スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 UAP開発ガイド
埋込み型のUAPの構成は,次に示す四つの要素を基本にしています。
SQL文で使用する埋込み変数,及び標識変数を宣言します。
埋込み変数,及び標識変数については,マニュアル「HiRDB Version 8 SQLリファレンス」を参照してください。
HiRDBから返される情報(リターンコード)を受け取るための領域を宣言します。SQL連絡領域は,UAPをプリプロセスすることでソースプログラム中に自動的に展開されるため,UAP内に記述する必要はありません。
SQL連絡領域については,「付録A SQL連絡領域」を参照してください。
SQL実行後,HiRDBから返されるリターンコードによって,UAPが取らなければならない処理をWHENEVER文で宣言します。
なお,WHENEVER文を宣言しなくても,SQL実行後に直接リターンコードを判定すると,特異状態発生時の処理を指定できます。
WHENEVER文の宣言,及びリターンコードの判定については,「3.6 SQLのエラーの判定と処置」を参照してください。
実行するSQL文を指定します。
C言語の記述規則については,「7.2.1 記述規則」を参照してください。また, COBOL言語の記述規則については,「7.3.1 記述規則」を参照してください。
All Rights Reserved. Copyright (C) 2006, 2016, Hitachi, Ltd.