スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 UAP開発ガイド
(1) コンストラクタ
(a) HiRDBParameter
- void HiRDBParameter ()
- 説明:HiRDBParameter クラスの新しいインスタンスを初期化します。
- void HiRDBParameter (string, object)
- 引数
- string name:割り当てるパラメタの名前(ParameterNameプロパティ)
- object value:新しいHiRDBParameterオブジェクトの値(Valueプロパティ)
- 説明:パラメタ名とHiRDBParameterオブジェクトの値を指定して,HiRDBParameterクラスの新しいインスタンスを初期化します。
- void HiRDBParameter (string, Hitachi.HiRDB.HiRDBType)
- 引数
- string name:割り当てるパラメタの名前(ParameterNameプロパティ)
- Hitachi.HiRDB.HiRDBType dataType:HiRDBType値の一つ(HiRDBTypeプロパティ)
- 説明:パラメタ名とデータ型を指定して,HiRDBParameterクラスの新しいインスタンスを初期化します。
- void HiRDBParameter (string, Hitachi.HiRDB.HiRDBType, int)
- 引数
- string name:割り当てるパラメタの名前(ParameterNameプロパティ)
- Hitachi.HiRDB.HiRDBType dataType:HiRDBType値の一つ(HiRDBTypeプロパティ)
- int size:パラメタの定義長(Sizeプロパティ)
- 説明:パラメタ名,データ型,及び長さを使用して,HiRDBParameterクラスの新しいインスタンスを初期化します。
- void HiRDBParameter (string, Hitachi.HiRDB.HiRDBType, int, string)
- 引数
- string name:割り当てるパラメタの名前(ParameterNameプロパティ)
- Hitachi.HiRDB.HiRDBType dataType:HiRDBType値の一つ(HiRDBTypeプロパティ)
- int size:パラメタの定義長(Sizeプロパティ)
- string srcColumn:ソース列の名前(SourceColumnプロパティ)
- 説明:パラメタ名,データ型,長さ,及びソース列名を指定して,HiRDBParameterクラスの新しいインスタンスを初期化します。
- void HiRDBParameter (string, Hitachi.HiRDB.HiRDBType, int, System.Data.ParameterDirection, byte, byte, string, System.Data.DataRowVersion, object)
- 引数
- string parameterName:パラメタの名前(ParameterNameプロパティ)
- Hitachi.HiRDB.HiRDBType dataType:HiRDBType値の一つ(HiRDBTypeプロパティ)
- int size:パラメタの定義長(Sizeプロパティ)
- System.Data.ParameterDirection direction:ParameterDirection値の一つ(Directionプロパティ)
- byte precision:Valueを解決するための,小数点の左右の合計けた数(Precisionプロパティ)
- byte scale:Valueを解決するための,小数部のけた数(Scaleプロパティ)
- string srcColumn:ソース列の名前(SourceColumnプロパティ)
- System.Data.DataRowVersion srcVersion:DataRowVersion値の一つ(SourceVersionプロパティ)
- object value:HiRDBParameterの値であるObject(Valueプロパティ)
- 説明:パラメタ名,データ型,長さ,ソース列名,パラメタの方向,数値の精度,及びそのほかのプロパティを指定して,HiRDBParameterクラスの新しいインスタンスを初期化します。
(a) DbType
- 型:System.Data.DbType
- 既定値:DbType.String
- 説明:パラメタのDbTypeを取得又は設定します。設定時には,表16-3に従って,該当するデータタイプをHiRDBTypeプロパティに設定します。
(b) Direction
- 型:System.Data.ParameterDirection
- 既定値:ParameterDirection.Input
- 説明:パラメタが入力専用,出力専用,双方向,又はストアドプロシジャの戻り値パラメタのどれであるかを示す値を取得又は設定します。
(c) HiRDBType
- 型:Hitachi.HiRDB.HiRDBType
- 既定値:HiRDBType.MVarChar
- 説明:HiRDBでのデータタイプを示す列挙体を取得,又は設定します。設定時には,表16-4に従って,該当するデータタイプをDbTypeプロパティに設定します。
- [HiRDBType列挙体]
- Integer,SmallInt,Decimal,Float,SmallFlt,Char,VarChar,NChar,NVarChar, MChar,MVarChar,Date,Time,TimeStamp,IntervalYearToDay,IntervalHourToSecond,Blob,Binary
(d) IsNullable
- 型:bool
- 既定値:true(固定)
- 説明:パラメタがnull値を受け付けるかどうかを示す値を取得します(読み取り専用)。null値を受け付ける場合はtrue,それ以外の場合はfalseとなります。
(e) ParameterName
- 型:string
- 既定値:""
- 説明:HiRDBParameterの名前を取得又は設定します。
(f) Precision
- 型:byte
- 既定値:0
- 説明:DECIMAL型パラメタの定義長の有効けた数(小数部けた数を含む)を取得又は設定します。DECIMAL型のパラメタを使用する場合は,必ず設定してください。
(g) Repetition
- 型:short
- 既定値:1
- 説明:HiRDBでの配列構造を取得又は設定します。1の場合は対象列を非繰返し列,2以上の場合は繰返し列の最大要素数として扱います。
- 型:byte
- 既定値:0
- 説明:DECIMAL型パラメタの定義長の小数部けた数を取得又は設定します。DECIMAL型のパラメタを使用する場合は,必ず設定してください。
- 型:int
- 既定値:0
- 説明:パラメタの定義長を取得又は設定します。固定長(数値型や日時型など)の場合は0を,可変長(文字列型など)の場合はテーブルに格納するバイト数又は列の最大長を設定してください。
- TIMESTAMP(DateTime)の場合は,小数部のけた数となります。
- 注
- Sizeプロパティの設定よりも長い文字列を入力した場合は,Sizeプロパティに設定した長さまでの文字列が格納されます。例外は発生しません。
(j) SourceColumn
- 型:string
- 既定値:""
- 説明:DataSetに割り当てられ,Valueを読み込むとき,又は戻すときに使用されるソース列の名前を取得又は設定します。
(k) SourceColumnNullMapping
- 型:bool
- 既定値:true
- 説明:パラメタに対応するDataTableオブジェクトの列がNULL値を許すかどうかを示す値を取得又は設定します。
(l) SourceVersion
- 型:System.Data.DataRowVersion
- 既定値:DataRowVersion.Default
- 説明:Valueの読み込みに使用するDataRowVersionを取得又は設定します。
- 型:object
- 既定値:null
- 説明:パラメタの値を取得又は設定します。
object Clone ()
- Return
- object:このインスタンスのコピーである新しいオブジェクト
- 説明:現在のインスタンスのコピーである新しいオブジェクトを作成します。
(b) ResetDbType
void ResetDbType ()
- Return:void
- 説明:DbTypeプロパティの値を初期値に戻します。
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