スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 UAP開発ガイド
OLE DBとは,ODBCと同様に,広範囲なデータソースにアクセスするためのAPIです。また,ODBCとは異なり,SQLデータ以外のデータアクセスに適したインタフェースも定義されています。
OLE DB対応アプリケーションプログラムからHiRDBへアクセスする場合,HiRDB OLE DBプロバイダを経由してアクセスします。HiRDB OLE DBプロバイダは,HiRDB/Run Time,及びHiRDB/Developer's Kitに含まれています。
HiRDB/Run Time,又はHiRDB/Developer's Kitのインストール時に,「セットアップタイプ」画面で「標準」を選択するか,又は「カスタム」を選択し,「機能の選択」画面で「HiRDB OLE DBプロバイダ」をチェックすると,HiRDB OLE DBプロバイダがインストールされます。
HiRDB OLE DBプロバイダをインストールすると,次のファイルが作成されます。
HiRDB OLE DBプロバイダは,32ビット版のみサポートしています。
HiRDB OLE DBプロバイダのプロバイダ名(プロバイダプログラムID)は,「HiRDBProvider」です。
プロバイダ名を指定するインタフェース(例えば,ADO(ActiveX Data Object))を使用する場合,connectionオブジェクトのProviderプロバティにこのプロバイダ名を設定することで,HiRDBのOLE DBプロバイダを使用できます。
All Rights Reserved. Copyright (C) 2006, 2016, Hitachi, Ltd.