スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 UAP開発ガイド

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9.6.2 Javaファイルを統合する場合

Javaファイルを統合する場合の注意事項を次に示します。

  1. Classファイルに対応するJavaプログラムのソースを検索する場合,JavaファイルもClassファイルと同時に統合する必要があります。
  2. JARファイルに統合するJavaファイルは,任意のディレクトリに格納しておきます。
  3. 同一のClassファイル名が複数のパッケージにある場合,Javaファイルを異なるディレクトリに格納することで,それぞれのJavaプログラムのソースを検索できるようになります。例を次に示します。
    (例)
    Classファイルが次のようなパッケージで構成されている場合,pack1.aaa.JStrAAAとpack2.ccc.JStrAAAは,生成されるClassファイル名が同じになります。
    ./pack1/aaa/JstrAAA.class
    ./pack1/bbb/JstrBBB.class
    ./pack2/ccc/JstrAAA.class
     
    Javaファイルは,ディレクトリ構造下で管理する必要はありませんが,同一名のファイルがある場合は同一ディレクトリ下には格納できません。このような場合,次のように格納すれば,同一名のファイルでも格納できます。
    ./src1/JStrAAA.java
    ./src1/JStrBBB.java
    ./src2/JStrAAA.java
     
    なお,この場合,指定したClassファイルに対応するJavaファイルが特定できないため,同一名称のすべてのJavaファイルが検索結果として取得されます。
    例えば,JStrAAA.javaを検索した場合,pack1.aaa.JStrAAA.java,及びpack2.ccc.JStrAAA.javaの両方の情報が取得されます。JStrBBB.javaを検索した場合は,pack1.bbb.JStrBBB.javaの情報が取得されます。