがcloseされている場合
  • このResultSetオブジェクトの型がTYPE_FORWARD_ONLYの場合
  • 現在の位置が取得できない場合
  • 現在のカーソル位置が有効な行にない場合
  • トランザクションの決着によってResultSetが無効になった場合
  • データベースアクセスでエラーが発生した場合
(bs) setFetchDirection(int direction)

【機能】
このStatementオブジェクトから生成される結果集合の,デフォルトのフェッチ方向を指定します。
ResultSet.FETCH_FORWARDだけ指定できます。

【形式】
 
public synchronized void setFetchDirection(int direction) throws SQLException
 

【引数】
int direction:
デフォルトのフェッチ方向

【戻り値】
なし。

【発生する例外】
次の場合,SQLExceptionを投入します。
  • このStatementオブジェクトがcloseされている場合
  • このStatementオブジェクトを生成したConnectionがcloseされている場合
  • directionにResultSet.FETCH_FORWARD以外が指定された場合
(bt) setFetchSize(int rows)

【機能】
このResultSetオブジェクトのフェッチサイズを設定します。0を指定した場合は,クライアント環境定義に依存します。

【形式】
 
public synchronized void setFetchSize(int rows) throws SQLException
 

【引数】
int rows:
フェッチする行数。設定できる範囲は0〜4096です。

【戻り値】
なし。

【機能詳細】
このResultSetオブジェクトのフェッチサイズを設定します。0を指定した場合は,クライアント環境定義に依存します。
このメソッドによる指定がない場合は,Statementオブジェクトに指定した行数値をヒントとして検索します。Statementオブジェクトに行数値を指定していない,又はStatementオブジェクトから生成したResultSetオブジェクトでない場合は,クライアント環境定義PDBLKFの値をヒントとして検索します。このメソッドで0を指定した場合は,クライアント環境定義PDBLKFの値をヒントとして検索します。その他の注意事項については,「18.4.3(2)(z) setFetchSize(int rows)」を参照してください。

【発生する例外】
次の場合,SQLExceptionを投入します。
  • このResultSetオブジェクトがcloseされている場合
    このResultSetオブジェクトを生成したStatementをcloseしたことによって,このドライバがResultSetをcloseした場合を含みます。
  • このResultSetオブジェクトを生成したStatementを作成したConnectionがcloseされている場合
  • このResultSetオブジェクトの型がTYPE_FORWARD_ONLYの場合
  • 現在の位置が取得できない場合
  • 現在のカーソル位置が有効な行にない場合
  • トランザクションの決着によってResultSetが無効になった場合
  • データベースアクセスでエラーが発生した場合
(bu) wasNull()

【機能】
最後に取得した列の値が,NULL値であるかどうかを通知します。
getXXXメソッドによって値を取得する前は,falseを返します。

【形式】
 
public synchronized boolean wasNull() throws SQLException
 

【引数】
なし。

【戻り値】
最後に取得した列の値がNULL値の場合はtrue,そうでない場合はfalseを返します。

【発生する例外】
次の場合,SQLExceptionを投入します。
  • このResultSetオブジェクトがcloseされている場合
    このResultSetオブジェクトを生成したStatementをcloseしたことによって,このドライバがResultSetをcloseした場合を含みます。
  • このResultSetオブジェクトを生成したStatementを作成したConnectionがcloseされている場合
  • トランザクションの決着によってResultSetが無効になった場合

(3) パッケージ名称及びクラス名称

このインタフェースを実装するパッケージ名称とクラス名称を次に示します。

パッケージ名称:JP.co.Hitachi.soft.HiRDB.JDBC

クラス名称:PrdbResultSet

(4) フィールド

ResultSetインタフェースでサポートするフィールドを次の表に示します。

表18-31 ResultSetインタフェースでサポートするフィールド

フィールド 備考
public static final int FETCH_FORWARD
public static final int FETCH_REVERSE
public static final int FETCH_UNKNOWN
public static final int TYPE_FORWARD_ONLY
public static final int TYPE_SCROLL_INSENSITIVE
public static final int TYPE_SCROLL_SENSITIVE JDBCドライバでは,この値が指定されると,TYPE_SCROLL_INSENSITIVEが指定されたものとみなします。
public static final int CONCUR_READ_ONLY
public static final int CONCUR_UPDATABLE JDBCドライバでは,この値が指定されると,CONCUR_READ_ONLYが指定されたものとみなします。
public static final int HOLD_CURSORS_OVER_COMMIT
public static final int CLOSE_CURSORS_AT_COMMIT

(凡例)
−:特にありません。

(5) 注意事項

(a) getXXXメソッドによる値の取得
(b) マッピング(変換)

検索データ取得時に使用するgetXXXメソッドによってマッピングできるかどうかについては,「18.8.2 検索データ取得時のマッピング」を参照してください。マッピングできないJDBC SQLタイプに対してgetXXXメソッドが呼び出された場合,SQLExceptionを投入します。

(c) setFetchSizeメソッドの指定によるブロック転送機能の利用

18.4.3(4)(a) setFetchSizeメソッドの指定によるブロック転送機能の利用」を参照してください。

(d) 結果セットタイプがResultSet.TYPE_SCROLL_INSENSITIVE,又はResultSet.TYPE_SCROLL_SENSITIVEである場合のメモリ使用量

結果セットタイプがResultSet.TYPE_SCROLL_INSENSITIVE,又はResultSet.TYPE_SCROLL_SENSITIVEである場合,ResultSetインタフェースの次のメソッドを実行するとき,検索結果蓄積用のメモリをJDBCドライバが確保します。

JDBCドライバは,検索結果中のすべての値ごとにメモリオブジェクトを割り当てて蓄積します。値が可変長である場合,メモリオブジェクトは検索データの実サイズに合わせた大きさとなります。

(e) next,absolute,relative,last,及びafterLastメソッド

nextメソッドを実行すると,JDBCドライバは次の表に示すようにデータベースからデータを取得,蓄積します。

表18-32 nextメソッド実行時の,データベースからのデータの取得,蓄積

状態 結果セットタイプ
TYPE_FORWARD_ONLY TYPE_SCROLL_INSENSITIVE,又はTYPE_SCROLL_SENSITIVE
nextメソッドで移動した現在行のデータをJDBCドライバ内に読み込んでいない。 遷移した現在行を接続先のデータベースから取得します。 遷移した現在行を接続先のデータベースから取得し,JDBCドライバのメモリに読み込み,蓄積します。
nextメソッドで移動した現在行のデータをJDBCドライバ内に読み込んでいる。 接続先のデータベースからデータを取得をしません。

absolute,relative,last,及びafterLastメソッドを実行すると,JDBCドライバは次の表に示すようにデータベースからデータを取得,蓄積します。

表18-33 absolute,relative,last,及びafterLastメソッド実行時の,データベースからのデータの取得,蓄積

状態 結果セットタイプが
TYPE_SCROLL_INSENSITIVE,又はTYPE_SCROLL_SENSITIVE
検索結果の先頭行から指定行までに,JDBCドライバが読み込んでいないデータがある。 読み込んでいない行を接続先のデータベースから取得し,JDBCドライバのメモリに蓄積します。
検索結果の先頭行から指定行までに,JDBCドライバが読み込んでいないデータはない。 接続先のデータベースからデータを取得をしません。

結果セットタイプがTYPE_FORWARD_ONLYの場合,SQLExceptionを投入します。

注※
lastメソッド及びafterLastメソッドの場合,先頭行から最終行です。
(f) getAsciiStream,getBinaryStream,getCharacterStream,及びgetUnicodeStreamメソッド

getAsciiStream,getBinaryStream,getCharacterStream,及びgetUnicodeStreamメソッドが返却したオブジェクトは,JDBCドライバが暗黙的にクローズすることはありません。メソッド呼び出し側でcloseメソッドを実行してください。

(g) 検索結果行数

ResultSetオブジェクトがHiRDBサーバから取得できる検索結果の行数を次の表に示します。次の表に示す行以上の検索結果は,JDBCドライバが破棄します。

表18-34 ResultSetオブジェクトがHiRDBサーバから取得できる検索結果の行数

ResultSetオブジェクト 結果セットタイプ
TYPE_SCROLL_INSENSITIVE,又はTYPE_SCROLL_SENSITIVE 左記以外
setMaxRowsメソッドを実行したStatementオブジェクトから生成したResultSetオブジェクト 検索結果行数は,setMaxRowsメソッドで指定した行数です。
上記以外のResultSetオブジェクト 検索結果行数は,setMaxRowsメソッドの上限(2,147,483,647)です。 上限はありません。
(h) ナル既定値について

ナル値の既定値設定機能を使用している場合(クライアント環境定義PDDFLNVALにUSEを指定),検索結果がナル既定値のときの,HiRDBデータ型でのgetXXXXメソッドの戻り値を表18-35及び表18-36に示します。

ナル値の既定値設定機能については,マニュアル「HiRDB Version 8 SQLリファレンス」を参照してください。

wasNullメソッドでは,ナル値の既定値設定機能を使用している場合,戻り値にFALSEを設定します。

なお,DatabaseMetaDataクラスのメソッドで取得したResultSetオブジェクトには,ナル値の既定値設定機能は適用されません。ナル値の既定値設定機能を使用している場合でも,getXXXXメソッドの戻り値にNULLを設定します。

表18-35 検索結果がNULL既定値の場合のHiRDBのデータ型でのgetXXXメソッドの戻り値(1/2)

getXXXメソッド HiRDBデータ型
[M|N][VAR]CHAR BINARY
BLOB
DATE TIME TIMESTAMP
getByte × × × × ×
getShort × × × × ×
getInt × × × × ×
getLong × × × × ×
getFloat × × × × ×
getDouble × × × × ×
getBigDecimal × × × × ×
getBoolean FALSE × × × ×
getString NULL規定値 NULL既定値のStringオブジェクト NULL既定値を変換したyyyy-MM-DD形式の文字列のStringオブジェクト NULL既定値を変換したhh:mm:ss形式の文字列のStringオブジェクト NULL既定値を変換したyyyy-MM-DD△hh:mm:ss[.ffffff]形式の文字列のStringオブジェクト
getBytes NULL規定値をbyte配列にしたもの 同左 × × ×
getDate × × NULL規定値をjava.sql.Dateオブジェクトにしたもの × NULL規定値をjava.sql.Dateオブジェクトにしたもの
getTime × × × NULL既定値をjava.sql.Timeオブジェクトにしたもの 同左
getTimestamp × × NULL既定値をjava.sql.Timestampオブジェクトにしたもの × NULL既定値をjava.sql.Timestampオブジェクトにしたもの
getAsciiStream NULL既定値を格納したInputStreamオブジェクト 同左 × × ×
getBinaryStream × NULL既定値を格納したInputStreamオブジェクト × × ×
getObject NULL規定値 同左 NULL既定値で生成したjava.sql.Dateオブジェクト NULL既定値で生成したjava.sql.Timeオブジェクト NULL既定値で生成したjava.sql.Timestampオブジェクト
getCharacterStream NULL既定値を格納したReaderオブジェクト 同左 × × ×
getArray × × × × ×
getBlob × NULL既定値の値を持つjava.sql.Blobオブジェクト × × ×

(凡例) ×:SQLExceptionを投入します。


表18-36 検索結果がNULL既定値の場合のHiRDBのデータ型でのgetXXXメソッドの戻り値(2/2)

getXXXメソッド JDBC SQLタイプ
SMALLINT INTEGER REAL FLOAT DECIMAL ARRAY
getByte NULL既定値をbyte値にしたもの 同左 同左 同左 同左 ×
getShort NULL既定値 NULL規定値をshort値にしたもの NULL規定値の整数部分の値をshort値にしたもの 同左 同左 ×
getInt NULL規定値をint値にしたもの 同左 NULL規定値の整数部分の値をint値にしたもの 同左 同左 ×
getLong NULL規定値をlong値にしたもの 同左 NULL規定値の整数部分の値をlong値にしたもの 同左 同左 ×
getFloat NULL規定値をfloat値にしたもの 同左 同左 同左 同左 ×
getDouble NULL規定値をdouble値にしたもの 同左 同左 同左 同左 ×
getBigDecimal NULL規定値の値を持つBigDecimalオブジェクト 同左 同左 同左 同左 ×
getBoolean FALSE 同左 同左 同左 同左 ×
getString NULL既定値を文字列表現にしたStringオブジェクト 同左 同左 同左 同左 ×
getBytes × × × × × ×
getDate × × × × × ×
getTime × × × × × ×
getTimestamp × × × × × ×
getAsciiStream × × × × × ×
getBinaryStream × × × × × ×
getObject NULL既定値で生成したIntegerオブジェクト 同左 NULL既定値で生成したFloatオブジェクト NULL既定値で生成したDoubleオブジェクト NULL規定値 NULL既定値で生成したArrayオブジェクト
getCharacterStream × × × × × ×
getArray × × × × × 要素数0のjava.sql.Arrayオブジェクト
getBlob × × × × × ×

(凡例) ×:SQLExceptionを投入します。