スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 UAP開発ガイド
ここでは,現行SQLコネクションとして分散RDノードへのSQLコネクションを使用して,リモートデータベースアクセスをする方法を説明します。
現行SQLコネクションとして分散RDノードへのSQLコネクションを使用する場合は,現行RDノードにあるデータベースにだけアクセスできます。
分散RDノードへのSQLコネクションを使用する場合の利点は,リモートデータベースアクセスをするために,既定SQLコネクションを使用する場合のようにRDノード名称による修飾や表別名を使用する必要がないことです。SQL文中には現行RDノードに定義されている表名や手続き名をそのまま指定します。
RDノード指定CONNECT文を実行すると現行SQLコネクションが分散RDノードへのSQLコネクションになるので,すぐに分散RDノードへのSQLコネクションを使用できます。
CONNECT TO RDNODE10 USER :USER2 USING :PSWD2 SELECT ZSURYO INTO :suryou FROM MANAGER.ZAIKO WHERE SCODE='302S'
現行SQLコネクションがアクセスしたい分散RDノードへのSQLコネクションでない場合はSET CONNECTION文で現行SQLコネクションを変更します。SET CONNECTION文を発行する以前に分散RDノードへのSQLコネクションが作成されていなけらばならないことに注意してください。
SET CONNECTION RDNODE10 CALL MANAGER.PROC10(引数指定)
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